フランスの民間企業で働く労働者が受け取る平均月収は、額面金額で3,466ユーロ(571,000円)、手取金額で2,630ユーロ(433,000円)であることが、フランス国立統計経済研究所(INSEE)の最新報告で明らかに。

 

 

これを年収に換算すると、手取金額で31,560ユーロ(5,202,000円)ということに。
 
とはいえ、これは職種によって異なり、管理職員の平均月収は手取金額で4,490ユーロ(740,000円)であるのに対し、現場作業職員のそれは1,940ユーロ(320,000円)とかなり差があるところ。
 
フランスでは、多くの人々が最低賃金(SMIC:salaire minimum de croissance)で働いており、2024年1月の時点でその月収は手取金額にして1,292.20ユーロ(213,000円)。
 
最低賃金で働く人が多いのは、ホテル、レストランが代表する接客業(ホスピタリティ産業)で、40%が最低賃金で働いているというのが現状。ただしこれらの人々は、税金がかからないチップによる収入があるというのも事実。
 
ということで、手取金額31,560ユーロという国民の平均年収も、多くは実際にこれよりかなり低い収入を得る人々と、逆にかなり高い収入を得る人々の平均値ということに。
 
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正に格差。平均給与は、都市と地方でもかなり開きがあるのでしょうね。
 
過去に、ブドウ摘みやレストランの皿洗いをしましたが、いずれも最低賃金でした。
 

 

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