地下室内部は、予想していた便器どころか何もなく、区にも資料が無いことから、壁や天井に残った仕切りや電灯の工事の痕跡から使用されていた当時を推測しなけばなりません。 写真は地下室口から川側を撮影したものです。

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対角には中に錆びたポンプがある階段下の小部屋へ入るための鉄製の扉があります。
地下室入り口には扉があった痕跡はありませんが、石造りの見事なアーチが残っています。

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地下室正面の壁の上部には水道の蛇口があり、タンク跡らしきものも見えますが、床に便器があった痕跡は全くありません。

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万世橋上から見える鉄柵も腐食しているものの、昭和5年に作られたとは思えません。完成当時は無かったと思われます。

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【注意】今回の潜入調査は“区の歴史保存”の観念から実現したものですので興味本位の取材見学等は受け付けられないとの事ですのでご理解ください。