公認会計士試験の合格者数推移(2016年版) | 六本木の公認会計士いきぬき (息抜き編)

公認会計士試験の合格者数推移(2016年版)

2012年の記事でなのですが、公認会計士試験の合格者数とIPO数の関係について考察しました。


November 13, 2012
合格減と採用増の考察

そこで、見て考えてもらったグラフが下記です。

<$六本木の公認会計士いきぬき (息抜き編)-IPOと合格者

これを直近のデータに改訂すると下記になります。







かねて僕が分析している会計士業界の労働量マーケットの「先行指数(IPO数)」と「遅行指数(合格数)」のトレンドが逆転しました。株式投資の世界でいえば「ゴールデンクロス」ですか。


このグラフの棒を合格数から受験者数ベースに直すと、より遅行性がクリアに見えます。合格率とセットでみましょうか。




2016年の受験者数はまだ公表されていないのですが、短答式試験W受験名寄せ前の単純合算人数では、2015年:14,844人→2016年:14,881人ですからこれで底をついた、というか「つくべき」と考えます。

次に、現役の受験生や有料メルマガの読者は、合格後のことなので下記のグラフを見て自分で考えてみてください。これらのデータをちょっと考察してみようと思います。






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