11月中旬が引き渡しということで、そろそろコーティングについても検討を始めています。
現在検討中のコーティングは下の3つです。
①株式会社ゆはかのこ 森のしずく
②エコプロコート UVフロアコーティング
③一条工務店提携先 地元UVフロアコーティング
早速サンプルと見積もりを取り寄せました。
傷を付けたり、油性マジックで書いたり…した後の写真ですみません(・・;)
1.森のしずく
30年保証を謳う
ガラスコーティングということで、EBコートに浸透して一体硬化になるタイプです。
1,200℃まで対応なので床暖房もOK。
保証期間30年ということについて、パンフレットには、
「生活中についた傷は、有償保証」「お客様の過失による傷は、有償保証」
これでは保証書の存在意義がありません。
森のしずくは「無償保証」を実践して参りました。
これからも、「無償保証を実践し続けます」
と、生活上付いてしまった傷についても、無償保証をどーんと大きく謳っています。
でも、生活していればどんどん傷も付いてしまうと思うので、その度ごとに修理に来てもらうのもかえって悪いような…しかも30年…すごすぎて、逆に引きますが…(^_^;)
さて、サンプル品での実験です。
まず油性ペンで書き殴ってみました(右上)
写真の通り、すぐにインクがはじかれてしまって、薄くなってしまいます
水性ではありません。油性です。
素直に、すごいな~と思いました
もちろんクレヨンは問題なし。
ティッシュで拭くと、あっという間に消えてしまいました。
下にちょっとインクの跡が残っているのは、傷を付けた部分です。
傷の部分にはやはりインクが染みてしまって、若干残ってしまいました。
次に10円玉で思いっきり、力の限り(?)傷を付けてみました。
赤丸の部分ですが。あんまりよく見えないでしょうか。
細い、薄い傷が無数に付きました。
フロアに傷が付いたというより、コーティングが禿げたという感じの傷です。
ちなみに、森のしずくはUVフロアコーティングもやっていますが、紫外線反応硬化(紫外線を強制的に照射する機械の使用)は2008年に止めたとのこと。
なんでも、今日主流となったシート式のワックスフリーの床材では、下地材調整が必要となり、そのためUVフロアコーティングの強度が半減してしまうので、紫外線反応硬化特性の配合比を改良して、照射器を使わないタイプにしたとのことです。いろいろと研究もしているんですね
2.エコプロコート UVフロアコーティング
一条工務店のブログで有名なエコプロコートです。
こちらは20年保証です。
UVコーティングなので、EBコートの上に犠牲皮膜を形成します。
若干ですが、
いただいた保証書の見本には、免責事項が書かれていました。
①建築駆体または床材本体の変形など、製品以外の問題に起因する不具合。
②製品の経年変化(使用に伴うつや引けや褐色など)や経年劣化(使用に伴う製品の摩耗、汚れまたは傷など)に伴う不具合および劣化
③製品周辺の自然環境、住環境などに起因する不具合および劣化(例えば、大気中の砂塵・馘首金属粉または降灰等が製品に付着して起きるつや引け等の不具合なと)。
生活上生じた傷は、上の経年劣化に含まれるのかな?
これだけ読むと、ちょっとよく分かりませんでした
さて、サンプルで実験です。
油性ペンで書き込んだ時点で、じわっと染みていきました
ティッシュで拭いても、全く落ちませんでした。
そもそもパンフレットにも、「シンナーや除光液などで拭いてみてください」とあるので、そういうものなんでしょう。
クレヨンについては、ティッシュでも簡単に落ちました。
次に10円玉で傷を付けてみました。
傷の深さは
ただ、傷については、サンプルの木材の影響もあるような気もするので、あんまり参考にならないかなとも思います。
3.一条工務店提携の地元のUVフロアコーティング
・油性マジック実験…がっちり染みました
・傷実験…サンプルの木材が薄かったということもあると思いますが、ものすごく深い傷ができました。
・機械での紫外線照射によるUV硬化を大きく謳う…森のしずくのパンフレットを見た後なので…
パンフレット資料を見ると、エコプロは、さすがに老舗だけあって、コーティングされた綺麗なパンフレットや、各種資料が入っていて、DVDまで付いていました。
森のしずくは、“とにかく量”という感じで、カラープリンターで印刷した資料でしたが、工程の写真や使う道具などを細かく示したパンフレットなど、どさっとたくさん入っていました。それはそれで多すぎてかえって分かりにくいような…。
それぞれの会社に間取り図を送って、いずれも同じ指定箇所、面積で正確な見積もりも取ってもらいました。
森のしずくとエコプロには、水回り(キッチン、浴室、洗面、トイレ)の防カビ・防汚コーティングセットも付けてもらいました。森のしずくはさらにサービス(無料)で、玄関石材、スリットスライダー、シューズクロークのコーティングが付いていました。特に森のしずくは間取り図をよく見てくれて、スリットスライダー(一条!)やシューズクロークまできちんと入っていたのが好印象です。
様々な値引きなどがあった上で、具体的な全体経費は言えませんが、結果として、森のしずくがエコプロよりも、7万円安い見積もりでした
ちなみにエコプロについては、一条工務店顧客用の特設サイトから申し込んだので、5万円引きになっています。
一条工務店提携の店は、水回り抜きの金額で、エコプロの同種とほぼ同じ金額でした。
そんなこんなで、なんとなく(というか金額的に)、森のしずくさんに頼もうかな~という感じになっています。
ただ、心配なのは、エコプロコートについては多くの方がブログでその良さ・課題を指摘しているんですけど、
森のしずくのブログでは、
実際に施工した方の声が聞けるといいなーと思いますね