23歳が原爆を伝えるガイド日記
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インド
アイスクリームを食べながらドームをバックに自撮り写真を撮る若い女性2人を見て「ここであんなに楽しそうに写真を撮るのは信じられない」と言っていました。
知人の娘さんと。
市長
知事
ちなみに知事のスピーチの中でのこの一節がとても気に入っています。
〝安全保障の分野では,核兵器を必要とする論者を現実主義者,廃絶を目指す論者を理想主義者と言います。しかし,本当は逆ではないでしょうか。廃絶を求めるのは,核兵器使用の凄惨な現実を直視しているからであります。核抑止論等はあくまでも観念論に過ぎません。
核抑止論は核が二度と使われないことを保証するものではありません。それを保証できるのは,廃絶の他ないのです。″
昼からは学生団体の、イーチフィーリングのスタディーツアーのガイド。
1時間半かけて平和公園を回りました。
15人くらいと一緒に回ったのですが、なかなか広島の人をガイドする機会はないので嬉しかったです。
いつも広島の人をガイドすると返ってくる言葉があります。
「広島出身なのに知らないことがたくさんあった、、」
広島の場合、小学校から平和教育が盛んにあります。ただ、小学校で学んだことは間違って覚えていたり、忘れてしまっていることも多いです。
そして中学、高校、大学に上がっていくに連れて学ぶ機会はほとんどなくなります。
だから、実はほとんど中身を知らない人も多いのです。(自分もそうでした。)
特に県立高校では1998年の文部省の是正指導により、平和教育に大きな制限がかかっており、現在ほとんどの学校でしっかりと行われていません。
「平和教育実態調査まとめー広島平和研究所」
より詳しくはこちら
「広島で平和教育がなぜ難しい?ー広島の視線」
教育が全てです。
もちろん簡単ではありませんが、中立という言葉に逃げるのではなくて、歴史と向き合わなければならないと思います。認識が分かれる問題はディベートやディスカッションをして、深めることができます。
一度行きすぎた教育があったのならば、時間が経った今、もう一度原点に戻って作り直して考えていくことが必要なのではないでしょうか。
自分達若い世代は戦争や原爆について本当に知らないことばかりです。
大事なのは起きたことをまずは知ること。
そして絶対に繰り返さないこと。
被爆者がいなくなる前に、もう一度原点に戻って教育がなされることを望みます。
イーチフィーリングの平和公園のガイドが終わった後は、場所を移動してアウトプット。
右下にある言葉に感銘を受けました。
「記憶」だけでなく「理解」と「応用」
「記憶」ーただ悲しいことがありました。で、終わらせるのではなく、「理解」ーなぜ起きたか、何が起きたかなどをしっかり見つめて、「応用」ーこれを繰り返さないためにどうすればいいか、また、他の問題にもどうやって向き合っていくか、考えていくことが大事
ということでした。
本当にその通りでもっとしっかりと見つめていくことが必要だと思いました。
広島の人にガイド出来て嬉しかったです。
そしてみんな本当に一生懸命考えてくれました。
イーチフィーリングのみなさんありがとうございました。
最後に
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(ブログ更新通知、平和公園の写真)