2022 米中間選挙は、1勝1敗1分けで…痛み分け?

2022.11.28日の米国の中間選挙からすでに半月が経過しました。

ほぼ、結果も決まり、客観的に選挙結果を分析できるようになってきました。

事前の世論調査の数字が「レッドツナミ」の到来を予想していたのに…印象としては、トランプ共和党の予想外の苦戦とバイデン民主党の頑張りが目立ちました…などとマスコミは鬼の首でも取ったかのような報道していました。

実は今回もトランプ氏に対する選挙妨害が行われ、トランプ氏への印象操作が数多く行われていたのです。

後に記しますが…中間選挙の直前になって、マー・ア・ラゴのトランプ氏別荘がFBIによる不当な強制捜査を受けました。マスコミは何の証拠もなしに、さもトランプ氏が犯罪を犯したかのように視聴者が錯覚するようなテレビ報道を行っていたのです。日本でもよくあることですが…

2020年の大統領選では、マスコミがトランプ大統領を犯罪者にでっち上げるという醜態をさらしました。2021年に、CNNやNBCがテロリスト?を雇って米国会議事堂を襲わせていたことが分かったのです。物申す

 

 

調査会社は、いかにして不正選挙を根絶するか…という課題を突きつけられています。前回2020年の大統領選のような不正の温床にならないよう厳重にチェックしてはいたものの、やはり郵便投票制度そのものが不正の根源になっているようです。

マスメディアは、「レッドツナミ」が起こらなかったことで、バイデン民主党の勝利だ…と言い出していましたが。しかし、誰の目からみても民主党が勝者であったとは到底思えませんね。爆笑

客観的に見ても、「1勝1敗1引き分け」というのが妥当な評価でしょう。

下院はトランプ共和党は過半数の222議席(前回より+10議席)を獲得、バイデン民主党は213議席(前回より-7議席)でした。

上院は、バイデン民主党50議席(±0議席)、トランプ共和党49議席(-1議席)民主党が1議席差で何とか過半数を維持しました。

各州で行われた知事選は、両者一歩も譲らず引き分けとなりました。

下院の共和党院内総務ケビン・マッカーシー議員は勝利宣言を行い、ナンシー・ペロシ下院議長デレデレを解任すると発表しました(11/17)。

 

改選前の上院は、50対50でした。上院議長は副大統領が兼務しますので、

実質的には副大統領の1票で民主党が優位に立っていました。

今回の中間選挙では、上院全体の約3分の1にあたる30議席が改選されました。なかでも、トランプ共和党推薦の新人、ウオーカー候補が、現職の民主党・ウオーノック候補と一騎打ちになり、決選投票の末、惜しくも僅差で敗れてしまいました。このようなこともあって、結果はバイデン民主党が51、

トランプ共和党が49となり、トランプ共和党は上院奪取には失敗しました。

バイデン民主党は改選議席の少ない上院に掛け潤沢な政治資金を使って共和党に対する切り崩し作戦を行いました。

トランプ共和党からすれば、この決選投票に勝利したかったのに逆に1議席を失ってしまう結果になりました。泣くうさぎ

ところが、トランプ共和党には幸運の神様がついているのか…アリゾナ州選出のバイデン民主党 カースティン・シネマ上院議員が民主党を離党してしまったのです。共和党に鞍替えするつもりもなく、政党に縛られたくないというのが理由のようです。

ここにきて、上院はバイデン民主党が議席を一名も増やせず「50名」のままで、トランプ共和党だけが1人減った形となって「49名」ということになりました。トランプ共和党にとっては、これはとてもラッキーでした。

重要法案の審議において、民主党から1、2名の造反者が出る可能性があるからです。その場合、2票差は厳しいが、1票差だと何が起きるかわからなくなりました。共和党が過半数を占めることも可能な差に縮まった訳です。

 

知事選に関しては、アリゾナ州知事選の結果がどうなるかに注目が集まっています。この知事選でも、アリゾナ州最大のマリコパ郡では、集計マシンの不具合を初めとする不正疑惑が発生し、郵便投票も有権者数を大きく上回る得票があって、つい最近、大統領選挙の再監査が行われたばかりでした。再び同じ不正が行われた可能性が高いことが指摘されています。

 

盗人猛々しいとは正にこのことです。共和党のレイク候補は、全面的再選挙を求めて、訴訟を起こしています。もし、レイク候補が州知事になったとすれば、州知事選の評価は、「引き分け」から「共和党勝利」に変わります。

共和党が下院で勝利したので、「ねじれ国会」になった今後のバイデン大統領の政権運営はどうなるのか?

選挙結果を冷静に分析すると、共和党が下院の過半数を占めたことの重大性が浮かび上がってきます。バイデン政権は、これまでのように上下院の支持を受けて、ほぼフリーハンドで政策実行をするようなことはできなくなります。

まずは、前述のケビン・マッカーシー議員が、2023年1月3日から始まる新議会の下院議長に選ばれる必要があります。

共和党内には、マッカーシー議員を支持しない勢力もありますので、筋書きどおりに進むかどうかは分かりません。ここは、共和党が一丸となって、民主党に漁夫の利を与えないように賢く動かなければなりません。

新議会の下院は、共和党主導で動くことになります。議案や決議案を審議する合計20の委員会と、インテリジェンスや気候変動を審議する5つの特別委員会の委員長は、すべて共和党議員が占めることになります。

 

そして、トランプ氏が推薦した候補の勝率が8割を超えていたという事実です。

これにより、トランプ氏は2024年の大統領選挙に出馬を表明しました。

つまり、下院の勢力図が一変するということです。このように分析すると、

今回の中間選挙の勝者は共和党だと言っても過言ではありません。

さらに、下院では、共和党によるバイデン政権追求が始まるでしょう。

まずは、ハンター・バイデンをめぐるウクライナ不正疑惑の追及

 

アフガニスタンからの米軍撤退の不手際南部国境警備の空洞化で難民流入と人身売買の実態(多くの子供たちが犠牲になっています)新型コロナ対策の妥当性

 

FBIという政府機関の政治利用の問題とトランプ前大統領に対する司法当局利用の妥当性。大きな政府政策に基づくばらまきがインフレを誘発している問題

それに関連したバイデン大統領の弾劾訴追。バイデン政権追求がどこまで成果を上げられるのかは分かりませんが、少なくとも、闇の中に隠されていた多くのことが明るみに出ることは間違いないでしょう。爆笑

 

今回の中間選挙結果では、バイデン政権や民主党を攻撃するための橋頭保を、共和党にもたらしました。決して前回より上院の議席が一名増えたからと言って民主党が勝ったわけではないのです。

不正の温床のなかで、下院が勝利できたのも、米国民が米国政治から不正を一掃し、トランプ共和党大統領の復活劇を願っているからなのです。

トランプ第45代米大統領は在任期間に戦争は一度も起こしていないのです。うさぎのぬいぐるみ

 

トランプ大統領がノーベル平和賞をもらえるのは当然ですが、この賞を運営しているのは、トランプ第45代米大統領がもっとも嫌う「ディープステイト」ですから、戦争をしない人には、「平和賞」はもらえないんですよ。チュー

 

そして、このまま、バイデンを大統領にしていたら間違いなく第三次大戦が起きると言われています。バイデン政権がこのメンバーですからね。煽り