毎年のようにGWに横浜の

山下公園・港の見える丘公園に

バラを見に行っている

 

GWはパレードや催しがあるため

人出が凄いので

例年早朝に家を出発するが

今年は少し遅めで

山下公園到着が8時半頃だった

まだそれほど多くの人はいなかった

 

わー、いっぱい咲いてる…という感じではない

満開には少し早かった…しかしいい香りが辺りに漂う

去年は5月2日に来たが、ほぼ満開だった

上はiPhone 13 pro, 下はCanon SX610HS

Canon

Canon 山下公園は5分咲の雰囲気

ここから歩いて港の見える丘公園へ向かった

こちらの方が多く咲いている印象

ここからCanon SX610による写真

去年5月に亡くなった親父殿の遺品カメラだが

写りは悪くはないがどうもパッとしない印象

Pモード補正なしが良くなかったのかも

Canonはデフォルト設定でも派手な色の印象だったが

日陰の方が色の印象は良いようだ

 

 

 

 

 

ここからはiPhone 13 pro

色味が良く記憶色に近い

ポートレートモードで撮れば背景がボケてきれい

ピントや画像のキレも良い

これではコンデジが売れなくなるのは当然だ

そういう私もコンデジを使わなくなったのはiPhoneが良く写るから

コンデジをヤメた替わりにiPhone proにしたのだった

値段は少し高いが、この写りなら敢えてカメラを持つ意味はない

カメラを持たない分、荷物も減らせるし

ここからまたCanon

バラを楽しんだ後は山手を抜けて石川町駅を目指した

親父殿はカメラが好きで幾つか持っていた

遺品には幾つかのコンデジがあった

このSX610とIXY190を頂いたので、折角なので持ってきた訳だ

9時半少し前だったが外交官の館も開いていた

 

今日は天気も良く、暑すぎず、歩くには最適だった

 

全体的な咲き具合は5〜7分咲と行った感じだったので

明日明後日の方がより「咲いてる」感が高まると思う

上手くすれば5日〜6日まで持つかもしれないが

天気がどうか…

 

これから見に行こうかという人には

明日明後日がおすすめ

テレビで今年は

小田原漁港でブリが非常に豊漁だとやっていた

GWだしカミさんと二人

小田原にブリを食べに行こうということになった

小田原漁港はJR東海道本線早川駅から近いが

小田原駅から歩いても20〜30分程度の距離

小田原城観光がてらでも行ける距離

漁港建物2階にある

その名も魚市場食堂に入った

どれを頼めばブリが食べられるのか

よくわからなかったが

カミさんは海鮮丼、私は上刺し身定食を頼んだ

この店ではアルコール類は提供していない

純粋に食事を楽しむ店だ

11時に行ったが前に数人が並んでいた

写真を見ながらメニューを選び

券売機で食券を買う

上刺し身定食は刺し身の他

アジフライ、小鉢、アラ汁が付く

刺し身はどれも新鮮で美味しかった

ブリも2切れ付いていた

 

おすすめ

 

電車の先頭車両から

運転席を見ていると

計器パネルのところに

懐中時計型のアナログ時計が

置かれているのが見える

これが正確な時間を知るための

鉄道時計と呼ばれるものだとは

随分前から知っていた

買えば3万円くらいするので

そのうち中古で買おうかな〜と思っていた

 

ネットオークションなどに多数出回っており

JRを初め鉄道会社で実際に使われていた

ものの放出品も多く出回っている

それを買ってみた

これは6110-0010というモデルらしい

ゼンマイ式の機械時計だ

製造番号から調べてみると1974年製のようだから

50年前のものになる

ここに来るまでに幾多の人の手を経てきたか

あるいは仕事に使われていたのか

表の風防は指で触ってわかるくらい

ザラザラして傷だらけで裏蓋も傷だらけ…

風防全体に細かい傷があり

10時と6時付近には深い傷もあって

全体的にモアっと曇った感じだったが

このくらいなら磨けば綺麗になるのではないか…?

そこで研磨剤を準備してせっせと磨いてみた

傷自体が消えた訳ではないが

ほぼ気にならない程度まできれいになり

モアっと曇った感じはしなくなった

金属部にわずかにあった錆も綺麗に落ちた

裏蓋は傷こそなくならないまでも

触ってツルツルとした感じになった

 

この時計、鉄道の安全運行のために

正確であることが求められるとあって

非常に精巧に作られており

オーバーホールの経緯など全く不明だが

50年経った今でもかなり正確に動く

一度ゼンマイをいっぱいまで巻けば

1日以上動いている

電池もなしにゼンマイの力だけで

こんなに正確に動くというのが

改めて日本人の技術ってすごいなと思う

 

正確に計った訳ではないが

4日間で30数秒くらいしかずれてないようだ

10年くらい前に購入した

自動巻き腕時計セイコー5は

1日でも結構ずれてしまうのに比べれば

かなり正確な印象だ

 

大きさは直径約5cmで

老眼の目にも読み取り易い大きな文字盤

手に持つと適度な重さがあり

しっくりと手に馴染む感じで

ただじっと眺めているだけでも何か楽しい

 

こちらは7C11-0010というモデル

クオーツ式の電池駆動の時計だ

ネット個人売買で購入したものだが購入時は不動

電池切れか故障かわからないが一か八かで購入…

裏蓋も汚れた感じ…

ネットで調べると86年から97年に掛けて

製造されたモデルのようだが

シリアル番号が0で始まっており

最初の桁は製造年を示しているらしいので

2000年製とすると情報と符合しないので

90年製か…いずれにしても30年くらい前のものか

全体にかなり錆が出ており

紐を付けるための吊り環が歪んでいて

外れてしまった…これは部品を探して替えよう

裏蓋を外すと2012年に電池交換したような

メモがマジックで書かれていた

電池の液漏れなどはなく、単に消耗しただけのようだ

こちらはクオーツ式なので

機械式よりもずっと正確に動くはずだ

予めネットで調べて準備しておいた

ボタン電池に交換したところ動き出した

風防は大きな傷こそないものの

細かい傷が結構あった

例によってピカールで磨くと…

風防の傷はほとんど気にならなくなった

裏蓋や枠部はピカピカになった

6110-0010(右)と7C11-0010を並べてみる

大きさはほぼ同じ

文字の字体も似ているが6110-0010の方が

字体が繊細で綺麗な感じ

手に持ってみると7C11-0010の方が重く

裏蓋のエッジがキツくしっくり感がイマイチ

手に持った感じは6110-0010の方が良い

どちらも適度に古びた感じで

使い頃という言葉がぴったりだ

これなら傷がつくのも気にならず

持ち歩くことができる

ちなみにどちらも個人売買で購入し

2つ合わせても1万円ちょっとだった

 

2つの鉄道時計を眺めながら

昭和のヒット曲を聞いていて気がついたのだが…

70年代のヒット曲はやはり

音作りや歌詞の内容などがアナログ時計的な感じ…

80年代以降になると少し垢抜けてデジタル的な

スマートな感じも入り始めてくる…

どこか2つの時計に通じるものがある気がした…