みなさんおはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
今回のお話は、タイトルの通り
「バナナとうどんは、
バナナとうどんだった。」
というお話です。
はい
？
あっ、なんかわかりづらかったみたいなので
もう少しわかりやすく…
←
えーっと、はい。
THE・コロナ感染
しました。
(みなし、ね)
いきなりですが今日は
壮絶な自宅療養生活を
振り返ってみようかなと
思ってしまったので書きます。
ちなみにとてつもなく
長いです。
飽きたらやめたほうがいいです。
では。
おコタは暖かいな、から始まる壮絶な旅。
(見出しなんかつけてそれっぽくしてるぞ、コイツ。)
いつも通り仕事を終えて
いつも通り家に帰って
いつも通りご飯を食べて
いつも通りお風呂に入って
いつも通りほっこりして
いつも通りおコタで寝る。←
そんななんでもない日常を
過ごしていた私。
毎日毎日、おコタに入っては
「そろそろ出て布団に入ろう～」
「そろそろ布団で寝なきゃな～」
「そろそろ布団がこっちに来てくれないかな～」
なんて考えながら
なんとなく身体に悪いんだろなと
わかりつつも
おコタ付けっぱなしで
仮眠を取ってしまう
クセがついておりました。。
その日も変わらず
自分と、おコタの愛に勝てず
つけっぱ睡眠。
(この言葉、流行らん⁇笑)
夜中にものすごい汗と悪寒で
目が覚めます。
おコタは変わらずの一定温度。
寝方もいつもと同じ。
暖かい、変わらず暖かい。
なのに寒い。
暖かいのに、寒い。
ぽっぽしてるのに、冷や汗。
なんか意味わからんぐらい寒い。
いや、暑い。
ん？寒いんだってば。
それはわかってるけど
暑いんだってば。
どしたの、自分？
なんかバグったの？
と、脳内が軽くパニック状態で
熱いのと寒いのと同時にきちゃって
夏と冬が贅沢にも一気に
来てくれちゃった感じで
ホント意味わかんなくて
とりあえずトイレに行こうと
身体を起こした瞬間。
ふわ～～～～～ん
地球が1回転しました。
とりあえずよくわかんないけど
トイレには行きたいから
がんばろう。
この気合いだけで
地面を這ってフラフラな身体で
トイレまで辿り着いて。
3秒で辿り着くあの場所が
その日からは遠ーい遠ーい
存在になったわけです。
きっと私は、なにかに興奮しているんだろう。
とにかく暑くて寒くて
なんか知らんけど死にそうになってる。
昨日、そんなに興奮することあったっけ？
身体がバグるほどに興奮すること。
おコタは相変わらず
気持ちいいなぁ～、くらいだ。←
明らかに身体がおかしい。
いや、でもなんかやっぱり
嬉しい事とか夢の中であって
起きても興奮してるんじゃないのかしら？
夢を思い出してみよう…。
思い出せん！！
というか、考えようとすると
頭が割れそうなくらい
痛くなってくる。
ぁ‘’ーーーーーーーーーーーーーーーー
頭痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい。
なんか吐き気も。。
あれ？
身体がすんごい
痛くなってきたんですけど？
背中が痛ぁぁぁぁぁぁぁい
腰が痛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁい
私の思考は常に騒がしいけど
この日はいつにも増して
脳内が騒がしい。
と、ここで急に冷静に
「熱を測ろう」
と思い立つ。
(さっさと測れ。
)
３８．５
ん？おや？
どうやら
なんか嬉しいことがあったわけでも
悲しいことがあったわけでも
興奮してるわけでもなさそう。
へぇ～。←
やっほ、久しぶり。
人って何かの結果が目に見える形で現れたとき
なぜかものすごく冷静になる生き物ですね。
体温計の３８．５を見た瞬間
何を思ったかといえば
「あんら、久しぶりねぇ」
だったもの。
というのも、私は自慢じゃないけど
(いや、完全に自慢したいくらいだけども)
今まで本当に本当に
ぜーーーーーーーんぜん
風邪を引いたことがなくて！！！
熱なんて前回出たのがいつか
冗談抜きで思い出せないのです。
仕事行きたくない日も
なかなか仕事したくない日も
なんか仕事の気分じゃない日も
「今熱出てくれれば
堂々と休めるのに！」
と何度神様にたてついたことか。。
不思議なものでこういうお願いって
神様、聴いてくないのよねぇ～。←
時刻は夜中の０：３０
あまりにもフラフラ過ぎて
意識が完全に遠のいてたんだけど
やっぱり冷静に
「おコタつけっぱ睡眠してたからだ」
ってかなり反省して、笑
おコタの電源切って
布団敷いて
とりあえず汗びっしょりな
洋服を着替えて
お湯を沸かして
待ってる間に布団にぶっ倒れて
気付いたら朝だった。
私は眠り姫。
朝、一瞬目が覚める。
なんも飲んでないのに
トイレだけは恋しくなる。
私ってそんなにトイレ好きだったっけ？
今日も地球が回ってる。
地面がどこにあるのかよくわからないから
あてずっぽで歩く。
歩いても進んでるのか止まってるのか
全然判断できない。
自分の足は本当についているのかも
よくわからない。
とにかくフワフワしている。
トイレから戻ると
そのまま布団に倒れこむ。
身体が機能停止したわよ、久しぶりに。
布団を何枚も何枚もかけても
(いや、2枚しかないわ)
悪寒は強くなってくばかり。
あー。
発熱したのだな。
私。
って考える事しかできない。
いつもなら起きたらわりとすぐ
お腹空いて
ささっと料理作り始めたりするのだけど
それができない。
というかお腹空かない。
空かないお腹が。
お腹がなくなっちゃったんじゃないか説。
とにかくお腹は空かないもんだから
食べる楽しみもないし
というか何かを楽しみたいとすら
思わない。
身体から訴えられてたことといえば
これに尽きる。
「何もするな。動くな。寝ろ。」
「ぁっ。たまに水分くれ。」
これさえしてれば
私の体内は暴れることもなく
落ち着いてた。
ひたすら私は眠り姫になった。
(なんか物語始まりそうじゃない？笑)
発熱外来ってみんな行けるんすか？
このご時世
発熱したとなれば
病院様のお世話になって
PCR検査するのが当たり前。
私もそう思っていた。
とにかく発熱したなら
かかりつけ医に連絡して
病院になんとか行って
診断してもらって
なんか一安心して(？)
あとはおとなしくまた寝て治す。
陽性なら病院とか保健所から
手厚く連絡をいただいて
体調を気にしていただいて…
完治した暁には
感謝の気持ちをかかりつけ医に
伝えたりとか
ブログで人との繋がりとか
助けてもらった感謝の気持ちを
延々と綴るのであろう…
そんなことを思っていた。
発熱した直後も
ちょっと考えた。
「滅多に病院様のお世話にならない私が
とうとう行ってしまうのか-病院へ!!」
なんて、久しぶりすぎる病院に
なぜか胸をときめかせていた。
(非難、注意などは受け付けておりません。
悪しからず
)
いざ発熱した。
色々と問題が発生した。
そもそも病院へ電話する元気なんて1ミリもない
そのまんま。
スマホの画面なんて見た時点で、もはや体力は尽きました。
そもそもかかりつけ医なんていない
私、自慢じゃないですけど風邪ひかないんです。。
滅多に病院行かない人間なんです。
そもそもどの病院にかければいいんですか
発熱外来のある病院ってことはわかる。
が、しかし…どうやって選べばいいですか？
勘？
そもそも足がありません
もし、もしよ？スムーズに病院に繋がって行けることになったとして
公共機関を使わないで行くとしたら…徒歩か自転車なんですけど…
辿り着く前に死にません？
てかみんなどうしてるん？
勝手にごく自然に病院へ行くこと大前提で色々考えてたけど
全然前段階で悩みすぎてまたバグる私。
実際に自分が罹ってみなきゃ
ニュースでは毎日「医療関係逼迫」って言ってたって
実感はわかないものです。
大変なんだなぁ、と思ったところで
大変だなぁ、と思うまでなのです。
病院に突撃でもしない限り
それ以上を知ることはできないと思うのです。
想像はしていたはずが
いざ罹ってみると行動できん状態。
一番高熱の時は
頭も疲れすぎてるし全身ガクブルだったので
電話は諦め。。
イケボのお兄さん
発熱から2日経って
何とか熱が３７．６まで下がった。
家には奇跡的に
・生姜
・はちみつ
・ネギ
・作りすぎて残しておいたおじや
・麦茶
・トマト
・ミニッツメイドジュースよりどり3本
・りんごジュース
なんて病人にもってこいの
食材が溢れていたから
スポーツドリンクと風邪薬がなくても
なんとか生き抜くことができた。
いや大げさじゃなく本当に
あってよかった食材たち！！！
最近料理にハマってて本当に良かった～と
独り身の女は思っておりました。笑
ひとまずの
ジュースとはちみつ生姜湯は
最強。
これで丸3日生き延びた
なんとか少しだけ動けるようになったので
ここで電話を決行することに。
職場に連絡するにも
病院行ってからのほうが話は早そうだし
ていうかコロナなのかなんなのか
ハッキリさせたいし。
少しの元気を使って
スマホを見る。
スマホを見る。
見る。
見てる。
うん？？
だからさ、どこにかけるの？
どの病院にするの？
もうダメダメな自分。
頭が働きません。
きりがないので仕方なく
「発熱 困った ○○市」
と検索。
(こういう時って自分の感情を検索に入れがち。笑)
そしたら
「○○市 新型コロナ関連相談センター」
なるものが。
発熱の相談も受け付けてるらしい。
これや。
神にもすがる思いで電話。
でも熱下がってきてるんだけど良いのかな？
なんて思いながら待つこと1分。
繋がるまですごい早かった。
「こちら○○市 新型コロナ関連相談センターです。
どうされましたか？」
イケボすぎるお兄さんの声。←
おい
症状を伝えると
発熱外来をまだ受け付けている病院を探します、と。
ほとんどの病院がかかりつけ以外は
もう見ていない状態らしかった。
ほんの1～2分で調べてくれて
近くの病院を3件教えてくれた。
全部ダメだったら
諦めずにまたかけてください
と。
なんとも頼もしい。声。笑
さらに電話を切る間際の
イケボお兄さんの一言に
発熱女はクラッとした。
今は大丈夫でも
少しでも体調が悪化したら
迷わずに救急車を呼んでください。
大丈夫ですか？
お大事になさってくださいね。
いやこれね
別にイケボでなくても
なんか心に沁みるんだと思うの。
たぶん。
でもなんかイケボで真剣に
話してくれてるお兄さんに
ついついクラッとしちまったのですよ。
熱のせいでクラッとしたのか
イケボすぎてクラッとしたのかは
定かではないけども。笑
ドラマのワンシーンを演じてるかのような
気持ちになってしまいました…♡←え
弱ってる女にやさしい言葉は
いかんですよねぇ～。
落ちちゃいますよ～。
(落そうとしてません)
と、
イケボお兄さんに支えられ
なんとか電話する病院が決まり
この時点でフワフワくらくらしてて
すでに疲れ切ってるんだけど
力を振り絞ってプルルルル～
A病院
ごめんなさい、発熱外来はもう受けてないんですーー！！！ガシャン
B病院
他をあたっていただけますか！？
C病院
．．．(つながらない)
ものすごい結果に。笑
イケボのお兄さんは諦めるなと言ったけど
なんか熱も下がってきてるし
電話しまくって拒否られて
メンタル結構ズタボロになってるし
疲れてきたし
なんか微妙に食欲は出てきたし
10日間は普通に外出する必要ないくらいに
食材はそろってるし
眠いし…
諦めました
結果、バナナとうどんだけが味方でした
病院に行くことを諦め
コロナなのかそうではなかったのか
まったくハッキリしないまま
1週間が経ち…
熱もすっかり平熱に戻り
なんだかけだるさと咳がでてきたなぁ、とは
感じるものの
だいぶ元気になって食欲も出てきて…
久しぶりにしっかり食べてみよう！！！と
料理をして
急に食べたくなったカレーライス。
酢の物も作って
お味噌汁も飲みたくなって
ワクワクしながら料理しました。
なんか今日は部屋の空気が澄んでるな～
部屋が料理のにおいで充満しないな～
換気がちゃんとできてるからかな～？
なんて考えながら。
食べながらも
このカレー全然カレーっぽくないなぁ
この酢も期限切れたのかな～、酸っぱくないな～
味噌汁、なんかただのお湯感すごいけど
なんでだろうなぁ～？？？
なんて呑気に考えながら
ご飯を食べ終える私。
全然美味しくなかった。。。
そして皿洗いをしながら
ある事実にやっと気が付くのです。
これ
コロナの後遺症
まんまじゃん。
と。
そうです。
嗅覚と味覚を
完全に失ったのです。
そして残る喉の違和感。
ゴロゴロ咳。
発熱期間がそんなに長くはなかったせいか
この後遺症が
そしてコロナっていう決定打が
ものすごーーーくショックで
もう一度イケボのお兄さんに
逢いたくなりました。
(一度も逢ってません)
見事ににおいがわからないので
トイレで頑張っても無臭で楽しいです。←
何を食べても美味しくないんだけど
唯一
バナナとうどんは
バナナとうどんのまま
私の中を流れて行ってくれることを
発見した私！！！
味を感じられなくても
食感だけは死んでいなかったのだと
しばし感動。
そのあとに
イチゴも結構イチゴ
っていうことを発見し興奮。←語彙力
さらにベーコンは焼くと
ベーコンを強調してくるってことも判明。←語彙力よ
塩コショウには無敵になるし
牛乳そのまま飲んでも大丈夫だ！
(普段は、牛乳はそのままだと気持ち悪くなっちゃって飲めないのです)
…と、無味無臭生活をわりと
楽しみ始めて今に至ります。
今回の文章５，０００文字超えてる。
ここまで全部読めた方
天才です。
以上、私の壮絶なコロナ生活でした
今も引き続き苦しんでいる方が
たくさんいらっしゃると思います。
症状が軽ければありがたいことだし
高熱に悩まされたりしたときは
簡単に人を頼れない時代ですが
自分の生命力をまずは
信じてみてほしいと思いました。
普通の風邪でもそうだけど
むやみに病院に向かおうとしなくても
とりあえず寝てください。
水分摂って寝る。
これが基本だと思うし
身体は意外と強いよ。
あと色々データもでてるけど
本当に発熱期間は短かったなと。
ただ倦怠感と咳とか頭痛、吐き気が残ってたりとか
熱が引いた後のほうが
正直怠いなぁと感じました。
人それぞれなんだと思いますが。
少しの参考になればいいなぁと思って
書き始めたら…
熱が入りすぎてなんとも
長ーい長ーいブログになってしまった。。
ではこのへんで！！！