TOYATA 86 ZN6
KYB Extage テストしました。
KYB Extage テストしました。
テスト車のグレードは「GT」
サスペンションチューニングと言うとこのクルマの場合ついつい車高調に行きがち。
というかKYBブランドでも車高調の 『Real Sports Damper』 で先行しておりましたが。。。(笑)
というかKYBブランドでも車高調の 『Real Sports Damper』 で先行しておりましたが。。。(笑)
そうは言っても、、86/BRZ だからって車高調ばかりじゃつまらないでしょ。
オリジナルがそもそもスポーティな味付けでそのままでもかなり走れてしまうセッティング。
オリジナルがそもそもスポーティな味付けでそのままでもかなり走れてしまうセッティング。
乗り心地はそこそこ確保しつつ、、
更なるハンドリング向上のためのチューニングをしたいドライバーもいるはずですよね~(^O^)
更なるハンドリング向上のためのチューニングをしたいドライバーもいるはずですよね~(^O^)
そうなるとノーマル形状のダンパー&スプリングのKITってことで 『Extage』 の登場です!
前後ともに32クリックの減衰力調整式です。。。
前回の 『Real Sports Damper』 テストでハンドリング傾向は見えていたので
それを参考に今回の試作品をつくってみました。。。(^^)v
それを参考に今回の試作品をつくってみました。。。(^^)v
◆◆◆ 走行テスト Day 1 ◆◆◆
袖ヶ浦フォレストレースウェイにやってきました。
袖ヶ浦フォレストレースウェイにやってきました。
今回もダンパー&スプリング以外は前回テスト時と同じセットにて走らせます。
【 タイヤ 】 ADVAN Neova 225/40R18 (6.5分山)
【 ホイール 】 ADVAN Racing RSⅡ 8.0J インセット +48
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
【 ホイール 】 ADVAN Racing RSⅡ 8.0J インセット +48
【 PAD 】 プロジェクトμ HC+
早速午前中の1本目は前後ノーマル同等バネレートからスタートです。
ダンパーだけでもかなりスタビリティアップ出来ているので、だいぶイイ感じで走れます。
さすが仕様的に当たりが付いているだけ手応えバッチリですね(^^♪
さすが仕様的に当たりが付いているだけ手応えバッチリですね(^^♪
減衰力の前後バランスをチャカチャカ調整してひと通り雰囲気を確認して・・・ 一本目終了。
インターバルが30分なので素早く交換! ここはメカニックさん頑張りどころ(^^♪
この間、ガソリン補充と車高関係の測定もやっているので実質20分で
前後の組換えをやっているわけですね。
この時間はまばたきも出来ないくらい忙しいです。。マジ(笑)
この間、ガソリン補充と車高関係の測定もやっているので実質20分で
前後の組換えをやっているわけですね。
この時間はまばたきも出来ないくらい忙しいです。。マジ(笑)
2本目は前後ノーマル比105%のバネレートを確認。
ノーマルレートに比べるとずいぶんシャキッとしたキャラに変わりますね。
もちろんサーキットでのハンドリングは良くなる方向。
もちろんサーキットでのハンドリングは良くなる方向。
そして午後の走行。 3本目は前後ノーマル比110%に変更。
ダンパーの減衰ポジションにもよりますが、、、
基本的にタイヤの負担が大きくなる傾向です。
ステア初期の路面つかみ感は良いけど、その後が続かない・・・
コーナリング中は弱アンダーステア傾向です。
基本的にタイヤの負担が大きくなる傾向です。
ステア初期の路面つかみ感は良いけど、その後が続かない・・・
コーナリング中は弱アンダーステア傾向です。
ちょっとやり過ぎの領域に入りつつあるかも・・・(-_-
そして乗り心地もたぶんこれじゃダメ。
そして乗り心地もたぶんこれじゃダメ。
4本目はフロントのみノーマル比105%に戻し。 リヤは110%のまま。
これですね(^^♪ 前後バランスはとてもまとまってます。
ターンイン→コーナリングへの挙動がスムーズ。
ステア操作量も少なく、応答性も良いので運転しやすいです。。。
ターンイン→コーナリングへの挙動がスムーズ。
ステア操作量も少なく、応答性も良いので運転しやすいです。。。
5本目はフロントをノーマル比100%、リヤは105%の組み合わせ。
前のセットと同様に前後バランスはとても良い!
フロントがノーマルレートになったので若干ジワッとしたステアフィーリングにはなっているものの
しっかりしながらストローク感もあり、操作しやすいですね。
トラクションも良くなってます。
フロントがノーマルレートになったので若干ジワッとしたステアフィーリングにはなっているものの
しっかりしながらストローク感もあり、操作しやすいですね。
トラクションも良くなってます。
『Extage』 のキャラクターとしてはこちらですね~(^^♪
前後-15mm車高ダウンのアピアランス。
良く見ると少し車高が低い。 派手さはないけどカッコイイ。
こんなバランスにしてみました。
良く見ると少し車高が低い。 派手さはないけどカッコイイ。
こんなバランスにしてみました。
◆◆◆ 走行テスト Day 2 ◆◆◆
袖ヶ浦でハンドリングバランスの良いセットを見極めたので、二日目は乗り心地と質感の詰めです。。。
候補はSET4とSET5
一般道の低速(20~30km/h)から高速道路での走行フィーリングを確認します。
一般道の低速(20~30km/h)から高速道路での走行フィーリングを確認します。
結果・・・ SET5 フロント 100% / リヤ 105% が良かったですね。
ということで、
『Extage KIT』 スムーズに完成しました!
『Extage KIT』 スムーズに完成しました!
ちなみに、、
前回袖ヶ浦での 『Real Sports Damper』 のBEST Lap 【1:18.592】
今回 『Extage』 SET5 でのBEST Lap 【1:19.077】
前回袖ヶ浦での 『Real Sports Damper』 のBEST Lap 【1:18.592】
今回 『Extage』 SET5 でのBEST Lap 【1:19.077】
RSDはまだ不十分だとしてもですね、、
フロントタイヤのショルダー摩耗も多く、アライメント関係はノーマル状態でこのタイムは・・・
だいぶ楽しめるセットなのではないでしょうか。。。
フロントタイヤのショルダー摩耗も多く、アライメント関係はノーマル状態でこのタイムは・・・
だいぶ楽しめるセットなのではないでしょうか。。。
逆に 『Real Sports Damper』 のハードルを上げてしまったか!?・・・(笑)