さて、内側/外側共に耐ガソリンFRPで更にプライしてゆき、お得意のTL125のタンクから切り出したキャップ部を移植。ワイヤー類を通すシンチュウパイプ部分も合わせて成型したタンク部。

シート下が燃料タンクだった行灯カブだが、今回はトライアルバイクにモディファイするのでタンク跡を埋める必要がある。

シートと言われる事が多い部分だけれども、座れる訳も無いし座ろうとも思わないシート下の燃料ホース穴隠し蓋。一枚板だと反ったり割れたりするので裂いて薄いメープル板を挟んで集成材にしてからノミとかんなで削っていく。

塗装はイギリスのステインとニス。

サイドカバーは3mm厚に延ばした粘土にカッターナイフでアウトラインとロゴを切り出し、細かく裂いたガラスクロスを混ぜたFRPを流し込み成型。

離型してリューターでエッジを整えサフェーサー吹いて仕上げ待ち。

カブらしさを残しつつ欧米の50〜60年代の工業製品的な色にした。

リアフェンダーは2枚作り、1枚はテールライトとナンバーの取り付け穴を開けておいた。我ながら気が利くなぁと感心したっけ。

部品点数が最低限な為に組み付けはあっという間。このウイングマークのデカール貼った瞬間に命が宿った感じ。ガソリン残量覗き窓はお決まりのパターン。

お察しの通りDUCATIのイモラタンクからの拝借アイディア。

トライアルタイヤは消しゴムの様に柔らかいから交換も楽。

当初、搭載したエンジンはCS90のもの。バッテリー点火なため手持ちのラジコン用バッテリーを積んだ。エンジンを停止してもコイルに電気を垂れ流してしまうのでイチイチスイッチをOFFにする必要があったから注意書きのステンシル。

また、その電源スイッチは走行中触らぬ様ミサイルスイッチに。

完成間もないカブ。

そして、CD90のエンジンに載せ替えバッテリーレスになり益々頼もしくなった現在のカブ。現代のトライアラーとほぼ重なるシルエット。その形だけではなく、ポテンシャルもど素人の自分にとってはホンダが開発したTL125よりも扱いやすく無理も利く。

まぁ、今後も気が向いた時に写真整理してアップしてみようと思いますので

お暇があるときにでも覗いてやってくださいませ。

よろしくお願い致します。

 

 

 

 

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