吹田スマートインターの火種

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<★2013年６月6日

大規模開発に前のめり

「維新」井上市長の吹田スマートインター構想

大規模開発に前のめり維新井上市長
吹田サービスエリアスマートインター構想事実上撤回だが火種のこる


　５月23日市議会本会議で倉沢さとし市議がスマートインター設置問題で質問しました。吹田市は、「緊急車両用として検討しており、一般者の利用は想定していない」と事実上撤回しました。しかし、６月５日産経新聞は「名神吹田新インター案」を大きく報道(2面)。引き続き、環境に大きな影響を与える可能性が残されました。日本共産党は引き続き市民の立場で頑張る決意です。

倉沢質問　吹田サービスエリア付近に、スマートインター(簡易型高速出入り口)設置の構想が特別委員会で公式に発言されたが、構想の内容、住民説明はどうするか。

答弁(福祉保健部長)　国立循環器病センターの操車場跡地への誘致のため、重症患者の緊急搬送のため検討した。現段階では協議中であり、設置が決まれば、住民説明もしていく。

質問　スマートインターは、国交省が認可する施設。一般車がETCを利用して出入りできる簡易型出入り口。しかし、吹田サービスエリアの北側は住宅地で車も対面通行できない狭い道(写真)。南側には病院。こんなところに車が大量に出入りしたら大変なことになる。住環境が大きく変わる。誤解の無いように、スマートインター構想は撤回するのか。

答弁　あくまでも緊急車両用です。

質問　事実上撤回されたと確認します。吹田市では大きな開発が続くが、「吹田市に賑わい」も大切だが、住環境を守ることも考えるべきだ。住民に無断で開発をすすめるべきでないことを強く要望する。