最新の世論調査によるとフランス国民は、「豊かに暮らす」には、現在の収入にプラスして、1か月につき平均897ユーロ(147,000円)のお金が必要である、と考えていることが明らかに。

 

 

また19%の国民が、現在より1,000ユーロ(164,000円)のお金が必要であると考えていると、世論調査を行った社会消費観測所(Observatoire Société et Consommation)が報告。

 

「経済的な豊かさ」という定義に対し、国民の27%が「生活に必要なものが賄える状態」、23%が「金銭問題を抱えていない状態」、18%が「小さなご褒美を自分に与えられる状態」と回答。

 

調査では、豊かさの定義は個人によって異なるものの、収入を問わず、「予期せぬ出来事にも、自分の収入で対応できるという、コントロールできる状態」が、国民の念頭にあることが明らかに。

 

月収別に「豊かさ」に求める金額は:-

月収1,500~2,000ユーロの世帯では月751ユーロ(123,000円)

月収6,000ユーロ以上の世帯では1,369ユーロ(225,000円)

収入のある人ほど、さらなる収入を求めているという結果。

 

また年齢、世帯形態、居住地域、性別による、「豊かさ」に求める金額は:-

55~64歳では1,014ユーロ(167,000円)

子どもがいる家庭では1,077ユーロ(177,000円)

パリの居住者では1,044ユーロ(172,000円)

男性では943ユーロ(155,000円)

女性では852ユーロ(140,000円)

 

このように多くの国民がより多くのお金を求めるものの、65%の国民が「概ね幸せ」、55%が「現在の生活に満足している」と回答。

 

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豊かな生活、と言えば、やはり定期的に外食して、休暇には旅行に出かけることができる、余裕のある状態ではないでしょうか。でも基本は「自分でコントロールできる状態」であることは間違いありませんね。

 

 

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