新型コロナウイルス・新型肺炎の後遺症 | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

新型コロナウイルス・新型肺炎の後遺症

今日も東京では新型コロナウイルス・新型肺炎の新規感染者が300人を超えました。週末で検査数が少ない中ですがやはり増加傾向は続いています。

 

 

現在春休み中の教育機関にとって、4月に入って新学期を迎えると同時に感染の第4波となると、再びオンライン授業中心になるのかもしれませんし、部活も当面中止になるかもしれません。

 

先週俳優の志念淳さんが急性心筋炎で入院されました。

 

 

今回の志念さんのケースでは新型コロナウイルス・新型肺炎に感染していないようですが、心筋炎は心筋がウイルスに感染して引き起こされるもので、新型コロナウイルス・新型肺炎の後遺症・合併症のひとつに心筋炎も挙げられています。日本では自覚症状のある臭覚や味覚の異常といった後遺症には対応していますが、比較的自覚症状のでにくい心筋炎にはほとんど対応されていません。アメリカのプロ・大学スポーツでは、新型コロナウイルス感染者が回復後一定程度心筋炎の後遺症が確認されています。ですので、回復後はMRI検査と一定期間の経過観察が義務付けられています。

 

アスリートにとって心肺機能にダメージが残る後遺症となると、選手生命を失うケースも出てきますので、ウイルス感染したものにはMRI検査の義務化も検討すべきと感じています。