2023年度における、フランスの刑務所人口が過去最多を記録したことを、フランス内務省が発表。とはいえ、イギリスやアメリカと比べると、その数は依然として低く。

 

 

フランスでは2023年の1年間で、刑務所人口が4,415人増加して76,766人に。これに対し、イギリスの刑務所人口は95,526人、アメリカのそれはおよそ1,230,100人。

 

人口10万人あたりの刑務所人口を比較すると:-

フランス107人

イギリス143人

アメリカ531人

 

フランスでは2020年以来、6か月から1年という短期間の懲役刑は、ブレスレットによる電子監視や社会奉仕といった他の方法で施行されるようになり、これがフランスの刑務所人口を低く抑えている要因、と極右は指摘(非難)するところ。

 

実際にフランスでは、マクロン政権が、制服の導入や学校におけるアバヤ(アラブ民族衣装)の着用禁止、そして移民法の強化を推進しているにもかかわらず、2年連続して刑務所人口は増加している状態。

 

イギリスやアメリカに比べれば低い、フランスの刑務所人口だけれど、欧州理事会は懸念の意を表明。

 

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あれだけ暴動があれば、刑務所人口も増えると思いますが。それでも他国より少ないとは、多くが執行猶予、社会奉仕で終わっているのでしょうか。

 

ちなみに、日本の国民10万人あたりの刑務所人口は43人で、G7の中で最少という話です。

 

 

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