平沼氏、新党構想は「亀井氏の一人芝居」 石原知事「バカなことを言って大迷惑」
MSN産経ニュースから
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111126/stt11112617500004-n1.htm
2011.11.26
平沼赳夫氏
たちあがれ日本の平沼赳夫代表は26日、都内で行われた保守系団体の集会で、国民新党の亀井静香代表の新党構想について「亀井さんの一人芝居だ。たちあがれ日本としては、なんらコミット(関与)していない」と参加を否定した。
亀井氏が新党党首に考えているとされる石原慎太郎東京都知事と会談したことも明かし「彼も政界再編をしなければいかんと思っているが、亀井さんの動きと一体かというとそうではない」と指摘した。
石原知事も26日、大阪市内の街頭演説で「私たちは知事やっているだけで国会議員になるわけではない。この国もそろそろ変えなくちゃいけないが、亀井静香がバカなことを言って大迷惑をかけられた」と述べた。
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(転載以上)
(拙ブログの意見)
やっぱりそうだったかという記事だ。
亀井静香氏は政界でも政策通のやり手なのだから、もうちょっと、貫禄のあることをしてもらいたいものだ。この点、ちょっと残念。
また、亀井静香氏は大阪市長選で橋下徹を支持した。橋下徹は、財政再建派で、私学補助金を切り捨てたり、みんなの党の渡辺喜美と仲が良かったりと、弱者切捨てのティーパーティー派にも見えるが、地方財政では止むを得ないところもあったとすれば、まだ、国家レベルでの財政政策には理解を示す可能性もあるので、ぎりぎりセーフというところだろう。よって、橋下徹氏をティーパーティー(新自由主義)と断定することは出来ないし、とすれば、あながち、亀井静香氏が橋下徹氏を支持したとしても、反新自由主義からの変節ということではないとも言える。本当はどうだか解からない。人の心は、親子といえども解からないのだから・・・(笑)。
では、この記事で、こっぴどく亀井静香氏に恥をかかせた平沼赳夫という人物はどうなのだろう。
平沼赳夫氏は、保守の重鎮だが、与謝野馨を引き込むなど、経済のことは良く解かっていない。平沼赳夫氏は、財政政策など、ほとんど訳の解からないまま、無自覚に新自由主義路線を採っているように見える。与謝野馨を引き入れたのもそのためだろう。
平沼赳夫氏の政策を見てみよう。
http://www.hiranuma.org/tachiagare_kossi.pdf
たちあがれ日本 基本政策骨子
政治家なら誰でも言うようなことが並んでいるので、それらは省く。
注意する点は、
2.「強い経済」で「本物の成長」
の中で、
・財源が不足するから医療・介護の制度が綻び、新規の雇用も生まれない。
・新たな雇用先がないから産業構造が転換できず成長力が低下する。
・雇用と福祉の不安があるから雇用が凍りつく・・・。
と医療・介護・雇用・成長に意欲を示しながら、
さらに続けて、
・世界の大競争の中で「本物の成長」を維持するためには、国際競争の強化が不可欠
3.「強い財政」へ「逃げない政治」
の中で
・消費税増税による安心財源の捻出と、法人税減税の成長税制への転換を同時実施
・消費税を、すべての国民に還元し、役人には使わせないことを制度化、財源を確保
・非社会保障分野を中心に激しい歳出抑制
・「分野別歳出削減目標に添った事業仕分け」で無駄撲滅
と言っている。税制、財政政策は完璧な新自由主義である。平沼赳夫氏は、国粋主義者で良い人なのだが、自分が何を言っているのか良く解かっていないのである。マスコミ界でも、日本一KYな(空気読めない)政治家ということになっているらしい。
つまり、亀井静香氏のこのたびの新党構想は、自分は再分配主義・反新自由主義なのに、新自由主義者であろうと、多少あやしい奴であろうと、誰彼なく声をかけたと言うことである。どのような紆余曲折を経ようと、政治は結果論であり、最後にどういう政策・法案を実施できたかが全てだから、このようなことも、政治の世界ではあり得ることである。・・・と考えることにしよう。
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