首里の銘酒“琉球泡盛瑞泉”は弊社瑞泉酒造株式会社の創始者であります喜屋武幸永氏が名付けたものであります。かつて首里城内の第二門に登る石段途中にこんこんと湧き出る泉があり、正式名は『瑞泉』でありますが、水は、龍頭を形取った樋口からでてくるので通称『龍樋(りゅうひ)』とよばれています。その泉からながれる水は清冽そのもので、周囲には泉を讃えた碑文数本建てられていたようです。」(瑞泉酒造ホームページよりhttp://www.zuisen.co.jp/aboutus/origin.html)

瑞泉拳の瑞泉とは、ここにある「かつて首里城内の第二門に登る石段途中にこんこんと湧き出る泉があり」の事であろうと思われます。(私自身ちゃんと確認してないので間違ってたら申し訳ありません。)
かつて瑞泉のそばで投げ技を稽古していた人々のグループがあり、それは投げ技サークル、同好会のようなもので、瑞泉拳はそこで研究され稽古された技の総称です。心道流空手流祖のお父上、座波蒲(ざは かま)氏も所属していたようです。心道流で伝承されている投げ技は、流祖がお父上や先輩方から学んだ瑞泉拳とそれを元にしたものと思われます。


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※ 心道流空手(座波心道流)は、サンチン(三戦)、ナイファンチン(内歩進)、クーサンクー(公相君)、パッサイ(抜塞)、セイサン(十三)の五つを指定型とする、空手の一流派です。

   流祖は座波仁吉(ざは じんきち)先生(1914年3月5日 - 2009年6月8日  沖縄県首里市(現那覇市)出身)です。