(3から続き)
常勝軍団の山王を無名の湘北が倒す!
こんな、現実離れした話が本当にあるのだろうか!?
考察1↓
http://ameblo.jp/nanao1986/entry-10674720778.html
考察2↓
http://ameblo.jp/nanao1986/entry-10674744713.html
考察3↓
http://ameblo.jp/nanao1986/entry-10675797581.html
ここまでの考察で
仮想山王vs湘北と酷似した現実のケースが
1986年のインターハイ準決勝戦
能代工業vs七尾であることが判明した。
1986年インターハイ及び他にわかった点を羅列してみよう
能代工業に関して前ブログ下記リンクより
http://www.c1.i-friends.st/index.php?in=baysidepride&pan=11660
ゴール下に強い
1986年インターハイ準決勝では前半はリードしていた
ゴール下のパスカット・3Pシュートによる追い上げでリズムを崩しミス・反則を連発
極端にタイムアウトを取らないチームがタイムを取る(40回の練習試合で一回もタイム無し)
残り3分で同点、残り40秒で逆転され、83-79で敗れ連覇が途切れた。
一方七尾
その2のリンクより
能代工業に勝つ当年まではインターハイベスト4に入ったことはない。
全国的にはほぼ無名校(前年度ベスト8にはなってはいるが…)
能代工業と頻繁に練習試合を行っていた。
試合の推察
インターハイ7連覇及び前年度3冠王(インターハイ・国体・選抜)だった能代工業は負ける等とは夢にも思わなかっただろう。
ここ一年以上にわたって主要な公式戦では一度も負けたことがないその名の通り常勝軍団。
無名の七尾とは練習試合を数多くこなしてはいるが、おそらく負けたことなど無かったのではないか。
そして、その常勝軍団能代工業が終盤に相手チームから追い上げられる展開など今までもほとんどなかったに違いない。
能代工業は普通のチームではないのだ!
能代工業相手に終盤追い上げられるチームがそんなにあるだろうか!
能代工業相手にタイムアウトを取らせたチームがそんなにあったのだろうか!
そのあたりで行われているバスケットボールの公式戦とは全く違う相手であり
この能代工業のインターハイ7連覇は未だに破られていない、連覇記録である。
そしてそこはスラムダンク作中の堂本監督の
「この時間帯にうちが追い上げられるなんて・・・、とろうと思ったタイムアウトをスルー云々等」
に非常に酷似していると筆者は思う。
そのため、能代がタイムを取った瞬間七尾山本監督が勝ったと思ったのも然るべきである。
そして、その能代工業を破った七尾も次戦(決勝戦)で敗れることとなるところが、
スラムダンク作中とオーバーロールするのであった。
まとめ
【命題】
常勝軍団の山王を無名の湘北が倒す!
こんな、現実離れした話が本当にあるのだろうか!?
「現実離れした話」(無名校が常勝校を倒す)
スラムダンクが掲載中以前に、仮想山王であると考えられる能代工業のインターハイ連覇が無名校によって途切れ敗れたことはあるのだろうか?
【結論】
「あるのだ!いや過去に一度だけあったのだ!」
そしてそれは
1986年のインターハイ準決勝戦
能代工業vs七尾である。
ご覧いただきありがとうございましたm(_ _)m