先日、旧暦の2月2日は「土地公」の誕生日だった。
各地の廟はそれぞれ「土地公」のお誕生日をお祝いした。
「土地公」は簡単にいうと、その土地の神様=地主神
それぞれの土地を守っているお神様なので、どこへ行っても必ず「土地公」の廟がある。
「土地公」は台湾人にとって、一番親しいお神様だと思う
「土地公」のほか、「福德正神」という名前とも呼ばれている
廟へ行くとき、大体「福德正神」の扁額が見れる
「土地公」は商売繁盛のお神様なので、
店や会社を経営している人は毎月、旧暦の2日と16日は「土地公」を祀る
(一般家庭でしたら、毎月、旧暦の1日と15日)
店や会社の前にお供え物を置いて、「土地公」に商売繁盛を願う。
もしくは近くの「土地公廟」へ行くのもあり。
廟だけでなく、家や店や会社で「土地公」の神像を祭ってる人もたくさんいる!
商売繁盛だけでなく、普通に家内安全などを願っている人もたくさんいる
話は戻って、「土地公」のお誕生日の時、よく見たのは「麺線」と「寿桃」
このようなゴージャスなそうめんと寿桃は廟にいっぱい祀ってる。
台湾と日本のお神様を祭るとき、一番違うのは賑やかさだと思う!
台湾はとにかく、賑やかにする!!
「麺線」は日本のそうめんのようなもの
麺は長いので、長寿の象徴になる
「寿桃」の起源は「仙桃」(仙人が食べてる桃)、これも長寿の象徴
どちらも縁起のいいものなので、お誕生日の時、中華料理のレストランでの宴会料理を食べるときも出てくる
一般的には”こしあん”と”しろあん”の二種類がある
お饅頭のようなものなので、熱いうちに食べらないといけない。
冷めたら、硬くなるから。
まぁ~蒸したら、また柔らくなるので、冷蔵庫に暫く置いても、問題ない!
ちなみに、お饅頭の桃を買えないとき場合、おもちのような寿桃もある