噂どおり、明本選手が浦和レッズへ移籍することになりました。
栃木SCとしては、凄まじく痛手となる明本選手の移籍ですが、まあ仕方がないことでしょう。
決まったからには、あーだこーだ言っても始まりません。
浦和でスタメンを勝ち取り、当然に日本代表にも名を連ね、元栃木の明本だと世界を驚かせて来てください。
移籍先がJ1で良かったですよ。
J2チームへの移籍だと素直に喜べませんし、リーグ戦で対戦するのはちょっとね、嫌じゃないですか。
色んな意味で。
この浦和への移籍は、かなり前から噂が出ていました。
浦和からのオファーを蹴って栃木SCへ加入したという話も、本当か嘘かは分かりませんが、シーズン前から多くのサポの間で話されていたことです。
そこに来ての浦和が明本選手を狙っているという噂を耳にしたのは、11月中旬のこと。
出所は不明ですが、これも、知り合いサポさんの間ではかなり話題になっていました。
そこから、12月上旬のアルビレックス新潟とのアウェイ戦で、「浦和が明本にBIGオファーを出した」と、知り合いの新潟サポさんから聞いて、その出所はどこなんだよと問い詰めたくもなりましたが、状況から総合的に判断して、それはかなりの信憑性があるのかなと、そう感じていた次第です。
そこに来て報道でもその話が出たことで、移籍は100%だろうと確信していました。
中には、「漢気を見せて、オファーを蹴って栃木SCに残留してくれる」というような期待を抱くサポさんも多くいましたが、普通に考えても年俸はとんでもないくらいに跳ね上がるでしょうから、短い選手生命を考えれば、それは難しいと思っていました。
ブログ主としては、移籍は既定路線で、明本選手の残留はあり得ないと思っていたので、ショックはありません。
それでも、リリースを見ると、「あぁ、やっぱりか」と、寂しさというか、悔しさというか、何とも表現のしようのない感情が湧き出て来たのは隠し切れないことです。
さてさて、これで前線の補強は絶対条件となります。
明本選手に代わる選手を見つけてオファーを出し、栃木SCに加入して貰わねばなりません。
普通に考えれば、ストーブリーグは戦力を増強させるためにある期間でもあります。
現時点では、戦力ダウンに傾いているのは明白なのですから、ここからどう巻き返すのかが問われます。
J3から個人昇格者を見つけてくるのか、J2から引き抜いて来るのか、J1から借りて来るのか、それとも、未知の外国人選手を連れて来るのか。
何れにしても、明本選手を超える期待値を背負っての加入となれば、それ相応の実績のある選手でないといけません。
前線から激しくプレスを仕掛けられる選手である条件も付されるとなると、厳しいかもしれませんね。
明本選手が移籍するなら、榊選手の契約更新は絶対だったんじゃないのかなぁ。
前線からボールを追う姿は、明本選手にも負けていませんでしたし、何より、結果も出していたじゃないですか。
勿体ない契約満了だったと、ブログ主はずっと考えているのです。
点をコンスタントに獲れる選手の加入、あるはずですから楽しみにしています。
ここ、大事なところですよ。
そんな訳で、栃木SCのストーブリーグは相当に厳しいものになっています。
あくまでも現時点という限定でですが、残念ながら評価することができない状態です。
それにしても浦和レッズ、良い選手に目を付けたなぁ。
塩田選手も持って行かれたし、やっぱり金のあるチームは違うなと、悔しがるしかありません。
人的補償とかないと、田舎の小さいチームには厳しいものがありますよね。
プロ野球と違って、自由に移籍できるところがJリーグの良さなのかもしれませんが、ちょっとね……小さいチームにとっては厳しい仕組みなのかなとも感じたりしています。
移籍がリリースされたことで、モヤモヤが晴れてスッキリしました。
そんなサポさんも多いと思います。
ただ、この明本選手の移籍だけで済むとは思えません。
そこがね、辛いところですよね。
そうなると、栃木SCは本当に辛いものがあります。正直、これ以上の主力流出は嫌です。
噂に出ているDF田代選手の移籍だって、勘弁して欲しいと思っています。
何とか阻止しないと。
ここから挽回して行きましょう。
来シーズンの目標はJ1昇格とか、悪くても過去最高順位の更新とかのはず。
まさかの、降格回避なんてことありませんように。
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