【第一章】アルコールによる手指の消毒は人体に有害! びっくり

現代の外科医療でも人体に消毒薬は殆ど使いません。うさぎのぬいぐるみ

最近はどこの施設や店舗に行っても入口に「アルコールなどの消毒薬」が置いてあって入店の際は必ず手を消毒して下さいなどと書いてあります。

私は、お酒(アルコール)は飲みますが、こんな恐ろしい物で手指を消毒しようなんて思いません。ですから入店する際には、手にアルコール消毒液をかけたふりをして両手を擦り合わせる仕草だけします。

アルコール消毒?? 誰がこんな馬鹿馬鹿しいことを言い出したのか? その人の顔を見てみたいものです。笑い泣き

私が、小学校に入った頃、教室の後ろに洗面器に入れられた「オスバン消毒液」が置いてあって、そこに両手を浸し、タオルで拭き取る決まりになっていました。あの消毒薬の独特の臭いは今でも忘れません。この習慣は、後に中止になったと記憶しています。

ところで、人間の皮膚には、細菌など外敵の侵入を抑え、乾燥などから皮膚を守る「皮脂膜」と呼ばれる脂の幕で覆われています。

この皮脂膜は状況に応じて自然に分泌されるようになっています。

また、皮膚には常在菌という人体に有益な菌が「有害菌やウイルス」の侵入を防いでいます。ニコニコ

 

消毒用アルコールは、この皮脂膜を溶かし、皮膚を直接外敵に曝らしてしまいます。

さらに、皮膚を守っている有益な「常在菌」まで殺してしまうのですから

「アホ」としか言いようがありません。物申す

病人を増やして金儲けを企んでいる悪党どもが「御用学者やマスコミ」を使って、私達を洗脳しているのです札束

消毒用アルコールで殺菌しようとするなら、洗面器にアルコールをいっぱい入れて両手を浸しジャブジャブ洗わなければ小量を手に擦りつけたくらいでは殺菌などまったくできません。これでは本当にお呪いです。

ですから‥昔から、行ってきた通り「石鹸で手を洗う」がもっとも安全で、かつ効果的なのです。うさぎのぬいぐるみ

 

【第ニ章】 私達が教わった「傷・火傷の手当法」は非常識だった。 

昔から私たちはケガや火傷をした時、常識のように「傷を消毒」「清潔なガーゼをあてて、包帯でしっかり押さえる」「傷口は早く乾燥させる」「化膿している時には小まめにガーゼを交換、傷口には消毒薬や化膿止めを塗る」を行っていました。

ソフラチュールガーゼなどという網状になったガーゼに抗生剤が塗られていて、そのまま創傷部位に貼ることが出来るという優れものが登場して病院では広く使われていました。

 

しかし、これも所詮はガーゼなので…そのうちに乾いて傷口にくっついてしまいます。これをピンセットで剥がされるからたまらなく痛い。そして、新しいものを再び貼る訳です。

今の今まで、当たり前だったことが、いまやとんでもない非常識だったのです。

現代では「傷は消毒しない」「すべての傷は水道水で洗う」

「すべての傷は被覆材で覆って、適度な湿潤状態を保つ。乾かさない」

「カサブタは作ってはいけない。カサブタはピンセットで剥がし(医師)、被覆材で覆い適度な湿潤状態を保つ。直射日光にあてない」

これが21世紀の正しい傷の治療法なのです。

 

簡単に説明しますと…まず、傷が出来ると人間の身体から感染防御機能を有する白血球やマクロファージ、そして肉芽を形成して早く治すために分泌されるホルモン様物質が生産されて、病原菌などの外敵と闘ったり、壊れた組織を再生しようとしていますが、消毒液によってそれらが殺されてしまうからです。外敵から身を守る身内を攻撃することになる訳で、ニコニコ

これによって創傷治癒が妨げられていることが分かりました。

 

また、【第一章】に書きましたが、消毒液は細菌に対して殆ど無力なのです。それどころか…イソジン消毒薬などは自分の細胞に対して有害であることも分かってきました。火傷にはゲーベンクリーム(抗菌剤)は禁忌です。褥瘡にユーパスタ(軟膏)が良くないことも分かりますね。もちろん、消毒用アルコールもマキロンもマーキュロクロムもオキシドールも希ヨードチンキ、アクりノールもみなダメです。 

傷を治すために体内から分泌される感染防御機能を有する白血球やマクロファージ、肉芽を形成して早く治すために分泌されるホルモン様物質などが殺菌消毒剤や抗生剤によって死滅してしまうからです。むかつき

  

傷や火傷をした時には、患部を水道水で綺麗に洗って(擦らない)サランラップなどで傷口を密封すればよい訳で、そのまま治るまで放っておいてください。

傷口が浸出液などで汚れていたら、ラップを剥がして水道水で傷口をきれいに洗って、水分をきれいなガーゼなどで拭き取って、新しいラップを貼っておけば良いのです。

水道水に含まれる塩素濃度が傷口を消毒するのに丁度よく、白血球やマクロファージには影響がありません。うさぎのぬいぐるみ

傷口が乾燥している場合にはワセリンを塗ってからラップしても良いです。

場合によって、止血剤(出血)や抗生剤(感染巣がある場合)、ステロイド剤(炎症が酷い場合)などが使われることもありますが稀にです。

 

アトピーや帯状疱疹にもラップ療法は有効です。ハイハイ

 

褥瘡や酷い火傷などで傷口から浸出液が漏れている場合には、傷口にラップの代わりに穴あきポリ袋をあてて、その上から生理用ナプキンや紙おむつをあてて余剰の滲出液を吸い取ってあげればよい訳ですが、この場合は素人では無理ですから病院を受診してください。

 

実際、「サランラップなどは緊急を要する場合」で、傷には薬局で‥ドレッシング材「手荒れ保護フィルム フィットバンN (理容用)ニチバンケアリーヴ ハイドロコロイド素材…」「ニチバン ケアリーヴ ポリウレタン素材…」や「傷パワーパッド」などという名前で売られていますので、こちらをお買い求め下さい。傷が痛む場合には「ハイドロコロイドゲル」タイプがよいです。

  

使い方としては‥基本的に一度貼ったら、患部が治るまでそのままにしておきます。もし、患部が汚れたり、水などが入ったようなら、剥がしてから水道水(流水)で洗ってから水気を拭き取り、新しい物を貼ります。

 

また、犬や猫などに噛まれた場合など傷口を塞いではいけない(膿を出すため)例外もありますので。もちろん、これらの場合には、すぐに病院にかかって下さい汗うさぎ

 

最後にダメなことをもう一度書いておきます。

「✖傷を消毒する」「✖傷を乾燥させる」「✖傷にガーゼ等を貼る」

 

近年、外科系の医療の進歩には著しいものがあります。20~30年前まで常識とされていたことが、今では非常識だということが分かっています。

今後、今の治療法や薬が全く役に立っていなかったなどということも当然起こり得る事で、私たちもその被害者にならないよう、何でも医者任せにはせず、自分の健康は自分で守るという心構えをもって勉強することが大切だと思います。ニコニコ

 

【参考資料】

東鷲宮病院 褥瘡・創傷ケアセンター医師 水原章浩先生 ご講演より

 http://www.washinomiya-hsp.or.jp/center/care.html

 順天堂大学医学部 医学博士 末武 信宏 先生

 http://www.sakae-clinic.com/wound/p03.html‥