PCR検査について

テレ朝newsが報じた《「無料PCR検査で「商品券」何度でも…“事務経費”事業者が多く得るため?》という驚きのニュース!!

 同ニュースによると、都内に、近くの商店街で使える500円の商品券がもらえる無料PCR検査場があるという。「検査は3日に1回受けられ、そのたびに商品券を渡せる」と言われた人もいるそうだ。「都内でPCR検査をおこなう事業者には、現在、1件あたり『キット等購入費、送料』として上限7000円の実費、『各種経費』として3000円が支払われることになっています。この『各種経費』は領収書も不要なことから、そのうちの一部を利用者に還元しているのでしょう。 商品券を配布することで、検査数を増やし、売り上げアップを目論んでいると見られても仕方ない。違法ではないですが、もとはすべて税金ですから、批判もやむを得ないでしょう」(経済ジャーナリスト)

PCRは、米国のキャリー・マリス博士によって発明された技術です。

博士は1993年にPCR開発やその他の功績からノーベル化学賞を受賞し、2019年に亡くなりました。

 

現在、新型コロナウイルスに感染しているかどうかを検査する初期検査としてPCR検査が行われていますが、
博士はPCRについて次のようにコメントしています。

 

「PCRを感染症の診断に用いてはならない」

 

PCR法とは、遺伝子(DNAやRNA)配列を可視化するために遺伝子(DNAやRNA)の一部を数百万から数億倍に複製する技術です。

ウイルスそのものを検出するのではなく、唾液などのサンプルの中に新型コロナウイルスの遺伝子の一部があるかを見て、ウイルスの存在を間接的に判断するという方法です。

 

そのため、遺伝子配列が全て一致していなくても、遺伝子の一部さえ合致していれば、他のウイルスでも検出し、陽性反応を示します。

さらに、複製回数(サイクル数)によっても陽性率が大きく変化するといわれています。

また、そのウイルスの特性まではわからず、感染力のない微量なウイルスや、死んだウイルスでも存在が確認されれば陽性となってしまいます。

 

実際にPCRの検査キットの中には、インフルエンザ、マイコプラズマ、アデノウイルス、RSウイルス、クラミジア等に反応する可能性が記載があり、 「コロナウイルス感染症の診断の補助としての使用を意図したものではない」 「研究用としてのみ使用し、診断手順に使用するためのものではない」 との記載があるようです。

 

また感染について、例えばインフルエンザウイルスでは、粘膜等にウイルスが付着しているだけでは感染と言わず、細胞内にウイルスが入り込んで増殖した状態ではじめて「感染」と診断されます。

PCR法は遺伝子を数億倍に増幅するため、実際には数個のウイルスが付着しているだけの人も「陽性」になります。

 

つまり、PCR検査で新型コロナウイルスのみを判定できるわけではないため、「PCR陽性」=「新型コロナウイルスに感染」ではないということになります。

 

 

前述の通り、PCR検査はインフルエンザウイルスを含む他のウイルスでも陽性反応が出てしまいますし、サイクル数の設定を変えることで陽性率が格段に高くなる、恣意性の高い検査方法です。

 

またPCR検査はサイクル数を増やす毎に、より少ないウイルスでも陽性となります。

 

10サイクルだとウイルスの数は1000万個以上で陽性、20サイクルにすれば10万個以上で陽性、さらに30サイクルでは1000個以上で陽性、40サイクルになるとわずか10個以上でも陽性になるといわれています。

 

日本の場合、国立感染症研究所の「病原体検出マニュアル(令和2年3月19日)」では、判定するのに必要なサイクル数を45サイクルとしています。つまりウイルスが10個程度存在すれば陽性となるようです。

 

みなさんはPCR検査についてどのようにお考えでしょうか?

 

 

容易に得られる情報や与えられる情報だけを鵜呑みにするのではなく、自ら情報を収集し、そして何が正しい情報なのかを自分で判断する必要があるのではないでしょうか。


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