★在日の犯罪率は日本人の6倍!→在韓日本人は在韓韓国人の8倍でした。 | ☆杉野洋明 極東亜細亜研究所

★在日の犯罪率は日本人の6倍!→在韓日本人は在韓韓国人の8倍でした。

こんにちは!杉野洋明です。

最近、ネットを見ていると、”在日の犯罪率は日本人の6倍”みたいなコピペをよく目にします。

ソースを色々あたってみると、どうやらこれがネタ元らしい。


http://asgijp.blog104.fc2.com/blog-entry-111.html



ちょっと引用してみましょう。


/////////////////////////引用開始/////////////////////////



ここからは犯罪率を算出していきます。
まずは、日本人の犯罪率。


①日本国内の刑務所に収監されている刑法犯:81,255人
②その内、外国人:6,179人
③その内、在日韓国・朝鮮人:1,788人


①から②を引くと日本人の刑法犯数が算出できる。
81255 - 6179 = 75,056人


犯罪率の算出は単純な方法をとり、刑法犯数/国民数という算式で計算します。
75,056 / 127,767,944 = 0.000587439992
1件の犯罪が起こるのに何人必要か算出
1 / 0.000587439992 = 1,702.30153

日本人の犯罪率は1/1700


では本題の在日韓国・朝鮮人の犯罪率を算出してみます。
国民数の部分には外務省データ:在日韓国・朝鮮人数598,687名を使用します。

在日韓国・朝鮮人の刑法犯は1,788人なので
1,788 / 598,687 = 0.00298653554

1件の犯罪が起こるのに何人必要か算出
1 / 0.00298653554 = 334.836129


在日韓国・朝鮮人の犯罪率は1/300

実に日本人の6倍という犯罪率



/////////////////////////引用終わり/////////////////////////



日本の刑務所に収監されている日本国籍者と韓国・朝鮮籍者の人数から算出したみたいですね。


では、韓国での日本人受刑者と韓国人受刑者で計算するとどうなるのでしょうか?

最近は韓国の犯罪白書でも国籍別の数字がでていないみたいなので、かなり古いのですが1983年の資料(犯罪白書)で計算してみます。
https://www.lrti.go.kr/homepage/information/DataAction.do?method=list



韓国の人口は、googleの世界開発指標からの引用です。



まず、日本人の犯罪率から算出してみましょう。


☆杉野洋明 極東亜細亜研究所-国籍別



☆杉野洋明 極東亜細亜研究所


1983年の韓国の在留日本人は2503名。

そして、日本人刑法犯受刑者は9名。


よって、

9/2503 =0.00359568517
一件が起こるのに何人必要か計算して

1/0.00359568517 = 278.111111713


1983年当時の在韓日本人の犯罪率は1/278。


在韓日本人278人あたり1人が犯罪者ってことになりますが…。

計算が正しければ…在日韓国朝鮮人の犯罪率1/300より高い数字だねこりゃ。



韓国と日本じゃ法律が違うし比較にならん、ってこともあるので、1983年の韓国人の韓国内の犯罪率も見ておきましょう。

面倒くさいので、外国人の数はマイナスさせずに、資料そのままで計算します。



☆杉野洋明 極東亜細亜研究所-本国


1983年当時の韓国の人口が39,910,000人。そして受刑者(総計)で30,715人。
30,715/39,910,000 = 0.00076960661

一件が起こるのに何人必要か計算して

1/0.00076960661 =1299.36513929


在韓韓国人の犯罪率は1/1299


1983年当時の在韓日本人の犯罪率は、在韓韓国人の4.7倍。


また、3年遡って1980年で計算すると、

27256/38124000=0.00071493022

1/0.00071493022=1398.7379076


在韓韓国人の犯罪率は1/1399



一方、日本人の犯罪率は、80年の在韓日本人が2987名で、受刑者が17名だから、17/29870.00569132909。

1/0.00569132909 = 175.705882437。

在韓日本人176人あたり1人が犯罪ってことになるので、在韓韓国人の犯罪率(1399人に1人が犯罪者)と比較すると…


1399/176=7.94886363636。

1980年当時の在韓日本人の在韓韓国人の7.95倍、約8倍ってことになります。

日本人の犯罪率は、在日コリアンの6倍よりも大きくなってしまいました。


「いや、こんな時代に韓国にいた奴は日本人でも、韓国から日本に帰化した朝鮮系日本人だ」等という人、ひょっとしたらいるかも知れませんが、それはそれで可笑しい訳で…


犯罪がその民族性に起因するなら、在韓韓国人と同じ割合程度にしかなり得ないわけで、「本国のコリアンは善良だが、帰化した元朝鮮人は極悪だ」とかいう主張になってしまいます。


「韓国で日本人が差別されるから、本国人が無罪になるような案件でも有罪になってしまうからだ」とも言えないことはないですけど…それって犯罪率が6倍になっている在日コリアンも同じじゃないの?


結局のところ、日本であれ韓国であれ、外国籍は刑法犯になり易い法的な(社会的な)構造がある、って方が自然ではないのでしょうかね?


中には、「いや、韓国で日本人が不当に差別されているだけだ。韓国以外でこのような日本人の犯罪率が高い国は無い!そもそも30年も前の資料だろ」という人がいると思いますが…確かに古くてもう少し新しい資料では違うかもしれませんが、他国で日本人の犯罪が少ないかというと…そうとは言い切れないのが現状です。

日本が大好きな日本人・杉野洋明としては残念ですけどね。


以下は2009年の台湾の法務部が発した文書ですが、


http://www.moj.gov.tw/ct.asp?xItem=167048&ctNode=27465&mp=001


【法務統計】外籍人士犯罪統計分析

經統計近五年(92年至96年)各地方法院檢察署執行外籍人士判決有罪人數,除93年略為下降,其餘各年均逐年成長;自92年761人次迄96年1,480人,計增加719人、1.94倍;本(97)年1-10月計1,585人,較上(96)年同期增加329人、26.19%。涉案國籍以越南、泰國、印尼、菲律賓、馬來西亞、緬甸、香港、日本、韓國、英國等外籍人士居多。


(【法務統計】中華民国籍以外の犯罪統計分析

統計は最近5年(2003年~2007年)の各地方裁判所検察書が執行した中華民国籍以外の有罪者の人数である。93年を覗き、徐々にその数は増えており、中華民国92年(2003年)の761人から、中華民国96年(2007年)に1480人になり、719人増加した。(中略)。

これらの案件(の犯罪者)は、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、ミャンマー、香港、日本、韓国、英国等が多い)



韓国や東南アジア諸国に混じって、日本も多い国と例として挙げられています。

実際のところ、台湾での韓国人刑法犯は日本人刑法犯よりかなり多い(ソース示すの邪魔臭いので勝手に探して)のですが、当事国(台湾)からすれば、どちらも多いってことなのでしょう。


こういう数字は多方面から見ないとヤバイと思いますよ。


あちら(韓国)だって、犯罪白書を取り出して、日本人は韓国人より8倍も犯罪を犯していた。けしからん!謝罪と賠償しる!って言う可能性があるわけで。