雑感

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小倉美咲ちゃん行方不明事件

さて「その39」からの続きで、その

「涸れ沢と林道との合流点に誰かが骨を置いたのではないか?

という話に関することなのですが、

これとの絡みで取り上げてみたいこととして、例のユーチューブで大きな反響を呼んでいるラスト陰陽師・橋本京明氏の動画でしょうか。

 

あのたぐいのものは霊の存在を信じる信じないで評価も大きく分かれるものだとはいえ、

やはりここ最近の美咲ちゃん関連の出来事を語る上でこの方の動画を外して通るわけにはいかないだろうと。

(ちなみに信じる信じないに関して言えば、私の場合は霊の存在は信じる派でして、霊が存在するとすればそれを見たり話したりできる人もいるのだろうと、

そして京明氏については霊が見えたり話せたりという意味で高い能力をお持ちの方であるように個人的には感じているので、この方が未解決事件を扱う動画を出されるたびに

「どんなことを言われるかな?」

と注目して見てはいると。

ただ氏が動画内で言われること全てを無批判に鵜呑みにして信じ込んでいるというわけではなく、自分の中で「それは合ってるだろう」「それは違うのでは?」といった具合に自分なりに批判的にというか、吟味しながら見ている、といったくらいの感じでしょうか。

私も、もし突然死でもするようなことがあれば真っ先に浮遊霊となってあの涸れ沢に駆け付け京明氏がロケに来るのを待ち、

逢えた暁にはこの道志村の事件に関する私なりの「見立て」を、さも見てきたかのようにもっともらしく(おにぎりを要求しながら)滔々と京明氏に語って聞かせたいものだと思っておりますが、

ともあれ、ああいったたぐいのものは皆インチキだと思われている方々からすれば、こうしたブログで実際の事件考察に絡めて取り上げることも怪しからんことでお叱りを受けてしまうのかとは思うのですが、私は個人的にああしたものは「あり」な人間ですので、まあ自由にやらせてもらいます(笑))

 

それでその京明氏の美咲ちゃん関連の動画なのですが、今のところ全部で6つあると。

 

それらの動画の中で京明氏が椿荘オートキャンプ場や例の涸れ沢で出会った数人の霊に聞き込みを行うわけですが、

今回の道志村シリーズでの霊の証言は

「誰それがこう言っていたよ」

「こんな噂があるよ」

といった「また聞き」的な証言は少なく、直接的な目撃証言が多いのが特筆すべき点であるようには思いました。

それらの霊への聞き込み結果をざっくりまとめてみると、おおむね次の1~9のようであったと。

1. 美咲ちゃんと思われる女児は車で連れ去られた

. 車に乗せた地点は「白い家」の前である

3. 車の色はシルバーか白である

4. 乗せたのはであり、美咲ちゃんと思われる女児に手を振っていた

5. 車はの方向に走り去った

6. 美咲ちゃんと思われる女児は山にも涸れ沢にも来ていない

7. 涸れ沢に骨を置いていった男がいる

8. 涸れ沢に骨を置いていった男は黒っぽいビニール服(上下)を着ていた

9. 美咲ちゃん捜索の時の大捜索隊の中に、涸れ沢に骨を置いていった男と似た人物がいた

さて私もこの事件を取り上げて書いてきた者として、上の1~9それぞれについての感想を以下に述べさせていただきたいと。

 

1.美咲ちゃんと思われる女児は車で連れ去られた

 

これは自分も確かにそうだろうなと想像します。

一方で、香川五色台のタケノコ掘り事件でも想定されているように「リュックに入れて(登山道を経由するなどして)徒歩で運び去った」とする見方も十分にありだとは思うのですが、

まあそれは連れ去りの手口としてはかなりレアなケースではありますし、誰でも自由に車で入り込めるというあのオートキャンプ場の利点を生かして車に乗せて連れ去った・・・というほうが可能性としては高いのかなと。

とりあえず、京明氏が聞き込んだ霊による目撃証言としては「車での連れ去り」の線が濃厚ということらしく、これには同意であると。

 

2.車に乗せた地点は『白い家』の前である

 

これも恐らくそうだろうなと。

根拠なし直感ではありますが、美咲ちゃんは「白い家」の前あたりよりも先---例えば「椿三の橋」であるとかその先のヘアピンカーブのところにあるバリルート入り口あたりであるとか、あるいは例のY字路を右手に行った先にある堰堤あたりであるとか---には行ってないのでは?・・・という気がしています。

要は彼女は先におやつを食べ終え遊びに出かけた子供たちを追って「椿二の橋」を渡って「白い家」の前まで来て、

そこから例の椿沢沿いの小径(「おやつだよ~!」と呼び戻された場所)に右折しようとしたあたりで、車に乗せられ、連れ去られたのではないかと。

 

3.車の色はシルバーか白である

 

自分的には連れ去りに用いた車は黒系かと勝手にイメージしていたのですが、明るい系だったとすれば意外だなと。

あれから3年以上が経過していますので、犯人はすでに車を買い替えたかもしれません。

 

4.車に乗せたのは男であり、美咲ちゃんと思われる女児に手を振っていた

 

これは、具体的にどのような手の振り方だったか---例えば「キャンプ場で偶然出会った顔見知りにおーい!と手を振るように横に振っていた」とか「自分のほうに招き寄せるように、おいでおいで的に手を振っていた」とか---は言っていませんでしたよね。

とにかく、「手を振っていた」と。この件について一つ思ったことがありまして、この「手を振っていた」ということをもって、

だったら顔見知りの犯行ではないか?

的なことを言われているコメントを目にしたのですが、それは必ずしもそうとは言い切れないのでは?と思うわけです。

もちろん顔見知りであれば横だろうが縦だろうが手を振るのは自然なことなのでしょうが、たとえ顔見知りでなくても・・・

例えば美咲ちゃんが例の自販機横の「椿二の橋」を西側に渡り「白い家」の前あたりにいたときに、美咲ちゃんに対して親しげに手を振り、

「君どうしたの? 友達を探してる? ああそれなら皆あっちのほうへ行ったよ(と指をさす)。皆のところまで送ってあげるから乗りなさい」

と言って甘言で(まさかこんなところに人さらいがいるとは夢にも思っていない)美咲ちゃんを騙し車に乗せたということもあり得るわけですし、

あるいはまた、美咲ちゃんに対して「ちょっと君!」と手を振り、

「君はキャンプに来た子だろ? 駄目だよこっちのほうまで来ちゃ! ここはもうキャンプ場の外だよ! 橋からこっちはよその家の土地だよ! すぐお母さんのところに帰りなさい、送るから、さあ、乗って乗って!」

あるいは美咲ちゃんに「おーい君!」と手を振って声をかけ、

「君はキャンプに来た子だろ? 駄目だよこっちのほうまで来ちゃ! ここはもうよその家の土地だよ! それに今すぐその先の道でクマが出たばかりで危ないよ! すぐお母さんのところに帰りなさい、送るから、さあ、乗って乗って!」

といった具合に、初めて来た慣れないキャンプ場で、まさかこんなところに人さらいがいるなどとは夢にも思ってない状況で、

しかも子供の「悪いことをしたかも」「叱られたくない」という引け目につけこむような言い方をされ、

しかも考える隙を与えないような、あたかもキャンプ場の責任者であるかのような堂々とした有無を言わせぬ態度をとられた場合、

これに抗し得る小1児童がどれほどいるか?言われるがままに車に乗ってしまうのでは?というケースもあると思うのですよ。それは中には

このオヤジ、怪しい・・・

として乗車を拒む7歳児童もいるだろうとは思いますが、

しかし、促されるままに、唯々諾々と乗り込んでしまう児童もけっこういるのでは?・・・と思われるわけです。

なので、いずれにしてもその「手を振っていた」というのがあたかも顔見知りが呼びかけるとか招き寄せるかのような手の振り方だったとしても、

必ずしもそれは、その手を振った人物が美咲ちゃん(と思われる女児)の顔見知りだったとは限らない、ということではないかと思うわけです。

(もちろん、顔見知りだった可能性もあるとは思いますが)

 

5.車は白い家の前から東の方向に走り去った

 

これは東でも西でもどっちでもよいのかなと。

(「白い家」の前から東に走り去って県道413号に出てからも東(東京方面)に行く、あるいは、「白い家」の前から東に走り去って県道413号に出てからは西(静岡方面)に逃走した、等々のパターンがあるので、考えても仕方ないのかなと。どちらのパターンでもNシステムを避けるルートはありますし。)

 

6.美咲ちゃんと思われる女児は山にも涸れ沢にも来ていない

 

これはこの件を「遭難事故」ではなく「(刑事)事件」だと言っている人の大半が言っていることであり、

そうした人々の一人である自分としては、霊が「美咲ちゃんと思しき女児が山や涸れ沢に来たのを見ていない」というのであれば、それはその通りだろうなと思うわけです。

ただし、事件の場合でも「美咲ちゃんは生きた状態で犯人と一緒に山に登り、そこで殺害され放置された」的な見立てもあり、

その場合だと美咲ちゃんは一応山には登ったことにはなるのですが、京明氏による霊への聞き込み結果を前提とすれば、彼女が犯人と一緒に山に登ったという線は無いのだと、

やはり彼女は山ではない別の場所に車で連れ去られ、そこで殺害され、後日に遺体か遺骨の状態で山(涸れ沢)に遺棄されたという線が強い・・・ということになるのかなと。

 

7.涸れ沢に骨を置いていった男がいる

 

これはもし事実だとすればなかなかに凄い証言かと。

あくまで事実だとすればですが、その「男が涸れ沢に骨を置くシーン」というのはやはりどう見ても異様なものだと思うのですが、

それを目撃した熟女の霊(きくよさん@30~40代と見える昭和の女)にとってもそのシーンがよほど印象に残っていたのか、京明氏に対して

それ(男が骨を置いた件)を聞きに来たんじゃないの?

と逆に質問していたような状況ではあったと。

ともあれ、あくまでこの霊の証言を前提とすればですが、涸れ沢に骨が散在していたのは要するに

骨の状態になってからの、後置きだ

ということになるのかなと。

事件と見立てている方々の間でもこの部分(涸れ沢には遺体の状態で遺棄したのか、それとも遺骨の状態で遺棄したのか)は意見が分かれるのかなと思うのですが、

私の場合は「骨になってからの、後置き」であろうと考えているので、この霊の証言には個人的には納得するものがあったと。

涸れ沢は現場を知らない登山の未経験者が入り込むにはなかなか苦労するであろう難所とはいえ(とはいえ「369の約束手形」氏は特別な装備もなく入っておられましたが)、

特に現場に何度も入ったことがある人間や登山経験が豊富な人間にとっては骨や遺留品をリュックに入れて入り込むのにそこまで困難があるとは思えない場所であり、それゆえに自分としては、この遺棄を行った犯人像として

現場一帯の地理に非常に詳しい、あのキャンプ場にも何回も来ている、道志の山々などはそれこそ自分の庭のように縦横無尽に歩き回れる、かなり本格的に登山をやりこんでいる人物ではないか

と書いたのでした(過去記事・その33)。そのような人物が、遺体が骨になってからそれを置きに来たのではないかと。

 

それとこれは京明氏の動画とは全く関係ない話に脱線してしまうのですが、

「重さ25kgの遺体を背負ってあの山を登り、涸れ沢にまで持ち込むことができるか?」

という問題について、

できるという見方もあり、できないという見方もあるわけですが(特にまだ涸れ沢動画が出回ってなかった初期には「この涸れ沢には落差30メートルの崖がある」「入り込むにはロープワークが必須」などと人を寄せ付けない難所であり遺体を持ち込むなど絶対に不可能であるかのようなデマと言ってよい説が吹聴されていた)、

私は遺体ごと持ち込むのは当然できると思うのですが、実際どんなもんなんでしょうか?

例えばの話、下のようなコンテストを・・・つまり、

「ミッションをクリアしたら、賞金1000万円

ミッション内容: 体重25kgの人型の物体をビニールに梱包しリュックに詰め、その物体をあの涸れ沢の美咲ちゃんの骨が比較的まとまって発見された地点に置き、そのまま下山してくること」

条件1: 遂行時間は午後23時から午前5時までの6時間とする(深夜から早朝にかけての暗闇の中でのミッションとする)

条件2: 涸れ沢のその地点へはどこからどう登ってもよい。つまり必ずしも傾斜のきついバリルートから登る必要はなく、傾斜の緩い大室指側から登ってもよく、涸れ沢の下流から直登することも可とする」

条件3: 本番に臨む前に涸れ沢のその地点までの最も楽なルートを調べるための実地調査を5回まで行ってよい(つまり目的地までのルート取りについてはぶっつけ本番である必要はなく、本番までに5回、自分にとって最適なルートを探るための予行演習をしてよい。→→犯人は当然、遺棄前にもこの涸れ沢に入ったことのある、涸れ沢をよく知る人物との想定から)」

条件4: 懸垂下降用のロープなど登山用のいかなる道具の使用も可とする(犯人は当然そうしたものを制限なしに使っていたとの想定から)」

条件5: ロープワークやナイトハイク(夜間登山)初心者については、本番前に3か月間、ロープワーク&ナイトハイクの訓練を可とする(犯人もそのあたりに熟達していたとの想定から)」

条件6: 仮に崖のような場所で25kg入りリュックを背負っての降下に難を感じた場合は、その25kg入りリュックを先に崖下に投げ落とし、身軽になってからロープで降りることも可とする(つまり難を感じた場合はその25kgの物体を転がそうとロープで吊るし降ろそうと崖下に投げ落とそうと、どのような形であれ涸れ沢の問題の地点にまで移動させればミッションクリアであり、その物体が最終的に無傷であることを要しない)」

このようなコンテストを10月7日ごろにどこかの大富豪が開催した場合、絶対に不可能だとして応募者が全く出ないという事態になるだろうか?・・・ということを考えてみると、

私はおそらく逆に応募者殺到で早々に募集締め切りとなり、

コンテストの結果も、何も山岳のプロ・セミプロのような方々や習志野の空挺団(そこまでいかなくても一般部隊のレンジャー)のような方々を持ち出すまでもなく、

素人の登山好きの方々やそこらの健脚自慢~体力自慢の方々が続々ミッションクリアして賞金をせしめて大喜び、呆れながら

「こんなんで(1000万円)貰っちゃっていいの?」

という事態になるのでは?と思いますが。

ほぼ間違いなく、参加者100人いれば100人クリアする状況になるかと。

 

なのでこう感じている自分としては、美咲ちゃんが(遺骨の状態ではなく)遺体の状態で涸れ沢に運び込まれた可能性も普通にある(つまり遺体の状態で運び込むのは、人や条件によってはそう難しくはない)とは思っているのですが---例えば2019年9月21日の誘拐後に一時期自宅に監禁したのち大規模捜索が終わる直前の10月4日~5日に手に負えなくなって殺害したとして、大規模捜索が終了した10月6日から台風19号が来た10月12日の間に遺体を闇夜に紛れて涸れ沢に運び込めばこの事件の考察ポイントの一つである

あたかも台風19号の影響を受けたように見える遺骨・遺留品の状況

といったようなものは容易に出来上がるのではないかと思いますが---しかしそれにもかかわらず---直感ではありますが---自分はやはり

骨の状態で、例の台風19号の後に運び込まれたのでは?

と思っているのですよね。

こう感じる根拠をしいて探してみるとすると、やはり例の涸れ沢と林道との合流点の地表で2022年4月23日に発見され大騒ぎになったあの後頭骨の一部、

あれが「見つけてください」と言わんばかりに人目に触れやすい林道わきでしかもちゃっかり地表に出ていたこと、

またあの目立つ色(エメラルドグリーン)の靴の少なくとも片方が枯葉の上にポンと置かれたように地表に出ていたらしいということでしょうか、

あのあたりが自分の中で「骨を後から置きに来たのではないか?」という印象のそもそもの原因になっているのかな、とは思います。

(犯人的にはあの後頭骨を誰にも発見してもらえなかった場合は、もう少し大きな分かりやすい骨を追加で置いてみる予定だったとみることもありではないかと。)

また言いにくいことですが自分が抱いている犯人像(小児性愛者)、要するに遺体には犯人の痕跡(DNA)が残っていたのではないか?

だとすれば、遺体を丸ごと涸れ沢に遺棄するのは遺体に残った犯人の痕跡ごと遺棄することになり、それは(涸れ沢は人があまり入らない場所とはいえ)犯人にとってリスクが高すぎる、とすればやはり骨の後置きなのではないか?

それに加えて、ここ最近「秘密の考察室」氏が行った聞き取り調査(消防団で捜索指揮を執っていた方への聞き取り調査)や行方不明直後に現地で捜索に当たられた元ボランティア団体の方の証言によれば、

どうもあの「涸れ沢は捜索範囲から漏れていた」という(初期のころやたらと喧伝されていた)話がデマだったらしい(つまり涸れ沢は少なくとも消防団やボランティアによって捜索されていた)ということが明らかになってきたこと(つまり当時あの涸れ沢に人間の遺体があれば捜索隊に発見される可能性のほうが高かったのではないかと思われ、それが未発見に終わっていたということはやはり骨の後置きの可能性が高いのでは?と)、

また、これは結果論ではありますが、遺体の全体を涸れ沢に持ち込み遺棄したにしては発見された遺骨・遺留品の数があまりに少なすぎたということも、その「遺骨の後置き」「遺棄されたのは遺骨や遺留品の一部ではないか」という思いを後押しした、という感じでしょうか。

 

8.涸れ沢に骨を置いていった男は黒っぽいビニール服(上下)を着ていた

 

この黒っぽいビニール服の上下について、動画では「ジャージの事か?」とテロップがついていましたが、

確かにジャージでもいいかもしれませんが、わたし的には犯人は道志の山々に詳しい、登山をやりこんでいる人物を想定していることから(過去記事「その33」)、ジャージではなく「登山用のヤッケ(ナイロン製)」と見てもよいのではないかと思いました。

 

小倉美咲ちゃん行方不明事件

 

9.美咲ちゃん捜索の時の捜索メンバーの中に、涸れ沢に骨を置いていった男と似た人物がいた

 

これは要するにその骨を置いていった男が、あの大規模捜索の時のボランティアを含む多数の捜索人の中に紛れ込んでいた可能性を示唆しているのだと思うのですが、

この点、自分的には過去記事(その33)において、この事件の犯人像として

遺棄現場の選定や遺棄の状況からして、おそらく美咲ちゃん失踪事件に関する捜索状況・捜索範囲などについて非常に詳しい人物、以前の記事でも触れたように、もしかすると捜索に関与したあの膨大な数のボランティアを含む捜索人の中に紛れ込んでいた可能性もあるのではないか

と書いていたのですが、この

「ボランティアを含む捜索人の中に紛れ込んでいた可能性」

つまり犯人自ら捜索人となって、額に汗をかき深刻そうな顔をし大声で女児の名前を連呼しながら必死で探すふりをしている図というのは、なんといいますか非常に劇場的というのかいかにも小説的に作ったような非現実感があり、

確かに過去のケースでは「犯人その人が捜索人の中に紛れ込んでいた」という事例もあるにはあるにせよ、

しかし今回の道志村の件でも果たして本当にそうであったのか?・・・という点については、あのような犯人像を自分で描きつつも内心では半信半疑といったところではありました。

その半信半疑が、今回の京明氏の動画を受けて---私自身は京明氏は霊を見たり話したりといった点で高い能力をお持ちだと感じている人間ということもあり---「確信」とまではいかないにせよ、それに近い思いには変わったと。

 

この「捜索人への紛れ込み」という行為に加えて先の「林道わきの後頭骨など、遺骨の後置き」ということを事実であるという前提で考えてみると、

自分としてはいよいよこの犯人は愉快犯的な・・・つまり騒動を起こして人の反応を楽しんでやろう的な側面も強く持っている人物ではないかという気がしてくるわけです。

いちおうそのあたりも過去記事(その33)で触れてはおりましたので、当該記事からそのまま引用させていただきますと(以下、青字赤字の部分)、
この人物(犯人)が子供のころから、この人物の周辺で、例えばクラスの誰かが大切なものを失くして友人たちが慌てて探し回るであるとか、女子の着替えやシューズが失くなる、女子の机の中にトカゲやヘビの死体が放り込まれるであるとか、その虚言癖に気づいた一部の友人たちから

ホラッチョ●●

ホラ吹き●●ちゃん

などのあだ名が付けられハブられる、玄関の前に謎のうんちが置かれる、ガラス戸にが投げ込まれる、近所の駐車場で10円パンチパンク被害が横行する、不審火が起こる・・・などの現象があったかもしれない
と、これに類するような人騒がせな出来事がその人物の周辺ではなぜかよく起きる・・・もしかするとそんな愉快犯的な犯人像も意外に的外れというわけでもないのかも?・・・という気がしてくるわけです。

 

長くなっていますので今回はこのあたりにしようかと。

 

更新までにまた間が空くかもしれませんが、何かしら進展・新情報あればその時はまた何か書かせていただきます。

橋本京明氏の道志村シリーズでもし

「私、見たんです!」

と身振り手振りを交えながら「白い家」前の車による連れ去りや骨の後置き、捜索人への紛れ込み、愉快犯云々を熱っぽく語るやけに饒舌な霊が登場した場合には

「雑感の奴、突然死したな」

と笑ってやっていただければと。