ゴミ屋敷条例の間違った考え方 | 【ゴミ屋敷片付け、特殊清掃の専門会社まごのて】みなみ会長の雑感

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ゴミ部屋やゴミ屋敷片付けや孤独死のあった部屋の消臭や清掃(特殊清掃)の専門業者。
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他社とは違う圧倒的なクオリティの高さが自慢です。

フライドチキンの記事、やっぱりペット関係は反響が大きくて今後このペットと人そして家との関係の問題がどんどん浮上してくると思います、飼い主の高齢化とペットの高齢化も大きな問題が起こるのではないかと考えます、実は飼い主のスキルが低いのに多頭飼いしてしまい部屋を破壊寸前にまでしてしまった方のテレビロケもやったのですがどのタイミングで放送しようか思案中です、クリスマスや年末年始あたりに衝動買いされる犬猫は多く準備不足のまま飼われた仔たちはあまりいい人生(犬生、猫生)を歩めないことが多いのが現実。

 

 

ワタクシのブログには記事内の表現で客を𠮟りつけたとかグーパンチしてやろうと思った、なんてことを書くんですがこれに対してなんだかんだ言うのもいる「こんな人がいるからお前らメシ食えてんだろ?」だいたいこんなカンジなんですがこういうこと言う人はだいたいがお金を出さない外野、外野は黙ってろっての、当事者間でないとわからない機知というのもがあるんです。

 

表題と関係ないことで半分近く書いてしまいました、最近ニュースなんかで耳にするゴミ屋敷条例を間違って解釈してる人が結構多い、部屋を散らかしたら行政がお金を出して片付けてくれるんではないですよ、近隣に迷惑を掛けてたり著しく悪影響を与えてる場合に行政側が警告し応じない場合は強制的に撤去しますよ、その費用は後ほど請求しますよ、というものです。

 

 

23区では何年か前に足立区から始まり年明け早々には中野区でも制定されます、今まで条例ができた行政区では私たちも微力ながら意見を出しアドバイスしたところもあります、行政代執行される前に住人を説得し着手した案件も多数あります、ただ行政絡みで相談される案件は「とりあえず外目からそうとわかる状況を解消してほしい」というものがほとんどで本人の意向や中のことまで踏み込むことはまずない。

 

行政側はプロではありませんから的確なアドバイスや手法を提案できるはずはありません、条例を作ったり窓口を作ったりするのはいいことだけど実際の運用は私たちのようなプロがやるのがいいのかもしれない、ただ私たちの民間企業が行政と一緒に何かを行うことは事実上不可能利益誘導だ癒着だとなりかねない 以前書いたことある孤独死が多発する団地の空き家にニートを住ませて毎日安否確認なんかを行うというアイデアも実はある行政を巻き込んであと数歩でいけるかも?というところまできたのですがそのあたりがネックになり頓挫しました。

 

来年はこのあたりの勉強をもっとしようと思います。

 

 

どうやら汚部屋で越年してしまいそうな皆さん、あと2日ある!あきらめないでできそうなことだけでもやってみよう、電球を交換してみて、便座だけでも拭いてみて、玄関の靴だけでも整理してみて、たったこれだけで気持ちが高揚しますからね。

 

来る2017年も皆様にとって良い年であることを祈念し本年最後の更新とします、今年1年ありがとうございました。