一の鳥居から先は、ただただ、ひたすら石段です。
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登っても登っても、登っても石段です。
それほど段差も大きくなく、登りにくくはないのですが、ひたすらキツイ…
お正月の間に、うちの一番小さな猫一匹分くらい重くなった体が、どんどん重みを増していきます。
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一の鳥居から30分弱、ひたすら登り続けて、山頂まで1km地点まで来た時には、もう、ヘロヘロでした。
たま~に、数メートル平らな場所があったりすると、腿が震えてヨタってしまうくらいヘロヘロです。

この日の目標は、立ち止まらずに登りきる! だったのですが、ここで断念。休憩しました。
それでも一応、意地でベンチには座らずに、立って休憩。
その間にも、後ろから来た人に追い抜かれます。

ほんと、この道は人が多いです。
降りてくる人も、後ろから追い抜いていく人も、ひっきりなしと言っても良いくらい。


数分休憩した後、気合を入れて出発。
再び石段、石段、石段…です。
しかも、ここから先は、なんだか石段の並びも怪しくなって、段差も大きくなってきます。
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そして、この辺りから、急にぐっと気温が下がってきました。
ここまでは、夕方から雪の予報になっているにしては、かなりあったかくて、脱ごうかどうしようか迷ってたウインドブレーカーのファスナーを、慌てて閉めます。

寒さからではなく震える腿に鞭打って、石段を登ること7、8分。
前方に、久しぶりに整然とした階段が見えてきました。噂の百段ガンギです。
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ここまでの石段に比べると、整然と並んでいる分、とっても登りやすい百段ガンギ。ここは気合で一気に登ります。
試しに、きれいな階段の始まりっぽい所から、数えながら登ってみると、なんと、ちょうど‘100’で登りきりました♪ ちょっとラッキーな気分です♪

イメージ 8百段ガンギを登りきった所は、少し大きな広場になっていて、左の奥には閼伽の井、右奥にもなにやら建物跡が。

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そして、石段は更に続きます… が、芭蕉の歌碑の前を通ってひと登り、5分ほどで、中宮跡に到着です。
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鳥居の残骸や、石に残る跡。
破壊される前の姿はどんなだったんでしょうね。
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中宮跡を通り過ぎるとすぐに、女道との分岐、その先に羅漢めぐりとの分岐がありますが、今回は、正面道をひたすら行きます。
山頂まであと0.4kmの標示に、元気復活でガシガシ登っていきます。
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ここから先は、石段と、ちょっとした岩場が交互にやってきますが、ひとつひとつの登りが短くなって、間になだらかな道が挟まるようになるので、気分的に、かなり楽でした。
やっぱり、単調に登り続ける百段ガンギまでが、一番キツかったかも。
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中宮跡から15分ちょっと、意外と広かった袖すり岩をぬけて、
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もじゃもじゃすぎて、いまいちどれが蹄の跡なのか解らなかった馬蹄石を過ぎると、
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前方に見覚えのある階段が!
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ちょっと平衡感覚が解らなくなる感じの急なこの階段を登りきると、上宮。



12:45、駐車場からちょうど2時間で山頂到着です。
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中宮辺りから、強風に乗って白いものが降ってきていたのですが、山頂からの景色は、まさに‘どんより’と背景に文字が見えそうな空模様。
でも、意外と、海の向こうの島までよく見えて、視界は良かったです。
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