先週末に、私の還暦祝いの会を開催してくれたのですが、その中で、網走に行って来られた方から、「ニポポ人形」を頂きました。
このニポポ人形は、郷土工芸の木彫りのお人形です。
アイヌ語で、「小さな木の子供」とか「人形」という意味があるのですが、私が生まれる前の1954年。
ちなみに1954年と言うと、最初のゴジラが公開になった年ですが、全く関係ありません。
網走刑務所の受刑者の仕事として、作られるようになりました。
受刑者が早く出所出来る様にという願いを込めて作っている事から、幸せを呼ぶ人形として販売されているんです。
で、なんでこれを取り上げたかと言うと、このニポポ人形のイラストを皆さんも見ているだろうからです。
どこに?
と思われるかもしれませんが、実は、このファミコンのパッケージに描かれていたんです。
それは、「オホーツクに消ゆ」です。
「あ!!」
と思われた方も多いと思いますが、このニポポ人形は、ゲームストーリーの中でも登場し、ある意味を持つ人形でもあるんです。
という事で、この頂いたニポポ人形は、自宅の棚に鎮座させる事にしました。
液晶TVの上にいて、私たちを見守ってくれています。
ニポポ人形は、サイズがいろいろ有るのですが、現在では、受刑者の方の刑期が短くなってきている事から、技術の熟練が出来ない為に、大きなニポポ人形を作れる方が少ないのだそうです。
という事で、頂いた人形のサイズでも、今では、それなりに大きな方になっているのかもしれません。
私も何度か、網走監獄には行っていますが、ニポポ人形を買って来た事が無かったので、次回行った時には、私もお土産に使おうかなと思いました。