「明治神宮外苑再開発」反対(6) | 日本世論の会 本部

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NHKは、「皆様=日本国民」の公共放送なのか? (6)
  NHKには経営委員会・監査委員会がある。その委員の一人に「福島ヤクルト販売会社」会長W氏(平成28年~令和4年)がいた。
  令和4年3月春場所、福島市出身の大相撲「若隆景」が幕内優勝を果たした。郷土の誇り、力士の幕内優勝! 凱旋、祝賀行事。これが世間の常識ではないか? ところが、福島市では何もなかったそうだ。福島市商工会議所会頭W氏のお膝元の福島市である。この人物は、上記の通りNHK監査委員会委員をこの年6月まで務めていた。令和4年2月、小池都知事が外苑再開発許可を発給した直後である。これ以上は書くまい。臥竜点睛を欠く、を怖れただけなのだ。
  この会社は、昭和45年、福島市の有力経済人山田廣助氏が設立した会社で、同氏は「ヤクルト本社」の副社長にもなった。W氏はその山田廣助氏の力で、NHK経営委員に推薦されたのであろう。福島市のただのヤクルト販売会社会長が、NHK経営委員になったのだ。
  代々木のNHK放送センターには、共産中国の国営放送が同居する。戦前の昭和13年、上海を占領した日本軍は上海ラジオ局を押えた。代々木はその逆である。GHQも戦後「真相はこうだ」でNHKを押さえた。共産中国も、戦後いつの間にかNHKの一画に日本での拠点を得ていた。
  十数年前まで、共産中国に関連するニュースでは必ずと言っていいくらいに、風になびく中国国旗の赤旗がテレビ画面いっぱいに写し出され、同時に中国国歌を大音響で電波を通じて流していた。抗議したので、最近はなくなった。
  昭和40年台までは、テレビ放送終了時は、国歌「君が代」と「日の丸」だったが、それがいつの間にか赤旗と中国国旗になっていのだ。NHK内部の「外圧」の証拠である。共産中国のNHKを通じての内政干渉は次第にエスカレートしていた。
  しかし、米中対立激化で舞台が回転した。平成30年1月、NHKニュースで、「だいさくのし」とか、「中国筋の話し・・・云々」という言葉が流されていたが、令和5年11月、コミンテルンの反日の旗頭キッシュンジャーが百才、親中で生きた池田大作95歳の死の「公表」が相次いだ。昭和・平成時代の終わりが告げられた。
(次回へつづく)