草や虫を食べるのがグレートリセットなのか!専門家に聞く!X22レポート番外編

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(司会)今日は、トレードジーニアスアカデミーのボブ・クドラさんをゲストに迎えて、経済の見通しについて聞きます。
売電は、学生ローンの免除、税金の免除などを選挙公約にしていましたが、突如これをやめると言い出しました。またまた公約違反ですか?

(クドラ)現実としては、民主党の4,5人の議員が反対しており、議事妨害で政策をあきらめるパターンが多いです。売電の政策の8割近くが実現しないでしょう。

(司会)では、どうなるのですか?これらの公約に期待を持っていた人々、特に若者たちは泣き寝入りですか?

(クドラ)将来の投票率に影響するでしょうね。こんなにも政治家が選挙公約を簡単に破棄するのでは。

(司会)ジャネット・イエレンFRB総裁が、世界共通法人税を提案したところ、アイルランドなどの一部の国が反対しました。これについてはいかがですか?

(クドラ)一部の国は低率課税をやめれば、イエレンや売電は増収となります。アイルランドは低い法人税の国です。だから、力のある人がたくさんいるのです。これは典型的な民主党のやり方です。豊かなところを狙い撃ちにしていくのです。

(司会)FRB中央銀行は、政策によって全世界をコントロールしたいと考えています。最近メディアは、蝉はおいしいと言い出しましたが、これはグレートリセットに向けての布石ですか?それとも食料不足に対抗するために草や虫を食べろと言うことですか?

(クドラ)DSは、グレートリセットのための準備のプログラミングを行っているのです。その一つとして、世界にはたくさんおいしいものがあると宣伝しています。米国では、牛肉が25%、チキン、ポークが10%値上がりしました。秋のトウモロコシ収穫を前に、農家はなやんでいます。コーン、オオムギ、大豆、小麦を、飼料の観点からどういう割合で植えようかと。これは、食料不足への警告なのです。中国が、全世界の穀物や肉を買いあされば、政治的混乱が起きるでしょう。私自身は、今まで同様人類は適応できると思っていますが。
(司会)イーロンマスクは、最近、「テスラ社はもうビットコインは受け付けない。マイニングにはエネルギーがかかりすぎる。私はビットコインを売却する」と発言し、ビットコインが急落しました。しかし、マスクは、実際にはビットコインを売却せずに保持していることがわかりました。これにはどんな背景があるのでしょうか?

(クドラ)マスク氏は、ニュースになりたかったのでしょう。彼は、エネルギーシステムやソーラーシステムを販売していますから、一種の「目覚めた」(ウォーク)側の人です。ビットコインは、過去9か月で8倍の値上がりを見せていましたから、50%のレベルで急落しました。これは、証券大手が望む価格です。
 一方、35歳以下で、ガスより電機、紙幣よりビットコインを選ぶ人々にとって、マスク氏は、カリスマでしたが、そのイメージは悪くなったと思います。短期的には利益を得たかもしれませんが、長期的には評判を落としたと思います。
 中国でビットコインマイニング設備の売却が起きています。これは、マイニング業者たちが、中国から脱出して、ほかの国でビットコインのマイニングを続けようとしているからです。中国はマイニングを支える電力を供給できなくなったようで、マイニング業を禁止したようです。
 ですから、50%下落というのは、よい調整レベルですし、30,000から35,000ドルあたりから、6月に向けて再度値上がりするとみていますので、我々としては買い進めていきます。

(司会)モーガン・スタンレー、ウェルスファーゴなどが、富裕層をビットコイン市場に誘いこむにはよい価格水準だということですか?

(クドラ)その通りです。これまでもゴールドやシルバーで同じパターンがありました。マクロのストーリーは変わっていません。

(司会)メディアは、「ビットコインの夢は吹き飛んだ!もう誰も買わない」とまくし立てていますが。

(クドラ)そんなことはあり得ません。

(司会)ほとんどの人はメディアの言う通りだと思っているようですね(笑い)
ところで、ゴールドは1900ドル台に近づいていますが、今後はどうなりますか?

(クドラ)ゴールドは、1700に下がった後もまた上がっているので、じりじり上がっていくでしょう。引き合いが強いのはシルバーです。3月以来最安値から40%値上がりしています。昨年の産出量は倍増しました。多額の投資が予想されます。また、銅、鉄、木材なども値上がりが見込まれます。

(司会)中国がビットコインのマイニング業を禁止したのと同時に、FRBが新デジタル通貨を発表し、またそれと同時にビットコインが急落して、証券会社が参入したのは偶然でしょうか?それとも意図的でしょうか?

(クドラ)協調した動きだと思います。FRBが進めているのか、あるいは、起きていることを利用しているのかはわかりませんが、暗号通貨は不安定だから、安定化した通貨を使うように人々を誘導しようとしているのです。FRBのデジタル通貨に人々を取り込めば、金融をコントロールできますからね。それでもインフレは起きていますが。
 一つ皆さんに知ってほしいことは、FRBは、国境を越えた銀行取引に仲介者として関与するためには、ブロックチェーンを構築する必要があることです。しかし、それには3,4年はかかるでしょう。

(司会)FRBのデジタル通貨は当面はブロックチェーンではないわけですか?

(クドラ)おそらく、取引に対する仲介認証システムのようなものになると思います。
(司会)つまり、中央集権システムはあきらめないつもりですかね?
(クドラ)そうです。彼らのブロックチェーンは、部分的な中央集権システムです。一部が一部をコントロールできますが、エコシステム全体をコントロールできるわけではありません。

(司会)それを確認したかったのです。現在は、ペイパルやストライプといった仲介業者が不正や削除などをやる可能性がありますが、その心配がなくなりますね。
 ところで、銀行が人々にビットコインでの取引を許可したら、人々は資産を現行通貨からビットコインに移動すると思いますが、これは中央銀行にとって脅威ですか?

(クドラ)ドイツでヒトラーが政権を取った時に、ダイヤモンドや貴金属の爆買いが起きました。通貨が信用を失えば、中央銀行は経済をコントロールできなくなります。
 アメリカ政府はビットコイン、暗号通貨の動きの背後にいることは間違いないので、これらを禁止にするかもしれないし、よい人々がいて進めるかもしれないし、わかりませんが、注視する必要があります。

(司会)インフレが進むとこの巨大な量の刺激資金はどこに向かうのでしょうか?

(クドラ)ハイパーインフレはスタグフレーションを招きます。70年代のオイルショック時には、原油は4倍に高騰しました。今回は、人々はすでにハードアセットに資産を移して備えている点がオイルショック時とは違っていますが。
 中央銀行は、打つ手なしで行き詰っています。金利を上げれば株式崩壊が起きるのでできませんし。

(司会)アメリカより先にヨーロッパでインフレが起きると思いますか?

(クドラ)ほかの場所ではもう起きています。食料価格が高騰しています。中国はコモディティ価格を抑えようと必死です。先物にも波及しますから。アメリカは津波が押し寄せる前に、遠くの国を見張るべきです。二けたインフレも来るかもしれないです。ハードアセットを買って備えることが肝心かと思います。