日曜はがんばらない | 佐倉編物研究所 公式ブログ

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編物をあらゆる角度から研究し、広く普及することを目指します。
所長は手あみ師範のアラフォー男性です。

所長の伊藤直孝です。

 

 

◎お知らせ

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「講習シートについて」「ご協力ください」「スケジュールについて」

 

 

日曜日の朝に放送しているラジオ番組「鎌田實×村上信夫 日曜はがんばらない」(文化放送)をたまに聴くことがあります。

文字通り、毎日がんばっている人は日曜ぐらいはがんばるのをやめてみませんか?という番組です。

 

 

作家・医師の鎌田實さんと元NHKアナウンサーの村上信夫さんの、ちょうどよく力が抜けた何気ないやり取り。

ついついがんばりすぎてしまうところにブレーキをかけてくれる、そんな存在だと思います。

 

先日ダウンしてしまったのですが、ここ数か月ほぼ休みなく働いてしまって、なんだろうね、ついついがんばってしまうんですよね。

思えば、小さいころからがんばることは散々叩き込まれてきましたけれど、がんばらないということはほとんど教わってこなかったというか。

がんばることは美徳で、サボってはならない、力を抜いてはならない、特に学校ではそんなふうに私は育てられてきたような気がします。

なにごとも全力投球しなければならない、完璧を目指さなければならない、そういう指導者ばかりに当たってきたような気がします。

小中高はテストの前には教科書を何十回も読んで完璧に頭に入れようとして、毎度テスト前はプレッシャーでお腹を壊していました。

大学・大学院時代の研究室は非常に指導が厳しいところで、助手(今でいう助教)の「カンペキですか?」というたびたびの問いかけに常にプレッシャーを感じていましたし、おっかない教授から雷を落とされないように毎日夜遅くまで実験・勉強していました。

そのせいもあって、学校の成績はほぼ常に上位にいたのですが、大学院を卒業するころにはもう疲れ果ててしまって。

学生のときは、がんばっただけその分結果が出やすいですが、社会に出るとがんばっても報われないことだらけで、そこで私は混乱し、小さいころから言いならされてきたことは何だったんだろうと今更ながら思ったものでした。

 

通常であればそこで多少なりとも知恵がついて、すべてにおいてがんばらなくてもいいという思考回路ができてくるのですが、私の場合はそのあたりが遅れていたみたいで。

それが今でも多少引きずっていて、このたびの働きすぎなんかに現れたわけです。

 

ただ、ところどころで力を抜くことの大切さを教わることもなかったわけではないんです。

たとえば高校の陸上競技部のとき。

このときの顧問は、スポ根ではなくスポーツ科学に基づいた指導をモットーにしていて、週2日、水曜日と日曜日は必ず休養日としていました。

特に水曜日は、私の所属していた長距離専門チームはマッサージの日として、部員同士で筋肉をほぐすマッサージをする日と決まっていました。

休みをきちんと取らないと故障につながるし、記録も伸びないと言われ、休むことの重要性を指導されました。

あとは、家庭では母からはよく「早く寝なさい」と言われていましたっけ。

寝てないといいパフォーマンスはできない、ということを小さいころから躾けられていたのですが…

 

でもいまだに無理する癖が抜けないのは、まぁもう私の性格なんでしょうね。

けれども、これから年を取っていくにつれ、もう無理もきかなくなってきます。

本当に今さらですが、働くこと、ひいては生きることに対する考え方を今一度よく見つめていかないと、ね。

 

それで、この「日曜はがんばらない」。

久しぶりに放送を聴きました。

私の場合は、土日は講習が多く、講習がなくても毎週恒例の仕事を日曜にすることが多いので、日曜はがんばらないといけないのですが、その代わりに定期的な予定がほぼない木曜かな、一息つくとしたら。

もちろん、週に一日だけがんばらない日にするというのではなく、必要に応じて、パフォーマンスを高く維持するために休むときは休む、というのが大切なこと。

 

厳しい物言いの人は、がんばり続けて疲れてしまう人のことを、自分が無限に頑張り続けられると過信している思い上がり、のように言うことがあります。

確かにそれはそうで、根性論がもはや古い考えと見なされているような昨今においては、合理的ではないことなのかもしれません。

もちろんいろいろ意見はあるでしょうけれど、やるときはやる、やらないときはやらないという、メリハリの効いた働き方や生き方が重要なのでしょう。

 

さて、今日はがんばらなかったかと言うと、先週ダウンした分を取り戻さなければならないので、ちょっとがんばって、ちょっと休んで回復に努め、という感じでした。

自分の体調に耳を傾けることができて、それに従ってコントロールできる人が、真にデキる人なんでしょうね。

ただね、編み物って時間がかかる手仕事だから、やはり多少は根を詰めなければならないところがあって、そこがジレンマなんだよね…

そこんとこ、うまくできないものかしらん?

 

 

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自由なスタイルでレッスンをします。

フリーレッスンのほか、(公財)日本手芸普及協会の手編みカリキュラムに沿った資格取得のためのレッスンにも対応します。

毛糸・編み図(本)の持ち込みは自由です。

受講料は、1コマ2時間半で3,000円です。

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原則として2営業日以内に返信しますが(制作に没頭しているときや体調不良時、休業日などはさらにお時間をいただく場合があります)、返信がない場合はアドレスに間違いがないか今一度お確かめください。アドレスがGmailから独自ドメインに変わりました。

※)前日、当日など急ぎの連絡の場合は、従来通り iton13579@gmail.com (@は半角で)にお願いします。

 

1) 銀座の編物教室(金曜日月2回、日曜日月2回)

銀座の会議室を借りて講習をします(最寄り駅:銀座一丁目駅、京橋駅、宝町駅、銀座駅など)。

この記事をアップした時点での残席状況

5月12日(日)(午前満席、午後満席)

5月17日(金)(午前満席、午後3

5月26日(日)(午前満席、午後満席)

5月31日(金)(午前満席、午後1

6月9日(日)

6月14日(金)

6月23日(日)

6月28日(金)

 

金曜日は午前の部10:15~12:45、午後の部14:00~16:30

日曜日は午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00

詳しくはこちら


2) 東京都区内の編物教室(月2回程度)

この記事をアップした時点での残席状況↓

5月11日(土)東新宿教室(午前1、午後1)

5月25日(土)東新宿教室(午前満席、午後4

6月8日(土)東新宿教室

6月22日(土)東新宿教室

午前の部10:00~12:30、午後の部13:30~16:00

基本事項は銀座教室と同様です。

※)東新宿会場は靴を脱いでスリッパで入室していただきます。

※)16時完全退室厳守のため、午後は可能ならば少し早めにお越しください。

※)東新宿会場へは必ず東新宿駅A3出口のエレベーターからアクセスしてください。ここからなら横断歩道も交差点も渡らずに済みます。これ以外の出口から出ると道に迷いやすいです。

 

3) 佐倉の編物教室(月2回程度)

地元・佐倉の貸しラウンジで編物教室を開講します。

「さくら住建」のSAKULOUNGEまたは別館リビングで行います(最寄り駅:京成本線志津駅)。

この記事をアップした時点での残席状況↓

5月8日(水)別館2Fリビング(午前満席、午後満席)

5月22日(水)ラウンジ(午前満席、午後1)

6月5日(水)ラウンジ

6月19日(水)ラウンジ

午前の部10:30~13:00、午後の部14:00~16:30

※)別館2階リビングは靴を脱いでスリッパで入室していただきます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。