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バンコク在住のじゅーざです。
昨日のエントリーの続き…みたいなもんです。
・過去エントリー「中国が日本への経済制裁を発動？それともただの外貨不足への恐怖？一方で止まない日本の土地買収！」
新情報では
マカオ航空が日本への直行便を一時ストップし、便数を減らしそうだとの事。
・マカオ新聞「マカオ航空、福岡線の約1ヶ月間に及ぶ運休発表…マカオ政府消費者委員会が善処要請」
「マカオ航空は2月8日、
同社が運航するマカオ～福岡線について、営業上の理由で今年（2017年）2月17日から3月15日まで期間運休すると発表した。
これを受け、マカオ政府消費者委員会は2月10日、マカオ航空の代表者を呼んで会談を行った。消費者委員会では、影響が及ぶ消費者の数が多いことから、同社に対して善処するよう求めるとともに、
3月15日以降に通常運航に戻るのか不安視する声も寄せられていることから、随時最新情報を提供し、消費者の疑問を解消するよう要請したという。
なお、運休対象便の航空券を購入済みの旅客への対応については、マカオ航空のマカオ版（中国語・英語）、日本版（日本語）の公式ホームページ上に案内が掲載されている。
マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空はマカオのフラッグシップキャリア的存在で、中国4大航空会社の一角にあたるエアチャイナ（中国国際航空）が7割弱、マカオ特別行政区政府が2割強の株を保有する。また、マカオと日本（成田、関西、福岡）を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社として知られ、福岡線は昨年（2016年）3月28日に週4往復（月・火・金・土）で新規開設、同年10月30日からは週5往復（月・水・木・金・日）体制となったばかりだった。
本紙が関係筋から得た情報によれば、
4月以降は週3往復の運航となる見通しというが、現時点でマカオ航空からの発表はない。」
…
すでに過去エントリーで紹介しましたが
静岡空港のような地方空港は中国からの団体客がなくなり大損害に繋がりそうです。
今回のマカオ航空の福岡向けの
一時休止（これが一番驚きですが）
そして
減便の予想
これは中国からの韓国向けの観光に対して、中共政府が「２０％減らせ」と言った
観光客数減少政策
に酷似している気がします。
台湾、そして韓国と、
一時は中国からの観光客でにぎわった国が急な観光客減少で苦境に陥ったのはまだ記憶に新しいところです。
オレは
中国の観光客は中共の戦略によっていかようにも変動しうるのでそれに頼る観光政策を行うのは間違っている
とここで何度も書いてきましたが、２，３年来の中国客ブームによって投資に走った一部地方空港やホテルなどの観光関連業界が
少なくとも一時的に苦境に陥る可能性があります。
まず
日本政府は早急に情報収集をすることが必要でしょう。
それは再度中国の観光客を呼び戻すためではなく、近未来の観光客の動向を見誤らないようにするためで、その情報は地方自治体など、観光関連業界全てに共有されるべきものです。
もし中共が
日本向けの観光客抑制
という内部での指示を出しているようであれば、日本政府は可及的速やかに
中国人観光客に頼らない観光振興策を日本の観光業界と建てるべきでしょう。
それは東南アジアは勿論、米州・欧州などからの個人客の需要掘り起こしを主体とするべきです。
まあ、まだ中共が実際にそういう指示を出したかどうかは分かりません。
しかし、
台湾と韓国の例を見れば可能性は非常に高いと思います。
いずれにせよ中国人観光客偏重の誤った観光政策をとって来た日本政府には
可及的速やかな政策の変更をお願いしたいですね。
こんかい終わり
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