伊勢の街には 魅力的な
宿泊施設が少ないのは
淋しいですね
参拝を済ませた
多くの皆さんは
リアス式の素晴らしい景観や
その海から もたらされる
美味しい海の幸を求めて
鳥羽や志摩にある
リゾートホテルを目指すようですね。
志摩スペイン村に
鳥羽水族館…
真珠に海女さん
的矢牡蠣や伊勢海老…
お楽しみ 盛りだくさんで
老若男女 どこを責めても
ストライクゾーン！
吸引力がありますよね…！
でも…
酒呑みのアンテナは
古の伊勢の街に
反応しちゃってます！
神様からの授かり物であり
神への神聖な捧げ物である酒…
神様の住まう伊勢で
酒を飲まない訳にはいきませんね！
酒呑みの勝手な解釈で
リゾートに真珠
さらには スペイン村までも諦めて
伊勢に
宿を取る事にしたのであります！
と言う事で…
観光客の去った
伊勢の夜は 早い…
そして
昼間の喧騒が嘘の様に
踏切の警笛音だけが
ひっそりとした街に
乾いた音を 鳴り響かせています…
しかし、私は
明かりがある処…
酒がある処…
目指します
さあ！ホテルで
ウコンの力 一気飲みして
のこのこ出かけますよ！
酒呑みの友人によると
伊勢には
お勧めの酒場が
3軒あるとか…
老舗の大衆酒場
居心地抜群と評判の
一月屋
酒と酒に合う肴を
昔ながらの 飲み屋風情で
堪能できる居酒屋
向井酒の店
そして…
今宵 お世話になる
虎丸…です。
評判では
魚が旨い
伊勢湾の魚に拘りあり
これ！決め手でしたね‼︎
但し 予約必死の人気店…
然も 予約の際には
良い魚が無い時は
お休みを頂きますと の事
ハードル高いですね。
そんなに 自信のある魚…
食ってやろうではないですか！
普通だったら 納得しませんよ！
こっちは
鳥羽水族館のアシカショーまでも
諦めて来たのですから！
薄暗い 住宅街を プラプラ歩いていると
ぼんやりと灯りが見えてきました…
営業してますね！
第一ハードル突破！
おや？
店主…
またまた ハードル拵えてますね！
店内は石造りで
天井が高く 清潔感もあり
居心地は 良さそうです
オープンカウンターの上には
自慢の魚が
冷蔵ケースに並でいますね
その目線の上には
この日のお勧めが
手書きで書かれています
聞きなれない魚の名もありますね
店主…またまた 仕掛けます。
備え付けのメニューですがお楽しみは 貼り紙の方に…
地酒を含む 渋いラインナップの日本酒さて、ビールを一杯流し込み
早速 自慢とやらの魚を
頂きましょう！
お造り来ましたよ！
角が立って
捌きたてというのが分かりますね
分厚い マグロをがぶりと喰いつくと
弾力が凄い！
歯が跳ね返される程の 身の締まりです。
コリコリ コリコリ
口の中で 魚が 跳ねている様ですね！
ハマチ 黒鯛 イサキ…
全てが 新鮮！
見事なお造りでした！
但し 好みの問題ですが
私は 魚は 熟成された方が
旨いと思います。
柔らかな歯ごたえ
ねっとりした舌触り
熟成されて旨味が 身の隅々まで
のったところで 頂きたいですね。
それでも やはり 嬉しいですね！
とびきり新鮮な伊勢湾の魚を
見事なお造りで
繊細かつ豪快に食べられる…
活魚好きには
堪らないお店で有ることは
間違いありませんでした！
松阪牛のミンチかつ揚げ物も 秀逸ですね！
オーダーした 自分に 乾杯！
そして どんな形でも 松阪牛を食べた事実…。これにも 乾杯！
ご主人も 話を振ると
伊勢と魚を
こよなく愛する
気さくな方でしたね！
居心地よくて 長っ尻最後の一人になってしまいました…
ハードルは主人の
料理に対する拘り…
一気に飛び越えて
素敵な伊勢の夜になりました！
伊勢の夜…
幸せに満ち足りて
酒と肴を楽しみました
まるで
神様に見守られている様に…。
明日は 新たな街へ
旅は続きます…
ブログの一日が長いぞと言う
お叱りを感じつつ...。
