1973年(昭和48年)1月8日、チェンマイ在住
の日本人玉本敏雄が人身売買の容疑で逮捕
された。
8歳から17歳までの少女13人を妻などとして
同居していたのである。
事件はタイや日本でも大きく報道されチェンマイ
という名前が一躍有名になったのである。
昭和40年代のタイは日系企業が多数進出し、
進出を反対する学生運動が起こる中での事件は
対日感情を一層悪化させた。
玉本氏は少女たちの親へお金を支払い見受け
した後も毎月の仕送りを欠かさなかったようで、
逮捕を知った少女やその家族で彼を悪く言う人
は誰もおらず、一日も早く戻って来ることを祈っ
ていたとのことである。
その後、玉本氏は広域暴力団の麻薬密輸に関与
したとのことで日本へ強制送還され、懲役6年の
実刑判決で神戸刑務所へ服役したのであった。
One Kitchenのタイ風スパゲッティ
今日もブログを読んでいただきありがとうございます。