仏語と英語でほぼ同じ綴りを持つ単語は、意味も同じと思って使いがち。でも中には、ニュアンスが異なるものも多し。そんな単語を、5つご紹介。
1、injurier≠injure
フランス語のinjurierは「侮辱する」という意味で、英語ではinsult。一方、英語のinjuryは「怪我をする」という意味で、フランス語ではblesserを使うところ。
2、actuellement≠actually
フランス語のactuellementは「現在のところ」という意味で、英語ではcurrently。一方、英語のactuallyは「実際に」という意味で、フランス語ではen faitを使うところ。
3、eventuellement≠eventually
フランス語のeventuellementは「おそらく(~することになるであろう)」という意味で、英語ではpossibly。一方、英語のeventuallyは「最終的に」という意味で、フランス語ではfinalementを使うところ。
4、passer≠pass
フランス語のpasserは「時間を過ごす」という意味で使用されることが多く、この場合、英語ではspend time。一方、英語のpassは「通り過ぎる、合格する」という意味で、フランスでも同様に使われる次第。
5、la déception≠deception
フランス語のla déceptionは「失望」という意味で、英語ではdisappointment。一方、英語のdeceptionは「欺瞞(欺くこと)」という意味で、フランス語ではla tromperie、またはla duperieを使うところ。
・・・・・
ニュアンスの問題、難しいですよね。会話の中で聞いたり、使ったりして、「あれ、おかしい、意味違う?」と気づくこと、しばしば。
ペリゴール地方・中世の町巡り~お問い合わせは、フェイスブックで!
ランキングに参加中。よろしくお願いします!