動物は死を恐怖心無く受け入れている | ライフチェンジナビ

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魂への旅 《宇宙でさえもあなたの一部》

(前の記事の続きです。)
著者のマイケル・J・ローズさんが体験したことを読みやすく物語のように書いた本です。

今日は動物の意識について。

その中でも犬についての部分です。

著者は、以前飼っていた牧畜犬と、ペットだったグレートデンを泣く泣く銃で殺したことがありました。

その時の自分と犬の両方の意識を二重に体験します。

これはペットとして動物を飼っている人や、動物との感情的つながりがある活動をしている人には、是非読んでもらいたい部分です。

人間は、動物の死も、人間の価値感と感情の下で罪悪感や悲しみを、時にはトラウマになるほど抱えてしまいます。

実はそのことは、手放した方がいいのです。
感情的な執着を手放さないと、愛を受けとめられずにいます。

「誤って使うと、感情と知性は障害となり、自然への見かたをゆがめる・・・」


さて、著者、マイケルは、どんな体験をしたか・・・

最初の犬、牧畜犬の意識は、子犬時代から、マイケルの所へ来る前から始まります。

動物の意識は、前の記事の植物と違い、個体の意識です(ただし、生きているときは)。

兄弟の犬たちと遊び、寝て、食べて、また 遊び・・・
育つにつれて湧き出る衝動。

マイケルの農場へ来るまで連れて来られ、そこで他の犬たちと会い、

牧畜犬としての家畜を追う(仕事)への衝動、雌犬を求める気持ち、

時を経て、家畜を追うこと無く、鎖につながれて過ごす日々に変化します。
そのうちに、家畜を追えないストレスから、衝動的な怒りが湧き起こります。

もう1匹の牧畜犬は、個体差なのか、あまりストレスを感じていません。

ストレスが募り、もう1匹の犬を衝動的にかみ殺してしまいます。
相手を殺してしまってから、衝動的な熱い怒りが収まり、とてもひどいことをしてしまったことに気がつきます。

人間の自分であるマイケルは、それを発見して嫉妬だと思い込み、まだ小さい子供の安全を考えて殺すことを決めます。

犬の意識は、マイケルが自分を殺しに来ることがわかります。
犬の意識は、人間が行動を起こす前に、その意識を知覚します。

しかし、犬の自分の意識は、自分が殺されると知っていても飼い主への愛でいっぱいです。死ぬことへの恐れはありません。銃を持っているマイケルにしっぽを激しく振ります。

マイケルが引き金を引き、体がドスンと倒れ、意識は体を離れて、

自由に駆け、他の犬の意識とつながります。

自分はさっきの肉体を持っていた犬であり、さっき自分がかみ殺した犬であり、以前一緒に牧場で仕事した犬であり・・・

その知覚と共に、マイケルとしての意識は、間違った理由で犬を殺してしまったことに気づき、罪悪感でいっぱいです。そして、すべての犬と意識がつながっている状態です。

銃で殺された犬の意識には、非難も怒りも無く、飼い主を愛している。


そして、もう1つの犬の意識と人間としての自分の意識との二重の体験は、ペットのグレートデン。

子犬時代は家の中で子供たちと暖炉の前のフカフカカーペットで寝ていたのに、大きくなったら外へしめ出されてしまった。

しかし、ただ受け入れている。

体が大きい自分を怖がる訪問者、その恐れを感じ取り、その放射しているエネルギーが嫌で吠える。

愛し、愛される事が犬の私の生命そのもの。


年をとって足の1本に腫瘍ができ、痛みがある。急速に悪化する犬の自分は、飼い主マイケルが自分を殺しに来ることが分かる。

嘆き悲しむマイケルを心配する犬の自分の意識、でも死の恐れはありません。あふれ出る愛でいっぱいです。

信頼してくれている犬に銃口を向ける悲しみで手が震える人間の自分、マイケルの意識を同時に体験します。

引き金が引かれます。

犬の自分は頭に衝撃を受け、もう痛みが無く、自由に、光の自分になります。

犬のスピリットの自分は、泣いてるマイケルの涙を舐めようとします。
恨んでないことを伝えようとしますが、人間のマイケルには、グレートデンのスピリットに気づきません。

マイケルは深い悲しみの中で、愛している犬の意識に気づけません。

その両方の意識を体験している自分は、罪悪感でいっぱいになります。
その罪悪感を手放し、圧倒するほどの犬の愛に焦点を当てます。

その後も、それまで関わったことのあるたくさんの動物種の意識を体験します。

しかし、犬の意識との体験で罪悪感を解放し、感情的な執着がなくなったことで、それ以降の動物達は、トラウマのような体験をすること無く経験していきました。


牛の意識では、牛が人間の自分に意識を送っていました。

牛は、人間がその意識が送られてもわからないときと、受け取れているときを認識していました。


「死は終わりではなく、生命は続くものである。」と、動物たちは知っていました。

死に対して、動物たちには感情はありませんでした。


マイケルの動物の体験は、生命が始まりと終わりの連続ではなく、切れ目が無い継続的なものだという学びでした。

犬は「忠実」とか「信頼」の代名詞のように表現されますが、それ以上に「愛」の存在なんですね。

人間が太古から犬を飼ってきたのは、無意識に「愛」に傍にいて欲しかったんですね。


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