「怪傑 えみちゃんねる」

 

私のお会いしたかった数少ないアスリートの一人、あの国民栄誉賞を受賞された吉田沙保里さんとご一緒出来るとあって、期待に胸弾ませて大阪へと乗り込みました。

 

一刻も早くお会いしたく、楽屋のドアーをノックすると、「はーい」との返事と同時に彼女の姿を見た私は、自分の先入観の浅はかさに愕然となります。

私が密かに想像していた、あの霊長類最強女子と言われる言葉から受けるイメージは微塵も感じられず、そこに立っていたのは、まさに清楚で美しい女性でした。

私はどぎまぎ、どもりながら、「長い間、ご、ご、苦労様でした!」というのが精一杯で、なぜか逃げるようにして楽屋を辞したのですが、素晴らしい体験をさせて頂いた事に、ただただ感謝です。

 

 

吉田沙保里さん、私、紫吹淳さん。

紫吹さんとは、明治座の舞台「黒革の手帳」で、一ヶ月あまりご一緒しました。

 

前列左から、霜降り明星・せいやさん、超特急のユウキさんとタカシさん

後列左から、吉田沙保里さん、私、紫吹淳さん、ナジャさん、大平サブローさん

あれ!霜降り明星の粗品さんがいません。きっとトイレでしょう。

 

しかし、世の中、何もかもが上手く運ぶわけでは無いのです。

実は大阪入りする一週間前に、突発性難聴という病気にかかり、突如、右耳に耳鳴りを感じ、聞こえなくなりました。

面白いもので、片耳が聞こえないと自分の声の調子が分からず、ボリュームや距離感が掴めない。これには少なからず閉口しました。しかも治療方法は大量のステロイドの点滴しか無いとのこと。コイツが厄介で、血圧は急上昇、全身拍動と、身体のだるさを感じたのには少々参りました。

「なーにこれしきのこと!」一度引き受けた仕事断ってなるものかと、医師に相談、大阪に滞在する二日間は、ステロイドの飲み薬を処方してもらい、なんとか急場を凌いだという、お粗末で恥ずかしい裏話でした。

 

 

お陰様で現在はすっかり回復し、426日に標準純音聴力検査を受けて、完治という事になるでしょう。

この病状は、突如現れて、未だ確とした原因は分からず、ストレスも大いに関係するそうですから、皆さんも、生活習慣に十分気を配ると同時に、自分なりのストレス発散法を見つけ出してください。念のため。

 

 

超特急のお二人から、コンサートのBlu-rayいただきました。

正直、僕は彼らのグループを知りませんでした。

Blu-rayを見て、その見事な舞台効果と彼らの迫力あるパフォーマンスに圧倒されました。

知らないところで、凄まじい爆発が起きています。

それに何万もの観客との一体感と、スケールの大きさに、唸りながら目を見張りました。

脱帽!