第1話
悩める子羊達よ、
さぁ!あなたの心を診ましょうか
これは、
迷える子羊たちを救う、
精神科医の話である。
この世は住みにくく、
心折れた人たちが、
街にあふれかえっている。
裕福で幸せそうな人も、
健康そのものの人も、
ラブラブの恋人たちも、
誰もが悩める子羊なのだ。
羊たちよ! 共に歩もう!
この世界は果てしなく続く荒野だ!
急ぐことはないさ。
疲れたら休むがいい。
だが、仲間からはぐれたら危険だ。
さぁ、共に、恐れず前へ進もう!
私はお前たちの味方だ。
**********
倫太郎) ある研究者の考えでは、
恋愛とは、一過性の精神疾患のような状態
です。理性を奪う、非常に危険なものが恋愛
というわけです。たとえ治療の過程で恋愛に
似た感情が起きたとしても、最終的には、患
者さんが、治療者以外の誰かを、愛せるとこ
ろまで治療し、より幸福な人生へと導くのが、
精神科医の務めです。
**********
倫太郎) 夢乃さん。どうか無理をしないで下さい。
なぜだかは分からないけれど、
あなたは、無理をしています。違いますか?
夢乃) ずっと独りで…ずっと寂しくて…。
先生…私と一緒に落ちて。
倫太郎) えっ?
(突然夢乃にキスされ、腰が抜ける倫太郎)
夢乃) 先生?
倫太郎) ヒ…ヒノリンでいいです。
夢乃) また会ってくれますか?
倫太郎) (頷く)
**********
倫太郎) 僕の大好きな
コメディアンはこう言っています。
嫉妬はいつも、正義の服を着てやって来る。
繭子) 嫉妬? この私に?
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タフでなければ精神科医は務まらない。
やさしくなければ、
傷ついた患者たちを救うことをできない。
私は決して壊れない。そう信じていた。
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倫太郎の大好きなコメディアンとは、タモリさんのこと。
独善とは善意の服を着てやってきて、
嫉妬はいつも正義の服を着てやってくる
おおーっ、タモリ恐るべし! 善意の服も、正義の服も、
これ見よがしに人に見せる服っていうのは、胡散臭い。
パソコン場面とデータしか見ない医者は論外だけれど、
倫太郎はちょっと踏み込みすぎかなって気がしないで
もない。いつでもウエルカムな態度でいてくれるのはう
れしいけれど、あんなに親切にしていたら、身体がいく
らあっても足りないというか、そのうち刺されそうで…。
蒼井優は二重人格なのかな~? 高畑淳子の毒親ぶ
りが上手過ぎて怖い怖い。あれじゃ、心を守るために
もう一人の自分を作りだしてしまうのも無理はない…。
彼女がこれから倫太郎にガッツリ絡んで、倫太郎がど
う変わっていくのか、堕ちていくのか、かなり楽しみ~。
脚本家のコネクションを最大限に活用?と思ってしまう
花子とアンのキャスティング、白鳥かをる子様、醍醐さ
ん、おじいやん。中でも、花アンでもいい味出していた
ハリセンボン・春菜の演技がすごくいい! 花アンで開
眼したのか、女優春菜の存在感は侮れません。リアリ
ティある演技、役になりきった心の叫びに泣けました。
ドラマの方向性がまだ見えてこないけれど…新たなる
堺雅人の、定番キャラに化けるのか、楽しみです~♪
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第2話~恋愛は一過性の精神疾患のようなもの、そう僕は思っていた…
●「Dr.倫太郎」HP
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