社屋を新しくしてから一気に快進撃を見せるようになった株式会社テレビ朝日。

日本テレビ、フジテレビと社長が交代する中、テレビ朝日も同様に社長を交代させています。

2019年6月から代表取締役社長を務めるのが亀山慶二さんです。

 

1959年1月18日生まれ、還暦の亀山慶二さんは東京都の出身です。

早稲田大学法学部を卒業した亀山さんは、1982年テレビ朝日に入社します。 

亀山さんの名前を世に知らしめたのは、ニュースステーションが終了するタイミングでのこと。

当時ニュースステーションはテレビ朝日が誇る看板番組で、今のように視聴率三冠王を狙えるような状況にありませんでした。その中で高視聴率だったニュースステーションが終わる、そんな時に当時編成制作局長で、テレビ朝日の視聴率三冠王の原動力となった早河洋氏と、当時編成部長だった亀山さんが後任となるキャスターを考えていました。

久米宏さんあってのニュースステーションと匹敵するものを誰が作れるのか、白羽の矢が立ったのが古舘伊知郎さんで、その結果誕生したのが報道ステーションです。

報道ステーションは、ニュースステーションと同じくらいの結果を残すようになり、視聴率三冠王争いの中で欠かせない番組となります。つまり、亀山さんは、視聴率三冠王を陰ながら支えたプレーヤーだったというわけです。 これを受けて、2005年には編成制作局長となり、2009年にはコンテンツビジネス局長、2010年に取締役に就任し、2014年には常務と出世を重ねます。そして、2019年株式会社テレビ朝日の代表取締役社長に就任します。

上司だった早河洋氏に期待され、それを受けて社長になった形の亀山さん。これまで朝日新聞社から来た人物が社長を務め、早河さんの時代からテレビ朝日出身の人が務めるようになり、現状は早河さんの意向を汲む形で経営が行われることになりそうです。 

 

亀山さんの年収ですが、1人当たりの平均的な役員報酬はだいたい2400万円程度とされ、そのあたりの金額をもらうことになりそうです。ただ社長になるため、これよりも若干多くもらえることは間違いなく、3000万円は確実にもらえるか、視聴率で好調なテレビ朝日なので、それに合わせて増額される可能性も考えられます。

他のテレビ局に比べるとやや少ない印象を与えますが、明確にいくらもらっているかはわかりませんが、年収3000万円が1つのベースとなりそうです。資産がいくらかわかりませんが、家や土地などを保有する可能性は高いかもしれません。