明治神宮外苑再開発 反対 7 | 日本世論の会 本部

日本世論の会 本部

各支部並びに会員相互の交流と広報を目的としています。

コモンズの連帯活動がはじまった(7)
  今、全国各地で一斉に、「集客施設」(アリーナや高層建物)の建設計画が、地域に「賑わい」をもたらすという大義・美名を掲げて、公園・緑地の緑を破壊・伐採する計画が進行している。
  全国のアリーナ建設計画(添付資料)がある。この計画は、文部科学省の所轄スポーツ庁のホームページに提示されている。
  曰く、>政府は未来投資戦略2017(平成29年6月9日閣議決定)に依り、2025年(令和7年)までに20箇所アリーナ建設をめざし、さらに地方創生まちづくりとして、「まち・ひと・しごと」創成総合戦略(令和元年12月20日閣議決定)<

  「緑樹」は、地球温暖化防止のため世界で育成が求められている。スポーツ庁の計画は、世界の潮流に完全に逆行した開発行為で、この政府方針に連動し推進しているのが新時代=令和時代を迎えた創価学会本部の決定である。平成30年11月17日、東京信濃町の学界本部は、各地の創価学会支部に向けて、活動活発化の「新活動方針」を打ち出していた。地域活動に熱心なのが創価学会である。
  この活動のため、全国各地で「開発投資計画」が立てられ、緑の公園や緑地の木が伐採される事例が目白押しである。緑地の緑や歴史ある公園が破壊されることに危機意識をもった人たちが連帯して活動を展開するため、令和5年12月、東京に集い、「コモンズネット」を立ち上げた。

この連帯活動開始後の事象を列挙すると:
1. 2月4日、各地区活動者の合同会議
2. 2月24日、「汐留・欲恩園現地見学」国会議員連盟との集い」
3.  3月12日に、「コモンズ」幹事団が、国会内で、石川幹子東
   大名誉教授が「外苑再開発」について、鰺坂学同志社大学名
     誉教授が「京都府立大学アリーナ建設」について、「外苑再
     開発」に反対する「国会議員連盟」会長船田元自民党衆議院
     議員と、「国会環境委員会」委員長務台俊介議員に現況を説明
     し、国会と連携した市民団体の活動展開を確認。
4.  3月13日、京都府住民・団体の一致した反対活動にも係わら
   ず「巨大アリーナ建設計画」を頑固推進していた京都府西脇
      知事が、突然「開発計画中止」を告げた。(3月29日インタ
   ーネットコモンズ会議で鰺坂学同志社大学名誉教授が報告)
   京都府知事も前職は「復興庁次官」で、国土交通省、つま
   り、創価学会の影響下にある官庁である。
5. 3月15日、「日弁連」が「外苑再開発中止勧告」
   同日夕方、NHKニュースが速報、インターネットのNHK
   ニュースも同時配信。放送は1回限り、インターネットは同
   日直ぐ消された。
(最終回へつづく)