昨日のブログでもお話しましたが、イシガメの皮膚病治療で用いる落ち葉水の話です。


カメを冬眠させておる方においては、ずばり冬眠させるときに用いる方法をそのまま用いているわけでありまして、何ら特殊な手法ではございません。



他のイシガメを飼育しておるブロガーさんよりこの方法で治療すると効果的であると教えていただき、それ以来、困ったときはすぐにこの方法を用います、


桜、ドングリの葉っぱは型崩れしにくくてよいということですが、たまたま自分の近くの公園にクスノキがあり、これを拾ってきて、用いております。


それ以来、いろいろ自分で効果の威力や交換の時期、使用する種類等いろいろ検討をしておる途中であります。


特に自分はブログで何度も申しておりますとおり、極力自然に近い状態で飼育することを目標としておりますが、やはり、ヒーター等で温度調節をせず常温でずっと飼育している場合は、イシガメについて言えば、昨日のブログでもご紹介したとおり、ある日突然(特に季節の変わり目になると)、ば~と全身に皮膚病が蔓延する場合があります。


そんな時に、すぐに落ち葉の水に入れてやれば、ゆっくりとではありますが、皮膚病が治っていくわけでありまして、とても便利でありがたいわけであります。


こんな感じで道路や公園におちている枯葉を適当に拾ってきます。





たまたまクスノキが生えておりますので、この葉っぱがほとんどのようです。




ば~と拾ってきてジャ~と水洗いして、ガサ~と水槽に入れて、はい終了です。


数日経過するとバクテリアのチカラで分解され、水が茶色になっていきます。




なお、これらのバクテリアは、好気性なので、エアレーションを行い、酸素を与えてやるとよりよいでしょう。



葉っぱが散らばって嫌だな~と感じられる方は三角コーナーネットに入れて拡散しないようしても良いでしょうが、自分は、この葉っぱ自体もカメの隠れる場所として作用することもあるので、そのまま水の中に投入しております。


罹患している箇所が茶色く染色されておれば、快復しつつあると理解してよいでしょう。


元気に暮らしているこの子たちも、ある日突然皮膚病に罹患するかもしれませんので、油断できません。


この水の交換時期、水換えのタイミング等については、個体の健康状態や水のにおい等で総合的に判断したしたほうがよいでしょう。皮膚病がいつまでたっても治らない場合やとても臭い場合などは、上手にバクテリアが作用していない場合もありますので、水と落ち葉を半分すてて、また新しい水と落ち葉を入れて様子をみてください。


なお、自分はエアレーションを行い、かつ、水槽の中に投入するろ過バクテリアもこの中に投入しております。ろ過バクテリアが定着すれば、かなりにおいがなくなる(ような気がします。)