最近、よく考えさせられることがあります。
それは『躾』
しつけについてです
最近幼稚園の体験入園や子育てサロン、親子イベントなどで沢山の2~3歳児が集まる場に行くと・・・
他のお子さん・・・
いや、その母親に対して、
「どうしてちゃんとしつけないの」
と腹立たしく思うことが多いのです
こんなことを言うと、
「うちの子はお宅と違って
〝聞き分けの良い子〟じゃありませんから・・・」
「イヤイヤ期なので・・・」
「だって〝こども〟ですから・・・」
なんて声も一部聞こえてきそうですが、
それは違います!!
【こどもらしさ】と【躾】は
まったく別次元の話です
・・・と私は思います。
例えば、こどもの多く集まる場所で、絵本の読み聞かせ等、皆が座って静かに話を聞くべき場面で・・・
特定の子がすごいフリーダムな行動をし、結果的に他の子に対しての妨害行為ともいえるような状況になっている場合ってありますよね?
確かに仕方ないのです。こどもですから。
でも
そこで母親は〝傍観者〟ではいけないのではないのでしょうか?
サッとわが子を連れ戻し、
『今は何をするべき時なのか』を伝え、
『そうしなければ他の子がどうなるか』を教え、 (絵本が見えなくなる・聞こえなくなる)
その通りに出来なければ(泣き始めるなど)、とりあえずこどもを連れてその場を離れ(他の子への配慮)、陰で言い聞かせる(もしくはとりあえずなだめる)という行動は親として当たり前なのではないでしょうか?
親御さんがしかるべき対応をしても、どうしても皆と同じ行動ができないお子さんもいるかと思います。
こどもにも個性や成長度合いの違いがあって当たり前。それは仕方の無いことです。
私が気になるのは、
『何もしない親』なんです
結構多くないですか?
デパート等のキッズスペース等でも。
例えばこども同士ぶつかったり、時にはわが子が他の子に叩いたりしているのを見たら・・・
まず飛んでいって、
わが子にいけない事だよと教え、
相手の子に謝らせる!
そして
「今度からお友達を叩くのはやめようね。」
「悪いことをしたら『ごめんね』と言おうね。」
と言い聞かせる。
それが【躾】ではないでしょうか?
『【知育】や【英語育児】などをしている人は皆、【子育て全般】に対して一生懸命なんだろうな・・・』と思っていたのですが
どうやら一概にそうとはいえないようです
以前参加した某知育教室の体験でもいました、〝無関心ママ〟。
先日参加した、某人気私立幼稚園の未就園児クラスでもいました、〝無関心ママ〟。
「そこに立っちゃ後ろの子が見えないよ、ちゃんと座ろうね。」
「今先生がお話ししてるから、シーッだよ。」
私はそう何度も注意したくなりました
でもグッとこらえました。
母親が見ていても注意しないのに、他の子の親である私が注意することはトラブルに発展しかねませんから・・・
私は決して〝ことなかれ主義〟の人間ではないので、その子のためにも、周りのこども達のためにも注意したい気持ちは山々だったのですが、
無料体験・都度参加の未就園児クラスでは、やはりあえて閉口していました
でも、それがもし、娘を通わせている習い事の場や幼稚園だったら、私は間違いなく注意していたでしょう。
いつか他のお母さんとついトラブルになるのでは?と我ながら今から心配なくらいです
当たり前のことですが、
躾ってとても大切です
こどもは自由。
それがこどもの本質。
『自由』な心・『自由』な行動は、こどもがもつ素晴らしいものの一つ
でも、『自由』だからこそわからない・・・
大人が教えてあげなきゃいけないこともある。
それが【躾】。
こどもは教えられなきゃわからないのです。
うちの娘だって、
最初から〝良い子ちゃん〟だったわけでは決してありません
親である私が(主人が)、
時に厳しく・時に優しく、
アメとムチを使い分けながら一生懸命しつけてきたからこその〝今日の娘〟なのです
【子育て】には正解は無いと思っています。
それぞれの親・それぞれの家庭の形があって当然です。
でも・・・
わが子にしっかり【躾】をするということは、
3度の食事を与えること、
清潔にしてあげること、
心地良い家庭環境を作ってあげること、
などと同じように、
親としての義務なのではないでしょうか?
家庭外の場で、こどもにしっかり正しい行いを教えようとしない親を見ると、私はネグレクトとさえ感じることがありますよ
腹立たしいやら悲しいやら・・・
これは現在来年度娘の入園を希望している幼稚園の〝あたりまえ10ヶ条〟ですが、
このように、
これらの行いは【あたりまえ】のこと
その【あたりまえ】を当たり前にできるこどもにしつけるのが親としての義務だと私は考えます。
手のかかるお子さんもいるでしょう。
いくら親が頑張っても言うことを聞いてくれない子も。
でも、
たとえ時間がかかっても、
たとえ誰かの力を借りようとも、
私たち親は、
わが子が親元を離れた時にしっかりやっていけるように物事の正しさを身につけさせてあげようとすることから逃げることはできませんよね。
【躾】は親の責務であり、
愛情だと思います。
知育より、英語習得より、
ずっとずっと大切なことです。
まだまだ私も躾の発展途上。
決して楽なことではないけれど、
娘が社会の中でしっかり生きていけるように、愛情こめてサポートし続けねばと思っております
お友達も、親との時間だけでは得られない沢山の貴重な経験を与えてくれる大切な存在ですね♡
【娘 3歳1ヶ月】