おはようございます!



最近いろんな発泡酒を試して飲み比べています。


もしかしたらビールと見分けつかないんじゃないかな、と。。。


今度、ビールと発表酒をグラスに注いで 「ききビール」 をしてみようかなと思います(笑)。




さて今回は


助動詞の可能性の度合い


についてお話しましょう。




助動詞を使うことによっていろいろな意味合いが表現できるようになるので、助動詞の使い方をマスターすることが一つの英語学習の到達目標だと言えます。



2012.04.28 丁寧度の度合いは助動詞を使え!


http://ameblo.jp/shinzato-english/entry-11235528342.html




さて、助動詞にはそれぞれいろいろな意味がありますが、多くの助動詞が持っている意味として、


可能性


に関するものがあります。



しかし助動詞によってその可能性の度合いが違うため、学校英語では「断定」や「推定」などの訳がそれぞれの助動詞に与えられているのです。



Person A: Hey, someone is knocking.


Person B: That ( ) be Mr. Shinzato.



上の文章では、Person B が 「ドアをノックした人が新里先生」 であるという可能性が高いか低いかによって助動詞を使い分けられるのです。



さて、では可能性が高い順に助動詞を並べてみましょう。



可能性の度合いを表すためにパーセンテージも載せてあります。これは様々な文献や論文などを参照して導いた割合です。



可能性を表す助動詞(可能性が高い順)


1. must 「~に違いない」 (98-100%)


That must be Mr. Shinzato.


「新里先生に違いない」



2. will 「~だろう」 (95-100%)


That will be Mr. Shinzato.


「新里先生だろう」



3. would 「~かもしれない」 (90-95%)


That will be Mr. Shinzato.


「新里先生かもしれない」



4. should/ought to 「たぶん~だ」 (70-90%)


That should/ought to be Mr. Shinzato.


「たぶん新里先生だ」



5. can 「~でありうる」 (50-70%)


That can be Mr.Shinzato.


「新里先生ということがありうる」


6. may 「たぶん~だろう」 (30-50%)
 
That may be Mr. Shinzato.


「たぶん新里先生だろう」



7. might 「ひょっとして~かもしれない」 (25-50%)


That might be Mr.Shinzato.


「ひょっとして新里先生かもしれない」



8. could 「ひょっとして~かもしれない」 (20-40%)


That could be Mr. Shinzato.

「ひょっとして新里先生かもしれない」




注意すべきは、couldやmight、should、wouldなどは過去の意味を持たない、ということ。



助動詞が過去形になっているからといって意味まで過去になるわけではありません。



助動詞が過去形になると仮定的な意味を持ち、遠回しな表現を表したりします。


現在とは違う過去の方、離れている方、と考えるので、現在よりも遠回しになったり、断定的なニュアンスが薄まったりするのです。



この断定的なニュアンスが薄まるというのが今回のポイント。



可能性の強さの度合いを見てみると、will よりも would、can よりも could、may よりも might の方が(つまり、形の上では過去形の助動詞の方が)、可能性が低いことが分かります。




助動詞が持つ可能性の度合いに注意して使い分けたいですね!