4日~5日前にYouTubeにアップされた近畿大学のスピーチがバズっておりまして、再生回数はまもなく150万回を突破します。


良い話をすることが生業みたいになってしまうのが嫌なので、基本、こういったスピーチの仕事は最初で最後のつもりでお請けして、やるからには、『芸人×作家』のプロとしてのお仕事を見せようと思って壇上に立ちました。

このスピーチを見た人から「『ノープランで出てきた』とか言ってたけど、ノープランじゃねぇだろ!」と突っ込まれるのですが、厳密に言うと、8割ほどアドリブで、2割ほど用意していました。

「2割」というのは『話す内容』を決めていたわけではなくて、『伏線を回収するストーリー展開を決めていた』の「2割」ですね(^_^)

なので、冒頭の10分ぐらいは本当にアドリブで、会場の雰囲気に合わせて、エピソードトークをチョイスしました。
これは、それなりに芸歴を重ねたプロの芸人なら誰でもできると思います。

冒頭10分間のエピソードトークを残りの時間で回収するわけですが、ここに必要なのは『作家力』で、この構成も、それなりに芸歴を重ねたプロの作家なら誰でもできると思います(たぶん)。

オンラインサロンメンバーには、今回のスピーチの裏側(仕掛け)を全て話しているのですが、裏側を知ると、それなりにゾッとすると思います(^_^)

裏側(仕掛け)について、一つだけヒントを出すと、「登場のやり直しで、なんですぐに登場VTRが流れたの?」です。
あまり喋りすぎると夢が無くなるので、この辺でゴニョゴニョしておきますが、一つ言えることは、すべてのマジックにはタネがあります。

タネを知りたい人は、僕のオンラインサロンを覗いてみてください。
そんな中、スピーチの最後に最新刊『チックタック ~約束の時計台~』をブチ込んでくるあたりが西野の糞たる部分なのかもしれませんが、僕より前にスピーカーを務めた堀江さんにしても、又吉君にしても、自分の著書からの言葉を引用しています。

「宣伝だ!」と言われたらそれまでなのですが、作家は往々にして自分の中にある照れ臭い部分を作品の中にメッセージとして混ぜ込んでいるので、自分の作品の中から言葉を引っ張ってくるのは、そこそこ自然な流れだと思っています。

『チックタック ~約束の時計台~』という作品は、もちろん自分自身を含む“挑戦することを選んだ全ての人”を励ますことを目的として、おせっかいで描きました。
作品の対象年齢は無く、作品のターゲットは「挑戦者」です。
この作品のメッセージが彼らの希望になると嬉しいです。

おはようございます。
今日も頑張ります。
あなたも頑張って。




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