リスニング革命シリーズの第２話。
発音を学ぶことで
リスニング力が一気に上がったその全貌をお話しします。
あまり発音にこだわってなかった僕は、
先生からフォニックスをやった方が良いと言われたのですが、、、(→こちら）
今日はフォニックスについてお話ししたいと思います。
ーーー
●フォニックスとは何か？
フォニックスとは、
綴り字と発音との間に規則性を明示し、
正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである
.......wikipediaの説明ですが、
これだけ見てもなんのこっちゃらですよね
例えば、、、cat。
今、これを見て"キャット"と思ったあなた。
これはキャットではございません。
cとaとtに分解して、、、、
c.......舌の先で息を止め、『くっ』と歯切れよく息を破裂
a.......口を横に開いて、顎を下げながら『あ』と『え』の中間
t........上の歯茎に舌先をつけ軽く息を止めると同時に音を破裂
発音すると、、、くぇああっt
............文字で説明するのはなかなか限界がありますが
要するに、
ひとつひとつのアルファベットには特有の音があり、
一度分解して、理解しようということです。
なぜ、この方法が良いのか？
それは、、、
→【綴りを見るだけで、どう発音すれば良いかがわかる】
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●日本語と英語の音が違いすぎる件
英語を話そうとすると、
どうしても日本語の音に引っ張られます。
例えば、先ほどの"cat"だと、
最後の"t”の後ろに母音はついていませんよね
でも、日本語だとキャットなので、
最後"ト”と言ってしまいたくなる気持ちは痛いくらいわかります。
わかるのですが、、
"t"は歯茎で息を破裂させる音なので、
喉から音は出さないんです。
ボイスパーカッションみたいなイメージ。
これが日本語と英語の音の違いの１つめ、、、
【英語は子音単体で発音される】です。
日本語でもありがとうございます。
の"ありがとうございます”の最後を"す”と言わないですよね。
"ありがとうございまS”と言ってるそれです。
そして、次に母音。
"cat”の"a"
これも日本語の"あ”と言ってしまうと
"cut"に近くなってしまいます。
”a"は日本語には存在しない音です。
中学校で、"あ”と”え”の中間音やと僕は習ったのですが、
こんな説明で絶対に発音できるはずのない音です。
これが日本語と英語の音の違いの２つめ、、
【日本語にはない母音がある】です。
日本語ではあいうえおの５つですが、、
英語では、母音がいくつあるか知ってますか？
なんと16個もあるらしいです。。。。もう意味がわかりません
無知な僕は本当に驚きました。(これ学校で習うのでしょうか？）
さらに、細かく数えると24個あるという説も。
そりゃ聞き取れないし発音できなくて当然ですよね.........
日本語っぽい英語で堂々と！！とか言ってきたけど、
それってもはや英語じゃないかもしれん...とだんだん不安になってきたのです
ーーー
●フォニックスをどうやって学べば良いか？
通常、アメリカ人の子供は、
5〜6歳でフォニックスを学ぶようです。
もちろん、
ひとつのアルファベットにはいくつもの音がある場合もあるので、
フォニックスルールは完全ではないのですが、
それでも75%以上は成立するルールだそうです。
このルールを
無理矢理ひらがなにしてみると、、、
........格闘ゲームの効果音？？(うお！どうっ！はっ！笑)
母音のないものを母音であらわそうとしていること自体、そもそも本末転倒ですよね。
でもまあ、イメージとしてはこんな感じ。
特に、すべての音を"あいうえお"で認識してしまう日本人にとっては、
フォニックスが子音と母音を分けて考えるための
非常に強力なツールになるというわけなのです。
そこで、僕は先生に聞いてみました。
『これが、フォニックスなんですね、、、でも、どうやって学べば良いのですか？』
『まずはabcdefgのアルファベット26個がもつ、
それぞれの音を理解することね。。この動画を一緒に歌えばいいわ！』
あ、あ、あっぽー♪♪♪♪♪ぶっぶっぼーーーーーーー♪♪♪
て、こんな幼稚なのをこのオレ様に歌えと........！！？？
(つづく）
ーーー
フォニックスは子供向けなので、
やっぱり動画も子供向け。。。
もう少し、論理的かつ効率良く、
発音をトレーニングする方法がないかな〜と考えました。
日本語にはない音が多すぎて、
どこから手をつけていいかわからんかったのですが.....
●日本語にわりと近い音
●日本語と超絶にかけ離れている音
この２タイプがあるんです。
つまり、
後者のタイプを優先的に覚えていけば一気にレベルアップできるんちゃう？
そう思ったのです。
じゃあ、日常会話で使われまくるけども
日本人が必ず聞き取れていない音とは一体なにか？？
....僕は再び、海外ドラマを分析することにしたのです。
次回へ続きます。
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第8章★リスニングに革命を起こす方法~もくじ
青いタイトルをクリックすれば直接記事にいけます
-イントロダクション
▶第1話★スピーキングではそこまで発音にこだわらなくてよい？
-子音を身につける方法
▶第5話★日常会話でもっともよく使われる子音とは？【 t 】
▶第8話★子音の”長さ”を意識すると、英語らしい発音になる？
-母音を身につける方法
▶第9話★海外ドラマ母音ランキングベスト10 〜英語には４種類の"あ”が存在する？
▶第10話★100%母音の発音を身につける方法(1）〜アメリカ式で完全図解！４つの"あ”〜
▶第11話★100%母音の発音を身につける方法(2)〜あとえの中間音じゃない
▶第12話★100%母音の発音を身につける方法(3)〜busとbathとboss〜
▶第13話★あいまい母音”シュワサウンド”とバナナの英語発音。
▶第14話★アンテナ理論〜日本人が英語の音を聞き取る力を高める秘訣
▶第15話★おすすめの英語発音本(CD, DVD教材)、4冊！
▶第17話★英語アンテナを立てて、リスニング革命を起こす方法
-リスニング革命の塔(レベル1-レベル4)
▶第18話★リスニングに革命を起こすレベル１～短い素材を音読、録音する
▶第19話★クリアに発音される＆会話で使えそうな英語教材を音読する
▶第20話★リスニングに革命を起こすレベル2～短い素材を完コピする
▶第21話★最強アプリ"Speater"で英語速度もリピートもループも自由自在
▶第22話★Speaterを使ったループ・オーバーラッピングの方法 (体験動画付き）
▶第23話★学校で英語を学んだ時間、人生でこれまでに英語を話した時間
▶第24話★リスニングに革命を起こすレベル3～長めの文をオーバーラッピング＆シャドウイング
▶第25話★リスニングに革命を起こすレベル4～もう一度録音して聴いてみよう
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