仮に５００万円を元銭に１億円を狙うというのであれば、
少々、直感的な話ではありますが、
１発じゃしんどいですね。
けど、２発、会心の一撃があれば、
きっと行くと思います。
夢の１億円。
先日、年率１５％とか２０％の成長曲線を書きましたね。
確かに、年率２０％成長する株を買って、
年率２０％のリターンを狙うと言うのは
とてもシンプルで合理的な戦略です。
しかし、株価の方は必ずしも、こんなきれいなカーブを描きませんよね。
たぶん、こんな感じです。
会社自体は何年も２０％成長しているのに株価はちっとも騰がらない時期もあれば、
突如、その期間の成長を一気に取り返そうと、
短期間のうちに２倍にも３倍にもなったりする類のものです。
騰がる直前に、
「私、そろそろ騰がろうかしら・・・。」等とヒントを呉れれば良いのですが、
普通はそんなもんありません。
まぁ、後で振り返ってみると、
実は何かしらサインが残っていることはあるのですが、
リアルタイムでそれに気付くのは至難の業です。
後で振り返って、あの出来高の急増が暴騰前のサインだったか・・・。
となるのがオチでしょう。
で、このデッカーい上昇を確実に取るためには、
動きが鈍い時期もずーっと持ち続けると言う
少々カッコ悪い戦法が有効です。
騰がろうが下がろうが動じず、
これが長期投資です。
そうすると、上の二つの例のように
例え、先に下がって後から大上昇のパターンでも
先に騰がって、長期停滞後、再び大上昇するパターンでも、
（あるいはそれ以外のトリッキーな動きをしたとしても）
いずれは、期待値（緑・赤・青のライン）くらいは上昇するものです。
株って言う奴は・・・。
そんな銘柄ばかりをひたすら狙って買えば、
そのうち５～１０倍高みたいな会心の一撃を
あなたもきっと経験することができるでしょう。
ただ、ワンパンチでは、１億までは届かないですね・・・。
５００万円１本勝負でそれが大当たりで１０倍高しても、
まだ５０００万円ですからね。
それに、普通は、１本勝負は出来ませんから、
（そんなことをやってたら、大抵の場合は、裏目に出るだろう）
少々は分散させる必要があるため、
もうちょっと期待値は低いわけです。
１０倍高取れたとしても他が足を引っ張って、
まぁ、２～３千万円（４～６倍）くらいでしょうか？
その段階で
もう１発クリティカルヒットが欲しいわけです。
それで、ようやく「億り人」達成でしょうか・・・。
ドケチで５００万の軍資金を作り、
会心の一撃×２回で１億円。
サラリーマンが１億円財産を築く為の
一つの長期ストーリーかもしれませんね。
経験上、ドケチだけでは１億はさすがにしんどいですしね・・・。
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