すまブロ

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May the whole world be happy,
May we see all that is auspicious,
May nobody suffer.

Samastha Loka Sukhino Bhavantu

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オーソモレキュラー医学ニュースサービス配信記事より

DeepL自動翻訳

 

オーソモレキュラー コロナウイルス対策プロトコル

 

組織の損傷を防ぎ、死のリスクを下げるためには、免疫系がより迅速かつ効果的に機能するように準備しなければなりません。

準備された強力な免疫系があってこそ、自分自身を守り、感染リスクを減らすことができるのです。

ここでは、あらゆるウイルス感染症とより効果的に戦うために、免疫システムを最適化するためのいくつかの推奨事項を紹介します。

このプロトコルは、感染を防ぐものではありませんが、この病気の深刻な合併症の多くを改善するために必要な補酵素を体に与えるものです。

 

◆食べ物

 

抗酸化物質を多く含む食品(柑橘類、ヨーグルト、アーモンド、ほうれん草、にんにく・玉ねぎ、しょうが、ブロッコリー、赤ピーマンなど)を積極的に摂取する。

 

・糖分が少なく、単純炭水化物や精製炭水化物が少ない食事

・加工された食事を制限する

・野菜、果物、ナッツ類を多く食べる

・水でしっかりと水分補給をする (体重(ポンド)を16で割ると、1日に摂取する8オンスカップの数になる)

 

◆ライフスタイル

 

・8時間の睡眠

・週に3回以上の運動

・リラックスする。瞑想する、音楽を聴く、本を読む

 

◆推奨されるサプリメント(基本)

免疫力を高めるサプリメントを摂取しましょう。

病気に対する免疫力を向上させるために摂取できるサプリメントがいくつかあります。

 

1.マルチビタミンとミネラル、1日1回

2. ビタミンC 1,000mg、1日3回、下剤効果がある場合は減らす。

3. ビタミンD 1日2,000~5,000IU(体重に応じて)、最初の2週間は1日10,000IU(体重に応じて)

4. 亜鉛 1日30mg

5. マグネシウム 1日500mg(リンゴ酸塩、クエン酸塩、塩化物)

6. セレン 1日200mcg (多くのマルチビタミンサプリメントにも含まれています)

7. プロバイオティクス 1日300億個以上

8. ケルセチン 1日500mg

9. NAC(N-アセチルシステイン) 1日500mg

10. メラトニン 1日1~5mg(個人の耐性と必要性に応じて)

 

その他の推奨サプリメント エキナセア、ハトムギ、ロディオラ、マイタケ、シイタケ、ショウガ、ニンニク、エルダーベリー、ビタミンA、リポ酸、CoQ10、ビタミンE(4種のトコトリエノールを含む混合トコフェロール)など

 

 

長期間のコロナとワクチン毒性の解消:スパイクたんぱくの中和

 

治療薬とその作用機序


コロナウイルス感染症の治療に有効な薬剤は、すでにかなりの数が発見されていますが、この感染症の治療に世界的な研究が集中しているため、さらに多くの薬剤が発見され続けています(Levy, 2020)。

効果の高い薬剤とその作用機序には以下のようなものがあります。

 

1. 過酸化水素(HP)のネブライザー(吸入器)

この治療法を正しく適用することで、急性のコロナ病原体の存在や、気道消化管に残留しているその他の慢性的な病原体のコロニー化を排除することができる。また、慢性的に飲み込んでいる病原体やそれに関連するプロオキシダント毒素が減少するため、下部消化管の治癒効果も見られます。

HPのネブライザーを単剤で使用した場合、進行したコロナウイルス感染症であっても治癒した(20例中20例)という驚くべき逸話がすでに報告されています(Levy, 2021)。 この療法に関する裏付けとなる研究、科学的分析、実用的な提案のすべてが、無料のeBook[Rapid Virus Recovery]として提供されています(Levy, 2021)。


2. ビタミンC

ビタミンCは、病原体を根絶する際にHPと相乗的に働きます。

損傷した細胞や組織の最適な治癒をサポートするために働きながら、一般的な免疫を強力にサポートします。

臨床的には、文献に記載されている中で最も強力な抗毒素であり、適切に投与した場合に急性中毒を中和できなかったという報告はありません。

大量の毒性スパイクタンパクが循環している場合には、あらゆる形態のビタミンCを持続的かつ高濃度に投与し続けることが最も有効な手段であることがわかる。

静脈内投与、通常の経口投与、リポソームでカプセル化した経口投与のすべてが、あらゆる感染症を解決し、あらゆる毒素を中和するのに非常に有用である(Levy, 2002)。

また、ポリフェノールをベースにしたサプリメントは、一部の人が自分でビタミンCを合成することを可能にしているようで、コロナウイルス患者やワクチン接種者の保護や治癒に大きな力を発揮すると思われます(https://formula216.com/)。


3. イベルメクチン

イベルメクチンは、強力な抗寄生虫および抗ウイルス作用を有する薬剤です。

エビデンスによると、イベルメクチンは、スパイクタンパク質が細胞への侵入とウイルスタンパク質の複製を進めるために必要なACE2受容体部位に結合することが示されています(Lehrer and Rheinstein, 2020; Eweas et al. )

また、状況によっては、スパイクタンパクがACE2受容体に結合しても、細胞内への侵入に必要な酵素が活性化されないこともあります。

可能性としては、イベルメクチンは、十分な量を摂取した場合、そのような結合したスパイクタンパクも同様に細胞壁から競合的に追い出すかもしれない。

また、循環しているスパイクタンパクがイベルメクチンに直接結合して不活性化され、代謝処理や排泄に利用できるようになることもあるようです(Saha and Raihan, 2021)。

アフリカで寄生虫疾患のためにイベルメクチンを大量投与したところ、コロナウイルスの感染率が著しく低下したことも指摘されています(Hellwig and Maia, 2021)。

また、イベルメクチンは適切に投与すれば非常に安全です(Munoz et al.、2018年)。

 

4. ヒドロキシクロロキン(HCQ)とクロロキン(CQ)

HCQとCQは、いずれもCOVID-19の急性感染症の解決に非常に有効な薬剤であることがわかっています。

また、両者とも亜鉛イオノフォアであり、細胞内の亜鉛レベルを上昇させ、ウイルスの複製に必要な酵素活性を阻害することがわかっています。

しかし、HCQおよびCQは、コロナウイルスのスパイクタンパク質と、ウイルスの細胞への侵入を開始するために必要なACE2受容体との結合を阻害することも判明しており、ウイルスが細胞に侵入する前にスパイクタンパク質の活動をより直接的に妨害するという有用性を科学的に裏付けている(Fantiniら、2020年、Sehailia and Chemat、2020年、Wangら、2020年)。


5. ケルセチン

HCQやCQと同様に、ケルセチンも亜鉛イオノフォアとして機能します。

また、HCQやCQと同様に、ケルセチンもコロナウイルスのスパイクタンパクがACE2受容体に結合するのを阻害し、スパイクタンパク-ウイルスの細胞内への侵入を阻害したり、スパイクタンパク-アロネフの細胞内への侵入を障害したりする働きがあるようです(Panら、2020年;Derosaら、2021年)。

他の多くのファイトケミカルやバイオフラボノイドも同様にこのACE2結合機能を示している(Pandeyら、2020年;Maiti and Banerjee、2021年)。

 

6. その他のバイオ酸化療法

これらの治療法には、オゾン、紫外線照射、高圧酸素療法(過酸化水素とビタミンCに加えて)があります。

これらの3つの治療法は、コロナウイルスの急性感染症患者に非常に有効である。

しかし、長期にわたるコロナウイルス症候群や、継続的に発生するワクチンによるスパイクタンパク症候群に悩まされている患者に対して、これらの治療法がどれほど有効であるかはあまり明らかではない。

しかし、この3つの療法が、スパイクタンパクへの対処法として、完全なウイルスと同様に優れていることを示さないものではない。それはまだ確定していないということにすぎない。
 

7. 基本の重要な免疫系サポートサプリメント

何百、何千とある高品質のビタミン、ミネラル、栄養素のサプリメントの中には、感染症にかかる可能性を最小限に抑えながら、最適な健康状態を維持することができるものがあります。

費用、健康への影響、利便性などを考慮して、ビタミンC、ビタミンD3、塩化マグネシウム(他の形態でも構わないが、抗ウイルス作用には塩化物が最適)、ビタミンK2、亜鉛、ルゴール液やヨードラルなどのヨウ素剤を基本的なサプリメントとして摂取するとよい。

より具体的な投与方法については、『Hidden Epidemic』の付録Aに記載されており、電子書籍としても無料でダウンロードできます(Levy, 2017)。また、定期的な補給のために塩化マグネシウムの溶液を混ぜる方法についても説明しています(Levy, 2020)。

 

http://orthomolecular.org/resources/omns/v16n31.shtml

http://orthomolecular.org/resources/omns/v17n15.shtml

 

 

皆さま 大変ご無沙汰しております。

今年はじめから、なぜかどうしてもパソコンに向かう気が起きなくなり

完全にブログの更新が止まっていました。

 

コロナウイルスは、まだ世界中で猛威を振るっていますね。

 

特に現在インドで感染者数が急増し、呼吸困難に陥った患者に酸素を吸入させるための酸素ボンベが不足していると聞きました。

 

このような困難な状況のなかで不安を感じている方、また実際にご自身やご家族がウイルスに感染し現在苦しんでおられる方、感染後の回復期にある方も、多くいらっしゃると思います。

 

シュリーM氏は、そうしたさまざまな状況にあるすべての人々が予防として、あるいは感染後にすばやく回復するために、肺を酸素で満たすプラーナヤーマと、不安や恐れを取り除くマントラの詠唱を毎日実践することを勧めておられます。

 

 

 

この動画でシュリーM氏は2つのプラーナヤーマを紹介しデモンストレーションを行った後、マハームルティユンジャヤ・マントラを唱えられました。

 

◆クリヤーヨーガの2つのテクニック

① 深い呼吸

鼻から深く息を吸い込みながら両手を上にあげ、吸い込んだ酸素を腹部のほうへ押し下げます

次にお腹を引っ込め、肺の上のほうへと酸素を押し上げて、口から息を吐きながら手を下に降ろします

 

デモンストレーション(動画6:27~)をご覧ください。

手を上げずに行うこともできます。

このエクササイズを数回行ってください。

 

② ブランマリ・プラーナヤーマ

深く息を吸い込み、吐き出すときにAUMの最後の音、M音を出す

 

最近、WHOはこのブランマリ・プラーナヤーマが、ウイルスの大きな抑止力となる一酸化窒素を鼻孔内で増大させると報告したそうです。

デモンストレーション(動画9:43~)をご覧ください。

これを5分ほど行います。

 

◆マントラ詠唱

③マハームルティユンジャヤ・マントラ

パンデミックで人々が苦しんでいるのは、恐れにも原因があります

恐れは自動的に体の免疫力を低下させる

このマントラの詠唱は、恐怖心のなさをもたらすことで体の免疫力が高まります

マントラは、歌ったり誤ったやり方で唱えられるべきではありません

 

マントラデモンストレーション(動画12:50~)をご覧ください。

Om

Trayambakam Yajamahe

Sugandhim Pushtivardhanam l

Urvarukamiva Bandhanan

Mrityor Mukushiya Maamritat ll

Om Mrityave Svaha  Mrityave Svaha  Mrityave Svaha

 

非常に興味深いことに、シュリーM氏は「最後にMrityave Svaha と唱えることを覚えていてください」と述べられました。

 

動画では言及されていませんが、これはシュリ・ルッドラムのナマカム11章のなかの一節で、『死を崇めます』と訳されます(※Sai Veda Library 参照)。

 

まだ唱えられないうちは、自分のものにするまでヘッドフォンで録音音声を繰り返し聴くように、とのことです。

 

以上①~③を毎日実践することが勧められます。

個人的には、できればプラーナヤーマの前にジャラ・ネティ(鼻うがい)もされると良いと思います。

 

すべての人々が健康でしあわせでありますように

 

 

Om Namo Bhagavate Rudraya Vishnave mrityurme pahi

 

 

皆さま あけまして おめでとうございます。

 

表題のとおり「5分ください&この動画を最後まで観て下さい」と題された、Sai Loveのスペシャル動画です。

 

清々しい新年のはじまりに

動画を観ながら、ご一緒にマントラを唱えましょう。

 

 

 

AUM 

Bhur Bhuvah Suvah 

Tat Savitur Varenyam 

Bhargo Devasya Dhimahi 

Dhiyo Yo Nah Prachodayat

 

おお 母よ!

三つの時(カーラ)【過去・現在・未来】のすべて、

三界【地上界・虚空界・天界】のすべて、

そして、三つのグナ【鈍性・激性・浄性】に存在するお方よ、

私はあなたに祈ります。

輝ける太陽の光がすべての闇を追い払うように、

どうか私の理智を照らし、

私の無知を追い払ってください。

私はあたなに祈ります。

私の理智を澄ませ、輝かせ、啓発してください。

 

『リグヴェーダの至宝 ガーヤトリーマントラ』 P9

 

リグ ヴェーダの至宝 ガーヤトリーマントラ

 

With Sai Love

先日、過去記事『地の時代の到来』に、読者の方からご質問をいただきました。

 

『どうしても気になってコメントしたのですが、12/21から「風の時代」に入ったという方もいらっしゃいますが、何か解釈が違うのでしょうか?』というご質問でした。

 

インド占星術(ジョーティッシュ)では、今回のグレートコンジャンクション(木星と土星が同じ星座にはいること)は、やぎ座でおきました。

今後20年ごとに地の星座でグレートコンジャンクションがおきることから、『地の時代』がはじまるといわれています。

 

一方西洋占星術では、今回のグレートコンジャンクションはみずがめ座でおきました。

今後20年ごとに風の星座でグレートコンジャンクションがおきることで、『風の時代』がはじまる、または『みずがめ座時代の到来』ともいわれているようです。

 

わたしたちは同じひとつの空を見上げているはずなのに、なぜこのような違いが生まれるのでしょう?

 

この違いは、ジョーティッシュがサイデリアル、西洋占星術がトロピカルという、それぞれ異なるシステムを使用していることから生じます。

 

このふたつのシステムの違いについて、ヴェーダ占星術家のヴォーン・ポール・マンリー氏が、ユーモアを交えながらわかりやすく解説してくださっています。

 

The Sidereal vs. Tropical Debate」より、一部抜粋翻訳させて頂きました。

 

現在使用されている占星術のふたつの主要なシステムであるヴェーダあるいはサイデリアルと、西洋占星術あるいはトロピカルとの違いを明確に理解することは、重要です。

この理解がなければ、一方のシステムが他方より優れているまたは劣っていると考え、占星術の世界におけるそれぞれの立場を無視しがちになります。

 

2つの黄道12星座―サイデリアルとトロピカル

ではとりあえず、なぜ2つの黄道12星座(黄道上の12の領域)があるのでしょうか。

 ひとつでは足りませんか?

幅約18度の黄道帯がひとつあり、おひつじ座からうお座までの12の星座が東の地平線に昇っています、そこに問題はありません。

それはただの天文学的な事実です。

ニューデリーに立っていようとロサンゼルスのダウンタウンに立っていようと、星はすべての人に等しく輝いています。

それでは、なぜ東で人気のある「サイデリアル」星座と西で人気のある「トロピカル」星座があるのでしょう。

 

まず第一に、両方の黄道12星座は、おひつじ座からうお座へと進む12の星座があるという意味でまったく同じです。

要素(火、地、風、水)、質(活動宮、不動宮、柔軟宮)、および各サインに関連する一般的な特性は、基本的に両方のシステムで同じです。

天王星、海王星、冥王星、キロンが発見される前世紀かそこらまでは、両方のシステムでサインの古典の支配星が使用されていました。

古典のサインの支配星は、次のとおりです。

火星はおひつじ座とさそり座を支配し、金星はおうし座とてんびん座を支配し、水星はふたご座とおとめ座を支配し、月はかに座を支配し、太陽はしし座を支配し、木星はいて座とうお座を支配し、土星はやぎ座とみずがめ座を支配します。

したがって、2つの黄道十二宮の違いは、黄道十二宮の内容ではなく、おひつじ座の1度の開始点のタイミングの計算にあります。

 

牡羊座の1度

 

西洋占星術またはトロピカル占星術では、牡羊座の1度を通過する太陽の計算は、春分点または3月21日によって示されます。

その延長線上で考えれば、西洋の天体暦を抜粋すると、各季節の始まりは、星座の活動宮(おひつじ座、かに座、てんびん座、やぎ座)の各サインへの太陽の移行と並列していることに気付くでしょう。

したがって、トロピカル星座は太陽と地球の関係に基づく象徴的なシステムであり、季節を重視しています。

 

ヴェーダ占星術またはサイデリアル占星術では、おひつじ座の1度を通過する太陽の計算は、おひつじ座を構成する実際の観測可能な恒星を通過する太陽によって示され、季節とは関係ありません。

Siderial(サイデリアル)のSider は「星」を意味するため、サイデリアル占星術は、恒星の星座を背景にした、惑星の実際の天文学的位置に基づいています。

サイデリアル星座は象徴的ではなく、観察可能な現象が重視されています。

サイデリアルの天体暦は、現代の天文学で認識されている惑星の位置に対応しています。

 

 

春分点の歳差運動

 

驚くべきことに、古代ヴェーダのリシ(聖仙)は、地球がその軸の傾きまたは「ぐらつき」を変えるという事実に、気づいていました。

ヨーロッパ人が地球が平らであるかどうかについて議論する何世紀も前に、ヴェーダのリシは地球のぐらつきが彼らの天体暦の計算にどのような影響を与えるかを、正確に理解していたのです!

望遠鏡や現代の技術の助けを借りることなく、彼らは、恒星に対する分点の向きが、1年に約50.3秒、つまり72年ごとに約1度の割合で黄道帯で前後に移動すると計算しました。

彼らが実際にこれを計算することができたということは、古代ヴェーダ文明が数学的および天文学的な知識の面でどれほど進んでいたかを知る、手がかりを与えてくれます。

 

この現象は、分点の歳差運動として知られています。

言い換えれば、春分の時に太陽が実際にある場所は、黄道帯内で後方に移動します。

ヴェーダ占星術またはサイデリアル占星術は、2003年の春分点で太陽はうお座の6度03分にあると計算しました。

したがって、2つのシステム間の現在の数学的な違いは、約24度です。

しかし、ヴェーダのチャートを作成するには、西洋のチャートの惑星の度から23度を引く必要があるとよく言われます。

これは、ヴェーダ占星術に関心のあるほとんどの人が1950年近くに生まれたためです。

1950年1月1日時点における差は、23度09分でした。

 

アヤナムシャ

 

サイデリアルとトロピカルの黄道12星座のこの数学的違いは、サンスクリット語で「アヤナムシャ」と呼ばれています。

アヤナは「歳差運動」を意味し、アムシャは「部分」または「一部分」を意味します。

この用語は、春分点とおひつじ座の1度の間の度数の違いを指します。

また一方、問題をさらに複雑にするために、互いに約2度異なる、一般的に使用されるいくつかのアヤナムシャがあります。

これらの中で、世界中のヴェーダ占星術師によって最も広く使用されているアヤナムシャは、チトラパクシャアヤナムシャとも呼ばれる、ラヒリアヤナムシャです。

これは、カルカッタのアストロリサーチビューローの元責任者である、N.C.ラヒリによって作成されました。

1954年、ラヒリアヤナムシャはインド政府から承認のスタンプを与えられました。

 

 

2つの黄道12星座の歴史的整合

 

歴史的には、2つの黄道12星座は西暦285年頃に互いに一致していたことが一般的に認められており、サイデリアルとトロピカル両方の天文暦において、春分点で太陽がおひつじ座にはいったことが記されています。

では、次に何が起こったのでしょう?何がいけなかったのでしょうか?

私は、何かが「うまくいかなかった」とは思いません。

明らかに、私たちの文明はふたつの黄道12星座を持つことになっていました。

結局のところ、両システムは、惑星が空を移動するという同じ現象を、異なる視点から見ているのです。

問題は、惑星にどの星座を割り当てるか、ということです。

西洋占星術師は季節に合わせて星座の惑星を並べることを好みますが、ヴェーダ占星術師はそれらを恒星に合わせることを好みます。

 

興味深いことに、分点の歳差運動により、太陽は約1万1200年後に春分でてんびん座の1度になります!

カレンダーに印を付けてください!

そのとき、2つのシステムは正反対になるので、説明することがたくさんあります。

アヤナムシャは180度0分になります!!

その議論に参加するためだけにその時に転生することは、価値があることだと思います!

 

議論のプロセス

 

事実をあるがままに受け入れましょう―私たちは、基本的に習慣の生き物です。

私たちは慣れ親しんだものを心地よく感じ、変化に抵抗する傾向があります。

私たちが何らかの形で脅威を感じたときに、明確で客観的であることは難しく、一見反対に見える視点を却下して、自分の快適ゾーンの拡大を避けることは簡単です。

神は、人々が議論し、その過程で表面化する感情的な反応に直面することから、大いに利用価値を得ておられると思います。

たとえば、チベット仏教の僧侶が理解と思いやりの質を訓練する上で、討論がいかに不可欠な訓練であるかを考えてみましょう。

やがて彼らの抵抗は打ち砕かれ、より広く、より包括的な視点を持つことができるようになります。

 

今日の議論

 

2つの黄道12星座の間の議論は、もちろん、一つの主な質問が中心となっています。

「どうして両方のシステムが正しいことがあり得るだろう」

どうしたら、私は西洋のシステムではおひつじ座で、ヴェーダのシステムではうお座ということがあり得るのか?

 

まず第一に、私たちが西洋でそうする傾向があるように、1つの特定のサインだけで自分を識別するのは、かなり単純であると論じることができます。

これは、星占いのコラムの普及による、最近の文化的現象です。

より遠い過去には、西洋占星術は、1つのサインに限定しなければならない場合は、太陽よりもアセンダントが重視されていました。

現代のヴェーダ占星術では、太陽よりもアセンダントと月を強調することが好まれています。

これは、アセンダントはホロスコープの出発点であり、チャート内で最も速く動く表示であるため、より個人的にあなたのアイデンティティーまたは「あなた」と関連していると考えられるからです。

実際に、アセンダントまたは第一ハウスは、他のどのハウスよりも、自己、アイデンティティー、性格的特徴に関連しています。

しかし、インドの誰かに「あなたのサインは何ですか?」と尋ねれば、彼らはおそらく、あなたが月の星座を意味していると想定するでしょう。

これは、ヴェーダ占星術が月をベースにしたシステムであり、その主要な予測システムは、月に基づいているためです。

 

 

ふたつの黄道12星座の関連性

 

1つのサインを強調することに限界があるのは、同じ記述的特性を解釈するには、非常に多くの可能性のある配置があるためです。

たとえば、あなたのヴェーダチャートでは太陽がおひつじ座からうお座に移動するかもしれませんが、おひつじ座に惑星が3つあったり、おひつじ座に火星があったりするかもしれません。

太陽が関与していなくても、ヴェーダのチャートに強いおひつじ座の特徴が見られる傾向があります。

実際、私の経験では、特定の人のヴェーダと西洋の両方のチャートを見るときは、常にそうです。

チャート全体を考慮した場合、それらは互いに矛盾することはありません。

一部の人々は、西洋のチャートはより「世俗的」であなたの性格を表し、ヴェーダのチャートはより「スピリチュアル」であなたの魂を表すと言います。

これは、距離における相対的な観点から、ある程度理にかなっています。

つまり、もっとも近い星である太陽よりも、星ぼしはさらに遠くにあるということです。

 

一方では、これは西洋のチャートが地球上の実際的な事柄に基づいており、ヴェーダのチャートはよりスピリチュアルで、エーテル的なものであることを暗示しているようにも思えます。

しかしもう一方では、ヴェーダのチャートが実際に観測可能な恒星に関連しているのに対し、西洋のチャートは象徴的であるため、その逆もあり得ると論じることもできるでしょう。

これが、ヴェーダのチャートが地球上の実際の出来事を予測するのに非常に正確であり、西洋のチャートが実際の出来事があなたの精神に及ぼす可能性のある心理的影響を説明するのに優れていると主張する人がいる理由です。

 

星座の進化パターン

 

重要なのは、星座がおひつじ座で始まりうお座で終わるという、原型的な進化パターンを表しているという認識だと思います。

実例として、12サインのパターンは視覚的に時計に例えることができます。

それは真の根源的パターンに基づいているため、サイデリアルのヴェーダチャートあるいはトロピカルの西洋チャートを得るために時計のベースを回転させても、文字通りではないにしても、少なくとも象徴的には機能します。

これが、西洋占星術が象徴的な星座を使っていても納得できると思う理由です。

地球上の私たちの日常生活は、総体的に季節の影響を受けているので、季節のうえに星座を転置することはうまくいきます。

星座のサインの本質的な性質は、季節を通過する太陽と一致します。

たとえば、おひつじ座にはいる太陽は、春の性質を伝えます―活動的、エネルギッシュ、活発、クリエイティブ、新生活など。

 

同じように、どんな進化パターンでも星座を入れ替えることができます。

明らかなものの1つは、木星の12年のトランジットリターンです。

それぞれの年は、星座の一つのサインのようなものです。

木星が出生時の木星を通過する最初の年は、実際の木星リターンが別のサインで起こったとしても、おひつじ座のように新しく、エネルギッシュで、成長が拡大します。

次の木星リターンで生まれ変わる前の12年目は、うお座のように、清算と死の性質を持っています。

 

 

まとめ

 

トロピカルシステムは太陽ベースのシステムであるため、一般的にはトロピカルシステムは性格や心理的パターンを説明するのに優れていると考えられています。

ヴェーダのシステムは、実際の固定された星座と結びついているため、魂の性質を説明したり、実際の出来事を予測するのに優れていると考えられています。

これはまた、各システムの一般的な参考文献を調べるときにも明らかになります。

ヴェーダのテキストは心理的パターンにほとんど光を当てず、予測を重視していますが、西洋のテキストではその逆です。

 

私の考えでは、どちらのシステムを使っても、心理的解釈と予測の両面で正確な読みを得ることができます。

最終的には、どのようなシステムの精度も、システム自体よりも占星術師の直感の明晰さにかかっていると思います。

 

The Sidereal vs. Tropical Debate」by Vaughn Paul Manley

 

最後に、今回のグレートコンジャンクションの話に戻ります。

 

サイデリアルステムにおいては12月21日に土星と木星がやぎ座6度ウッタラアシャーダーナクシャトラで一緒になりました。

これは、ウッタラアシャーダーナクシャトラのパダ3にあたり、ナガムシャはみずがめ座です。

みずがめ座の大きなテーマには地球環境や世界の変革、人類の協調・連帯があり、これはやぎ座という地元素でのグレートコンジャンクションによる、地球環境への意識の高まりとも重なります。

 

ウッタラアシャーダーナクシャトラの支配神は、ヴィシュヴァデーヴァ(すべての神々、宇宙の神々、ガナデーヴァタとも呼ばれる)ですが、ヴィシュヌとの関連を示す文献もあるようです。

 

ヴィシュヌの第三の化身は、猪の姿をしたヴァラーハです。

大地を海底に沈めたヒラニヤークシャから、ブーデーヴィ(母なる地球)を救うために遣わされました。

 

© Trustees of the British Museum

 

はたしてこのグレートコンジャンクションによるシフトは、海面上昇や気候変動に伴う危機から、母なる地球と私たちを救うための、聖なる神の意図なのでしょうか?

 

ॐ ॐ ॐ

 

 

The Brahmasthanam (English Edition)

 

アンマのご著書「The Brahmasthanam」より、アンマから占星術的なアドバイスを受けた帰依者の、興味深い体験のひとつをご紹介します。

 

シュリ・クッタッパン・ナイアーは、チェッパドの生まれでした。

彼は長年にわたるアンマの帰依者でした。

ある日、彼がダルシャンのためにアシュラムに到着すると、アンマは彼にこうお告げになりました。

「息子よ、これはあなたにとってとても悪い時期です。

近い将来、なんらかの事故が見られます。

アンマはあなたに、特別なマントラを授けましょう。

そのマントラを繰り返し、これから毎週土曜日に沈黙の誓いを守らねばなりません。

この誓いをはじめるのが遅れると、家庭でなんらかの事故が起きるでしょう」。

 

彼のホロスコープによると、彼はカンダカシャニという、個人が多くの苦痛を伴う経験をしなければならない、最後の期間を通過中でした。

残念なことに、彼はその週の土曜日にその誓いの順守をスタートせず、その日に彼の家の子犬が死にました。

そして次の土曜日にも、彼は誓いを始めることができなかったので、家のお気に入りのペットの子牛が、突然死にました。

アンマの予測の正確さを目の当たりにした彼は、次の土曜日には必ず沈黙の誓いを始めるようにしました。

すると、家ではそれ以上の死は起こりませんでした。

 

しかしある土曜日、シュリ・ナイアーはうっかりして誓いを破り、その後まもなく事故に遭いました。

ナイフで木からジャックフルーツを採っているときに、ナイフが木の幹から跳ね返り、額に深い切り傷を負ったのです。

もしそれが少しでも片方にずれていれば、目を失っていたところでした。

誓いを厳守することの大切さを実感した彼は、その日からより熱心に誓いを守るようになりました。

 

ホロスコープに示された不吉な期間が過ぎ去った後、彼はアンマに尋ねました。

「誓いはまた続行しなければならないでしょうか?

悪いカルマは、まだすべて解消されていないでしょうか?」

 

アンマはお答えになりました。

「息子よ、サンダルウッドのお香が部屋で焚かれたとしましょう。

お香が灰になっても、香りは長く残ります。

同様に、カンダカシャニの期間の影響は、もう少し長く続くかもしれません。

悪い時期が終わったと思って誓いをやめてはなりません。

誓いを続けることは有益です」。

 

シュリ・ナイアーは、今日まで誓いを守り続けています。

彼は占星術の不吉な期間の影響を打ち消すために誓いをはじめたのですが、いまでは継続する霊的修行の一部として、その誓いを守っています。

 

これが、アンマの真の目的です:

わたしたちの勤行と神への信仰心を高めるため。

アンマの目は、いつも彼女の子どもたちの霊的な進歩に向けられています。

 

 

カンダカシャニ、あるいはカンタカシャニは、インド占星術において土星がラグナ・アルーダラグナ、あるいは月の在住星座から数えて4・7・10番目のハウスを通過する期間のことを指すようです。

カンタカは、棘を意味します。

 

月の在住星座から数えて4番目のハウスを土星が通過する期間はアルダーシュタマシャニとも呼ばれ、カンタカシャニと重なりますね。

 

ラーマが森に追放されたのも、アルダーシュタマシャニの期間であったといわれています。

 

土星は今年1月にやぎ座に入室したため、月がてんびん座(サイデリアル式)の方は、カンタカシャニおよびアルダーシュタマシャニ期間中であり、2022年4月まで続きます。

 

もちろん誰にでも困難な時期となるわけではなく、とても幸運な時期になる場合もあるようです。

 

たとえ困難な時期になったとしても、

アンマがその処方で示してくださっているように、すべてはわたしたちの霊的な成長のためであることを、心にとどめておきたいと思います。

ガネーシャ・ギリ先生が、シーターラーマさんのグレートコンジャンクションプージャの効果について書かれています。


実はわたしも今回、久しぶりにシーターラーマさんのプージャに申し込んでいました。

 

カナダとインドはかなり時差があるので、20日夜と21日朝に、シーターラーマさんが送ってくださったマントラとマントラ音声にしたがってジャパを行いました。

 

過去に多くのインド現地や欧米のプージャ代行業者さんを利用させていただきましたが、プージャごとに適切な唱えるべきマントラとマントラ音声の配信サービスがあるのは、わたしが知る限りではシーターラーマさんだけです。

 

ギリ先生が仰るように、アルチャナではっきりとした効果を感じるというのは、由緒あるお寺あるいは自分と由縁のあるお寺、力のある僧侶の祈祷、という要素があるのかもしれません。

(今回のプージャの場合はタミルナードゥのグル寺院とシャニーシュワラ寺院)

 

それに加えて、自分でも適切なマントラを唱えることによる、相乗効果があるのではないでしょうか。

 

わたしはプージャ当日の21日は、朝3時にお腹がゆるくて目が覚め、お腹のなかのものがすっかりすべて排出されました。

 

その後いつものサーダナの後に指定されたマントラジャパを行った後、ふと気がつくと、プージャルームにある大理石製のブックエンドがいつのまにか床に落ちており、しかも真っ二つに割れていました。

 

だからどうというわけではないですが、変わったことがあるものだと思いました。

 

 

後でジャーナルを読み返して気づいたのですが、

プージャの申し込みをした日の朝(1週間ほど前)、わたしはある印象的な夢を見ていました。

 

わたしの旧友が、顔色が悪く 苦しそうな様相で

わたしを含む家の住人たちに向かって、なにか宣言しようとしています。

 

わたしが「どこが悪いの?」と尋ねると、

「わたしのことを思うなら、家のなかを完全に変えて」と言うのです。

 

わたしは「それって いまのリビングもベッドルームも全部引っ越すことになって すごく大変なんですけど…でも皆のためなら、しかたないね」と言いました。

 

この夢を見た日の午後、仕事面で大きな変化があり、しばらく家で待機することになりました。

 

その翌日、家を片付けたいという突発的な強い衝動が起き、いまも部屋の片付けを続行中です。

 

この衝動はいったいどこからきているのだろう、とトランジットを見てみると

現在わたしのチャートでは家を象徴するハウスが、トランジット土星・木星の強い影響を受けています。

 

天体の影響は、自分の意識の変化や生活のなかで起こる事象と照らし合わせて観察していると 興味深い発見がありますね。

 

 

トランジット土星・木星のコンジャンクションによる影響は、自分のチャートでやぎ座がどのハウスにあたるのか、また土星は3・7・10室に視線を向けることから、うお座、かに座、てんびん座が自分のチャートでどのハウスにあたるのかを見るだけでも、ヒントが得られると思います(すべてサイデリアル式)。

 

木星はやぎ座から5・7・9室に視線を向けるので、おうし座、かに座、おとめ座にも影響を与えます。

 

これを自分のチャートと重ね合わせてみることで、なにが起こるか具体的な予測まではできなくても、自分の意識に浮上する物事や周囲の現象に関する気づきを得ることができます。

 

土星・木星のマハーダシャーあるいはブクティ(アンタルダシャー)にある場合は、特に影響があるようです。

 

現在は、日本語でも無料でインド占星術のチャートを作成できるサイトがいくつかありますし、ハウスの象意は『インド占星術 ハウスの象意』などで検索をかければ、いくつも詳しく解説されたサイトがヒットしますので、参考になると思います。

 

追記:

ちなみに、土星は今年1月にやぎ座に入室しており、2年半ほどやぎ座にとどまります。

木星は11月20日にやぎ座に入室し、来年4月にみずがめ座に移動するまでやぎ座にとどまります。

 

皆さま お元気ですか?

 

こちらカナダでは、11月20日にトロントのロックダウン実施(11月23日から来年1月4日まで)が発表され、私が暮らす地域でも制限が強化されました。

 

それでも尚、感染者数は増加し続けており、近く再びロックダウンが行われそうな気配を、じわじわと感じている今日このごろです。

 

11月20日は、ちょうど木星がやぎ座に再入室した日でした。

 

冬至の今日(PST)12月21日には、木星と土星がやぎ座6度ウッタラアシャーダー・ナクシャトラで重なります(地域によって日程は前後します)。

 

いわゆるグレートコンジャンクションといわれる現象です。

 

          グーグルのグレートコンジャンクション記念…木星と土星がこんにちは

 

このグレートコンジャンクションにタイミングを合わせるかのように、この数日はイギリスでコロナウイルスの変異種の急速な拡大が報じられるようになり、パンデミックも新たな局面を迎えています。

 

インド占星術的にも、これからしばらくは、注意が必要な期間になるようです。

 

 

ブリハット・サンヒターにはグラハ・ユッダーイヤーエというチャプターがあり、ふたつの惑星が同じ度数あるいは1度以下で合するときに、戦争のような状況になる、と述べられているそうです。

 

それが『惑星戦争』と呼ばれるものです。

 

土星はやぎ座を支配し、木星はやぎ座で減衰することから、

この戦争は土星が勝利をおさめる、といわれています。

 

やぎ座(最終的なカルマの責任の座)で、カルマを遂行する土星が、叡智 グル ダルマを象徴する木星に勝利することになります。

グレートコンジャンクションとダルマ

 

私たちのあらゆる良いカルマ、悪いカルマの結果を得はじめるともいわれています。

 

シーターラーマさんの記事『グレートコンジャンクション2020』を拝読しましたが、最後にこのような記述があります。

 

このコンジャンクションの間に、障害を経験する可能性があるとしても、まず取り入れるべき対策は、回心、つまり心の大きな方向転換です。

 

回心とは、神に立ち返ることも意味しています。

 

インドの少年占星術師 アビギャくんが語る『未来への7つの解決策』において、第一の解決策として挙げられているのも、神への信仰でした。

 

神に立ち返る、というと宗教的なイメージがあるかもしれませんが、

真我 本当の自分 愛 などに置き換えてもいいと思います。

 

以下はアビギャくんが、占星術だけではなくヴェーダ、単純な論理、世界を理解すること、その他多くのさまざまな要因をもとに提言する『未来の解決策』を、動画より抜粋・翻訳・編集させていただものです。

 

現在は、特にワクチンやコロナウイルス対策についてはセンシティブな問題なので、彼の個人的な見解として捉え、御自身で判断するようにしてください。

 

また、予測はあくまでも起こリ得る可能性を示しているにすぎません。

あまり深刻に捉えすぎず、気づきのきっかけにしていただければ良いと思います。

 

 

 

 

 

今日は、未来に起こりえる可能性のあることと、未来に直面するかもしれない大きな問題を避けるために私たちに何ができるか、世界の解決策についてお話しします。

 

6月30日に木星がやぎ座から去っていて座に戻り コーシャ・コンジャンクションが破られてから、物事は改善しはじめました。

 

現在11月になり、木星がやぎ座にはいるまでに、数日しかありません。

いま、コンジャンクションがはじまろうとしています。

ちょうど昨年11月のように。

2019年8月に、私は11月から4月のあいだに起きるであろうことを、おなじものを使って予測しました。

木星が土星とともにいて座にはいったときに、問題が起こりはじめました。

これが、コーシャ・コンジャンクションと呼ばれるものです。

それはもっとゆるやかなコンジャンクションでしたが、タイトになるにつれて公衆にとってさらに危険なものになります。

たとえば4月1日には、火星と土星が6度で一緒になりました。

今回は、非常に特別なコンビネーションである木星と土星が、1年以内に同じ星座の同じ度数で一緒になります。

 

今日は、何が起こるか、そして何ができるかについてお話したいと思います。

誰であろうとこの動画を観ている人による、ほんの少しの取り組みでも、世界に起こるであろうこと、最終的な結果の役に立ちます。

 

さあ、未来にフォーカスしましょう。

わたしはただ天体の配置を調べることができ、動画を公開することで公衆に説明することができますが、私にできることは、これだけです。

しかし最終的には、それは私たちの手中にあります。

私たちはともに団結し、肯定的に立ち向かわねばなりません。

未来のために、しっかりと準備をする必要があるのです。

起こる可能性のあることすべてを理解する必要があります。

この期間は天体が悪条件なので、マインドをオープンにして、私たちに影響を及ぼす可能性のあるすべてのことを考えるべきです。

 

11月20日からコーシャコンジャンクション(木星がやぎ座に再入室)

12月19日から12月28日まで、木星と土星の厳密なコンジャンクション

 

空ではこの2つの天体がお互いに接触し、地球に影響を及ぼします。

私たちは、すでにそれを体験しています。

前代未聞の災難が地球に起こりました。

 

私がしたのは、天体の配置を見てシャーストラを調べただけです。

これはコーシャコンジャンクションについて、シャーストラから直接引用したものです。

ブリハット・サンヒターの、惑星のコンジャンクションのチャプターに登場します。

それはおもに人々のマインドに、怖れを生み出します。

ですから、メディアや政府、そしてさらに多くの存在が怖れを引き起こそうとしはじめます。

あるいは怖れが自動的に人々に生じる、またはなんらかの不運が起きるはずです。

戦争から疫病、災害、ウイルスの第二波、人々の免疫崩壊、経済崩壊など、なんでも起こりえます。

 

未来の7つの解決法

 

1.一番目の、もっとも重要なものは、神への信仰です。

主の創造にたいする愛と信仰、自然を愛すること、自然の特性全体を愛すること。

 

2.自然を保護し、生き物に危害を与えて自然を破壊するのをやめることです。

自然がさまざまなやり方で私たちに危害を与えなくなるように、動物に危害を与えるのを止める必要があります。

神のお導きは、私たちのためになることです。

私たちが人間の命と動物の命、両方を助けて救うことができるように。

ともに生きる存在に、もっと親切になりましょう。

これは、私から皆さまへの、心の底からのお願いです。

酪農の拷問や非菜食主義を含む、動物に危害を加えるありとあらゆる可能性を減らすことを誓いましょう。

今日起こっている、さまざまな多くのことは、この世界の人々のサポートによって成り立っています。

ですから、私たち民衆がこうした活動から遠ざかれば、自動的にこれらの害をおよぼす産業は減少します。

そうすれば、地球に課されている痛みも徐々に減少するでしょう。

 

私たちは信仰をもつ必要があります、それが最初の解決策です。

神への信仰がなくては、私たちは絶望的な方向へむかってしまいます。

どんな宗教でも、強い信仰をもつようにしましょう。

 

3.次は、免疫力を強化することです。

厳しいロックダウンその他により、私たちの免疫システムが落ちたため、すでに免疫に関連するさまざまな合併症がみられました。

私は、家のなかで缶詰状態にある、世界やインドの多くの人々を目にしました。

彼らは、規制が人々の外出を許可していても、メディアのせいでとても恐がって、家から一歩踏み出すことすら恐れています。

家から出て、太陽光と新鮮な空気を体験してください。

道路に出る必要はありません、ただテラスなど密集していない空間に出て、太陽光と新鮮な空気を楽しんでください。

太陽光はコロナウイルスを殺します。

新鮮な空気も、とても健康によいです。

テラスに出て、スーリヤナマスカール、ヨガ、プラーナヤーマをしてください、それらは免疫力を高めます。

それとともに、ガーデニングを楽しんだり、なにか自然とつながることをして、しばらくテクノロジーをやめる、少なくともデジタル・デトックスをしてください。

これらは、免疫力とメンタルヘルスを向上するために私たち全員ができる、いくつかの基本的なことです。

 

アーユルヴェーダでは、免疫力を高めるために2つの、簡単なやり方があります。

もちろんもっとたくさんの方法はありますが、2つの簡単なことです。

一つはカシャヤ、もう一つはスワラサです。

アムリタ・ヴァッラリ(グドゥチ)、ハリッドラ(ターメリック)、アシュワガンダのスワラサ(果汁)をすべて混ぜて摂取する(パウダーも入手できますが、果汁がベストです)のは、とても健康によく、ただちに免疫力を高めるほか、ほとんどの病を癒す薬として、とても強力です。

また発酵も、もう一つの方法です。

 

4.次に、非論理的で悪意のある治療法をやめることです。

ワクチンは、基本的に現在の私たちの状況の解決策ではありません。

なぜなら、すべてのワクチンには、たとえばアルミニウムなど多くの化学物質が入れられています。

これらの意図の背後にいる人々は、私たちが幸せに暮らすことを望んでいません。

ですから、皆がしているからとか、強要されたから、当局がそうしなければいけないと言うからというだけでするのではなく、正しいことをするように、皆さまにお願いいたします。

私たちの免疫を構築する、自然のものを利用することができます。

免疫は、すべてに不可欠です。

多くのワクチンは効果がなく、人々を殺すということが、たびたび起こりました。

世界最悪のワクチンでさえ3年かけて準備されましたが、この特定のワクチンは準備に1年もかかっていません。

ですから、私たちがこのワクチンによって直面する多くの危険性を、ちょっと想像してみてください。

テスト不足、リサーチ不足、多くのことが不足しているものが、私たちに押し付けられていることを想像してみてください。

たとえ彼らが十分なリサーチをおこなったとしても、信用できません。

そのワクチンになにが入っているのか、私たちは知らないのですから。

正確にそのワクチンになにが入っているのか、そしてそれが私たちの未来にどんな影響を及ぼすのか、私たちにはわかりません。

ですから、いま私たちがこの件に関して下す重要な決断は、私たちの世代だけではなく、10世代先にまで影響を与えます。

 

私は、反ワクチンではありません。

実際は、現在彼らがワクチンを使うやり方に反対なのです。

予防接種システムは、古代には広く普及していました。

現代の科学者が予防接種システムを作ったのではありません、私たちには古代の記録があります。

(古代には)医師が、人々に予防接種を打つために州から州へと出かけていったのです。

私にはその十分な証拠があるので、それについてはまた別の日に動画を作成することができます。

しかし、もちろんこれは多くの人にとっては新事実でしょう。

私は、予防接種の概念に反対しているのではありません。

しかし政府と世界の邪悪なエリートが協力して何かをするときには、いつでも裏表のある計画をもっています。

理論は正しいかもしれませんが、実際に用いている行為は危険な場合があります。

ワクチンのなかに入る成分は私たちにはわかりませんし、尋ねたいとも思っていません。

グーグルサーチを見てみれば、誰もワクチンのなかになにがあるかを知ろうとしていません、いつワクチンができるのかを知りたがっているだけです。

すくなくとも、探求心をもちましょう。

危険なものにたいして立ち上がりましょう。

 

私はマスクについてのビデオを作成しましたが、ユーチューブに取り下げられました。

マスクやフェイスシールドは、それがなんであろうと顔面を詰まらせないようにしてください。

息をいっぱいにするのは、病原菌が繁殖し培養するための場所をつくりだします。

 

5.次は、ビジネスや金融、経済に関して、物事を改善するためにできることです。

 

買い物をするときには、たくさんの太陽光がはいる場所でショッピングするように。

ゴールドに投資すること、そして土地に投資すること。

政府がまたロックダウンをするかもしれませんし、家から出ることすら許可しないかもしれません。

未来がどうなるかわからないですから、息苦しさを感じさせない、自由に暮らせる大きな土地を用意すること。

 

未来に大きな問題になるかもしれないフード・セキュリティに関しては、無農薬にでき、なにが育っているのかがわかるので、自分で食物を育てるのが常に望ましいです。

私たち皆が一体となって、国民全体にとってのフード・セキュリティと食の認識を高める必要があります。

私たちは、エリートの独占によって大部分がコントロールされている食品チェーン店に依存しなくてもよいように、お互いに食物を育てるのを助けあう必要があります。

オーガニックの種、自然の種を保存し、土地を買って、自然な方法で育てる。

これらのことを、私たちが共にいられるように社会として行うことで、安全性を守り、それが正しい行動を支持して、誤った行動を追い払うので、私たちが直面する99パーセントの困難を回避することができます。

 

6.次に、肯定感と気づきを広めること。

これは、少なくともわたしによれば、最も重要なことです。

なぜなら、否定性を広げるほど、私がいままでお話ししたことは無駄になるからです。

ですから、他の人になにかを説明するときには、ポジティブなやり方で説明し、信頼と自信を与えようとしてください。

わたしは今日、あなた方にそうしようと最善をつくしました。

多くのニュースチャンネルは、私の予測を使って、なにか起こることで人々を恐がらせようとしました。

しかし、わたしがしようとしているのは、起こることについて警告し、民衆を助けるためにできるささやかな方法で役立とうとしているだけです。

 

7.メンタルヘルスは、どんな状況にあってもとても大切です。

多くの人は、新鮮な空気と太陽光、市民のあいだのつながり(少なくとも感情的なつながり)のない、繰り返されるロックダウンのせいで欝状態に苦しんでいます。

彼らに自然とのつながりをもたせ、肯定感を広め、気を楽にすることで彼らを助けてくださるよう、皆さまにお願いいたします。

自然とつながっている人は、決してうつ状態になりません。

これは、科学的に証明されています。

 

もし今日これを観ている人すべてが、未来についてなにかを行うなら、未来に予測される結果に及ぼす影響を想像してみてください。

 

 

アビギャ君の予測要点(動画説明文より翻訳)

1.2020年11月20/21日から2021年4月までが、次の危険な期間。

木星がやぎ座に再入室することで、天体のサイクルが繰り返される。

2.2020年12月21日までに、完全なコーシャコンジャンクションが何百万もの人々の心に恐怖をあたえる。

3.2021年2月までに、複数の惑星のコンジャンクションが、驚くほどの災害を引き起こす。

4.2021年11月までに、木星は大災害を脱して水瓶座に入る。

私たちは惑星のトラブルのほとんどから解放され、市場が安定しはじめて、商品価格が緩和され、生活が正常化して、少なくとも一部の地域では国民の自由が回復するでしょう。

このとき、私たち皆が良い方向に向かいはじめます。

 

 

先日の記事でご紹介したニーム・カロリ・ババのドキュメンタリー映画が、Youtubeにアップされているのを発見しました。

 

前回シェアさせていただいたリンクからは期限切れで視聴できなかった方、こちらのYoutube動画からご覧ください。

 

 

 

※記事投稿時は視聴できたのですが、12月4日現在 ご紹介した動画は削除されています。

 

この映画は今年のIndus Valley International Film Festival で初めて一般公開されたものです。

同映画祭主催者に問い合わせたところ、次のスクリーニングが行われるときに知らせてくださるそうです。

またそのときに、皆さまにもお知らせさせていただきます。

 

ニームカロリババの映画が、期間限定で公開されています。

明日のお昼まで視聴可能だそうですので、お時間のある方はぜひご覧になってください。

 

シュリM氏も登場して、コメントされています。

 

https://vimeo.com/475937559

 

プライベード動画の設定になっているので、パスワードが必要です。

password: SitaRamRam

11月20日に、木星がやぎ座に移動します(サイデリアル式)。

そして12月21日に、木星と土星が完全にコンジャンクトする、いわゆるグレートコンジャンクションが起こります。

 

過去記事「グレートコンジャンクションとダルマ」で言及したように、木星と土星の組み合わせは、歴史的に社会の激変を示しているようです。

 

しかし今回のグレートコンジャンクションはそれだけではなく、一つの大きなサイクルが終わり新たなサイクルがスタートする、節目のときだといわれています。

 

Ashish Mehta氏は、このグレートコンジャンクションから今後200年のあいだに世界が経験しうる未来の予測を解説しています。

 

Ashish Mehta氏のこの解説の概要は、インドのYahooニュースにも掲載されました。

 

以下、Youtube動画およびYahooインディアのニュースよりそれぞれ一部抜粋拙訳・編集。

 

 

 

今年 2020年は、土星と木星のコンジャンクションがやぎ座でおきます。

 

グレートコンジャンクションは20年ごとに起きますが、

同じ元素で3回続けてコンジャンクションが起きる場合に

その元素が200年にわたって影響を及ぼすと考えられています。

 

前のサイクルは200年前 1821年にはじまりました。

これは火のサイクルでした。

 

1821年6月25日 木星と土星がおひつじ座でコンジャンクト

1842年1月25日 木星と土星がいて座でコンジャンクト

1861年10月25日 木星と土星がしし座でコンジャンクト

 

60年にわたって火のサインでグレートコンジャンクションがおこったことになり、

火元素の影響が1821年から2020年まで続きました

この間に、電気、蒸気エンジンの発明、産業化時代の到来など大きく発展しました。

大量生産のコンセプトがはじまったのもこの時期です。

石油とガソリンの時代もこの時期にはじまりました。

火のサイクルの最後の20年に、世界はテロリズムや森林火災の増加を経験しました。

2019年12月26日に6つの天体がいて座に集合した後、コロナウイルスの感染が急速に広まりましたが、これがこのサイクルの最後のイベントになります。

 

200年続いた火のサイクルは2020年に終わりを告げ、

2020年12月21日に地のサイクルがはじまります。

 

2020年12月21日 木星と土星がやぎ座でコンジャンクト

2040年11月5日 木星と土星がおとめ座でコンジャンクト

2060年4月10日 木星と土星がおうし座でコンジャンクト

 

60年のサイクルのなかで、

0~20年はブラフマ 創造

20~40年 ヴィシュヌ 養育

40~60年 マヘーシュヴァラ(シヴァ) 破壊

 

わたしたちは、地の時代における創造のサイクルを経験しようとしています。

 

この地元素での木星と土星のコンジャンクションは、ヴェーダンガ・ジョーティシュでは『シャクティ・パリヴァルタナ・ユティ』と呼ばれています。

 

コロナウイルスによって全世界がロックダウンに直面しましたが、それは地元素を象徴しています。

 

今年3月30日から6月30日まで、木星と土星がやぎ座でコンジャンクトしたときに 世界はロックダウンを経験しました。

それと同時に、大地はセルフヒーリングをはじめたともいえます。

 

アタルヴァ・ヴェーダに、プリティヴィ・スークタというスークタがあります。

わたしたちはここから、地元素について学ぶことができます。

 

アタルヴァ・ヴェーダには、

地元素が影響を及ぼしているときに、大地の質が私たちに影響すると述べられています。

 

地元素の第一の性質:滋養

 

地元素の第一の性質は、滋養です。

つまり地元素は農業にひとしい。

ある種の改革が、農業の分野で起こるでしょう。

デジタル農業部門が成長することが示されています。

農業の成長にAIの助けを借りる国々は、世界の主導国になります。

 

 

地元素の第二の性質:自分の富を蓄える(ヴァスーダーニー)

 

地元素の第二の性質はヴァスーダーニーと呼ばれ、自分の富を蓄えることです。

来たる200年のマントラは、非グローバル化であることを覚えておいてください。

私たちは200年にわたってグローバル化を経験しましたが、これからは自らの富を守ることになります。

自国のみにお金を留めることができるようなやり方で、ビジネスを行います。

 

地元素の第三の性質:安定性(プラティシュタ)

 

地元素の第三の性質はプラティシュタ、つまり安定性です。

次の時期は、さらにコロナウイルスのようなパンデミックをもたらすか、あるいはあらゆる種類の病が見つかるということができます。

ですから、安定性と安全性が重要な関心事になります。

 

地元素は大地も表すので、地震の断層も活性化します。

カリフォルニアや日本は、この影響を経験するでしょう。

また、クリシュナのドワールカーが大海に沈んだように、海面上昇によって多くの都市が海に沈むでしょう。

 

わたしたちの行動は、安全性次第であることを思い出してください。

国債、保証証券、FDの傾向が戻ります。

人々が株式市場から遠ざかり始めることが予想されます。

安全性が最大の関心事であるためです。

 

地元素の第四の性質:金を愛する(ヒランニャヴァクシャ)

 

地元素の第四の性質 ヒランニャヴァクシャは、大変興味深いものです。

それは、金を愛する、という意味です。

つまり次の時期には、金が経済の中心になるということです。

金と組み合わされる一種のデジタル通貨が、公のものとなるでしょう。

それは、現在は存在していないものです。

さらに研究をすすめるならば、火元素のサイクルでは石油とガソリンが『黒い金』として知られていたことがわかります。

次の地の元素では、これに変化がみられます。

再生可能エネルギー、あるいは代替エネルギー時代がやってくるということです。

それは、中東など石油のみに依存する国々の経済の変化を意味します。

石油とガソリンの覇権は終焉を迎えます。

それだけではなく、プラスチックなど地球にダメージを与えるものはなくなるでしょう。

地球内部で入手可能なある種の金属あるいはクリスタルから燃料を生産する技術が発見されることが、さらなる研究で示されています。

 

金と組み合わされる新しい通貨が、国際準備通貨になるでしょう。

これについて深く調べてみると、常にこの言葉が聖典『スヴァルナムドラ』から得られます。

つまり、金が通貨になるか金と組み合わされたものが通貨になるか、です。

 

 

 

◆地元素の第五の性質:回転するもの(ジャガトー)

 

次の地元素の性質はジャガトーと呼ばれ、回転するものを指します。

この性質は、宇宙に関係しています。

来たるべき時に、私たちは宇宙にインフラを構築するか、おそらくそこに人が住むことにもなるでしょう。

振り返ってみれば、前回木星と土星が地元素でコンジャンクトした1961年には、ユリ・ガガーリンが宇宙に旅をした最初の人類になりました。

同じサイクルの1969年に、人類は月に着陸しました。

ですから、次の時期は宇宙開発の時代になるでしょう。

私たちは、居住できる惑星も発見します。

地球は、その軸を変化させます。

それは、天候が変化することも意味します。

 

 

◆地元素の第六の性質:感覚的快楽の支配(ニヴェーシャニ)

次の性質は、ニヴェーシャニです。

感覚的快楽の支配が増加します。

少し時間を遡れば、ロックダウンのときに私たちは何をしていたかがわかるでしょう。

読んだり書いたり、自己を高めることもできましたが、私たちはエンターテイメントにフォーカスしました。

MIT&ハーバードの報告によると、ほとんどの人はエンターテイメント番組を観て時間を過ごしたことがわかります。

私たちの興味の中心は、感覚的快楽に向かうでしょう。

地元素の星座のひとつであるおうし座がこれを示しています。

 

◆地元素の第七の性質:産業の成長(ヴァイシュナーヴァル)

 

次の性質は、ヴァイシュナーヴァルです。

それはAIの助けを借りた産業の成長が起こることを示しています。

 

◆地元素の第八の性質:社会の分離

 

最後の地元素の性質は、インドラを頭と見なします。

これは、社会全体がさまざまなグループにわけられることを示します。

そして、それぞれのグループがリーダーを持ち、グループ全体はそのリーダーに従います。

人類全体がグループに分けられます。

それを、私たちは今後200年で体験するでしょう。

 

インドラ神は、雨の王とも呼ばれています。

来たるべき時に、私たちは飲み水のための戦いを見るかもしれません。

飲料水の不足を体験することになります。

水は、大変高価になります。

 

最後に、ひとつ付け加えさせていただきたいと思います。

五つの基本元素のなかで、地元素は最後の元素です(空・風・火・水・地)。

地元素は、終わりも意味します。

ですから、次の20年、40年、60年で私たちが地球を保護しなければ、地球は生きる価値をなくしてしまいます。

私たちは宇宙で生きる以外選択の余地がなくなってしまうでしょう。

私たちの惑星 地球にたいして、思いやりをもってくださるように、すべての方々にお願いいたします。

地球を保護し、利己心によって破壊しないようにしなければなりません。

南極大陸のひび割れや北極の変化などは、もし私たちが今回これを無視すれば、来たるべき時に地球の破壊を体験することを示しています。

地球を大切にし、尊重しましょう。

 

アタルヴァ・ヴェーダには、ひとつの祈りがあります。

それは、私たちの利己心によって地球を破壊してはならない、と述べています。

大地が私たちを病から遠ざけ、私たちを養い続けてくれるように、私たちは地球を保護しなければなりません。

 

プラナーム