講座は生き物だからこそやらなきゃならないことがある | まぁるい抱っこ/プチプラ防災  辻直美 オフィシャルブログ 【 辻直美のえ〜加減がいい加減】

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国際災害レスキューナース
「プチプラ防災」
「まぁるい抱っこ」
「アルマスリング」
一般社団法人育母塾 代表理事の
辻直美のブログです。

毎日やってるから
ルーティンでやれて楽チンですね」

「楽しそうだし、毎日してたら楽チンですよね」



ある日、こんなことを言われた
私は固まった
楽チンに仕事してると思われてるの??




講座や講演会は準備が90%
あとは当日だと思う


つまり見えないところで
どれだけの準備をしてるのか?が重要です




なのに
そう思われてるの??   と、かなりショーゲキ





私は講演会やセミナーなどに原稿は作らない  
(これはかなりびっくりされる)
全て頭に入ってる
いや、入れた



原稿見ながら話しても
本気は伝わらないから!!




もう一つは
講座や講演会は生き物だから!




つまり
「決めてしまった内容を話しても
    会場に来てくださった方が
     そこに反応するとは限らないから」



は??何言ってんの?

ですよね
でも本気でそう思ってるんです、私



私の頭の中身は
小さなひきだしがたくさんあって
一個ずつにはいろんなネタが
一個完結型で収納されてる



そして顔を見たら


その人が「理論派」「感情派」「本能派」

「ゴールを先に聞きたい」or「一個ずつ説明を聞いてからゴールを知りたい」

「ざっくりした説明が好き」or「細かく説明してほしい」

「とりあえずやってみよう」or「リスクを消してからじゃなきゃ動けない」

がわかる


だから
それを使いながら
会場にいろんな方々が来てくださってる中で
みなさんがみなさんの中で腑に落ちるように
話し方を変えている



引き出しを一つ開けて話す






反応を見ながら



この引き出しは?
あ、ちがうんや
じゃ、これは?
こんなのが好きなのね
あなたは?
ここはもっとほりさげてみる?


もちろん尺を逆算し
ここまでにはこれをやるって決めてます





この引き出しは
毎日、アップデート
いらないものは手放し、
もってないなら学んで引き出しをつくる


講演会の前日は
一人でリハーサル
だいたい1時間はいろんなことを想定してやる

毎日の学びは
この引き出しをアップデートするためなんです




もちろん
終わった後はフィードバック
たまには
自分の講座を撮影して観察する
受講者の反応も含めて
自分を客観的に分析する






皆様に提供してる講座や講演会は
こんな地道なことの積み重ねで成り立ってます



学びは一生です