昨日、『今、もっともクリエイティブな銀行』的なニュース記事がまわってきて、読んでみると、

「(ウチの銀行は)上はパーカー、下はジーンズというラフな服装。フロアのどこででもMacBookを持ち寄って、新しい企画案について上司も部下もなくフラットに意見をぶつけ合う」

と、12年前みたいな内容が堂々と綴られていたので、震え上がった。
冗談抜きで、記事のリリース年月日を再確認したほど。
(「2018年5月7日」と書いてあった)

時代を築くと、その勝ちパターンから抜け出せずに、時代に取り残されることは、これまでの歴史が証明している。
今の銀行の危うさについては、僕のオンラインサロンを覗いてみてください。
銀行について、あらためて考えさせられることが起きています。
たぶん、次に出すビジネス書に書くと思います。

そう考えると、幻冬舎の見城さんとか、DMMの亀山さんだとか、ウチの大崎さんとかの凄味が浮き彫りになってくる。
お三人の仲が良いか悪いか知らないけど、僕はお三人とも(結構マジで)尊敬していて、普通に好きです。

『えんとつ町のプペル』の無料公開は、上層部に確認をとると止められるので、確認はとらず、身内スタッフだけでゲリラ的におこなったんだけど、直後、見城さんが『えんとつ町のプペル』の担当編集の袖山さんを呼び出して「無料で公開したら、売れるものも売れなくなるだろ!」と激昂。

そして激昂直後に、『えんとつ町のプペル』の売り上げが爆発的に伸び、再び袖山さんを呼び出した見城さんが一言。

「袖山、ごめん! こんなことって、あるんだな。ホント、ごめん!!」


これは、僕が女子だったら確実にプロポーズしているぐらい大好きな見城徹エピソードなんだけど、まぁカッコイイ。
(※この件で被害を受けたのは袖山さんだけ↓)

結果を出せば出すほど、「あ、自分が間違っている」が遠退いてしまうのが人間だと思うんだけれど、見城さんはそこに当てはまらない。
亀山さんも、大崎さんも。
話を伺っていると、「俺、最近はよく分からんから、任せる」という言葉がよく飛んでくる。

「ごめん、俺が間違ってた」と言える人がトップにいるチームは強い。

自分の中には「◯◯さんみたいになりたい」といった感情はないのだけれど、しかし、見城さんや亀山さんや大崎さんのように、潔く任せられるようになりたい。
そうならないとチームが沈むことが目に見えているので。

『任せる力(まかせるりょく)』が、ここ最近の僕テーマです。
40歳になるまでに、身に付けよう。