田中真紀子文部科学相（６８）と自民党の長島忠美氏（６１）との激しい前職対決が注目される新潟５区。
８日は、野田首相（５５）が応援のため現地入りし、吹雪のＪＲ長岡駅前で支援を訴えた。
対する長島氏は真紀子氏が民主党の方針に反してＴＰＰ参加に反対の姿勢を示している点を「政策の不一致」と猛批判。
「真紀子さんはあきられた毒舌タレントみたいなもの」という日本維新の会の米山隆一氏（４５）も猛追している。
真紀子氏とともに街宣車上に立った野田首相は、約１０００人の長岡市民を口説き始めた。
「魚沼産のコシヒカリ、とてもうまい！ コメがうまいから酒もうまい。吉乃川も、八海山も、越乃寒梅も、久保田の千寿も萬寿も。新潟の農業を前に進めるためには馬力がある人が必要なんです！」と訴え、拍手が起きると「拍手だけじゃ心配だ。１６日に投票してくださる方は手でマルを作ってください」。
前方にいる聴衆が顔を見合わせ、戸惑いながらも手でマルを作り出した。
先立っての真紀子氏の演説ではヤジが多かった。
持ち前の毒舌で「未来の党は必ず分裂します」
「（日本維新の会の）橋下（徹代表代行）さんは選挙の後でポイされる」
「（自民党の）安倍さんは岸（信介元首相）さんのお孫さんだから戦争をやってみたくてしょうがないのよ！そんな自民党がいいと思う人がいたら手を挙げてください！」。
すると「ハイ！」「ハイ！」と次々と手が挙がり、街宣車上から「どうしてよ！！！」と絶叫した。
父親の故・田中角栄元首相から受け継いだ強力な地盤が揺らいでいる。
真紀子氏のファミリー企業で支持母体である越後交通のグループ企業での従業員整理などを巡り、不協和音が生じ「組織として推す必要があるのか」という反発の声が出始めたという。
応援に来た夫の田中直紀前防衛相（７２）も「家内が大変苦戦していると聞きまして…」と苦境を隠さなかった。
投票日は角栄氏の命日。真紀子氏は「（街宣で）お父さんが通った道を私も通ってきた」と訴えた。
拍手も起きたが「お前は何をしたんだ！」「父が泣いてます！」とヤジも飛んだ。
（スポーツ報知）
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これは何かのコントですか？笑
田中真紀子・・・お前だろ。戦争したいのは。そして日本を破滅させたいのは。