久しぶりの投稿がこんな内容でとても悲しいですが・・・
本当に悔しくて悲しくてたまりません。
フットボールが持つ価値を信じ、人生をかけてその価値を社会に発信し、フットボールで社会貢献をすることによって、日本のフットボールを発展させる。
その思いでこれまで活動してきたし、これからもするつもりです。
でも、今回の日本大学フェニックスが起こしたことは、スポーツ史上に残る悪質で許されないものです。
日本のフットボールの伝統校であり、本来はフットボールの価値を社会に発信することが期待されている存在である日本大学で、フットボールどころかスポーツの価値を汚すこのようなことがなされた、本当に残念でショックです。
こんなことがあってはフットボールに価値があるなんて言っても、しばらくは誰も信じてもらえない。
二度とこんなことが起こらないようにしないといけない。
今の自分の無力さを噛みしめ、マイナスからの出直しです。
まず出来ることとして、新潟ファイティングシャークスとしてのスタンスをメンバーに伝えました。
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【アメリカンフットボール界で起きた問題について】
既にご存知の人も多いと思いますが、5/6(日)の
日本大学フェニックス 対 関西学院大学ファイターズ
の試合で日本大学フェニックスのディフェンスラインが
非常に悪質な行為をしました。
アメリカンフットボール界のみならず、スポーツ界にとって非常に重要な問題ですので、チーム代表として本件に関して意見を伝えます。
経緯は以下を参照してください。
http://qboekendorp.hatenablog.com/entry/nichidai-unspo/
現在、スポーツは社会的意義や公共性を認められることによって、その活動を社会に支援してもらっています。
スポーツで人として学ぶことは非常に大きいですし、健康や、地域交流の活性化にも役立っています。
ただ、それはスポーツの価値が発揮されて初めて起こることです。
それではスポーツの価値が発揮されるには何が必要でしょうか?
それは私は
①スポーツマンシップ
②スポーツを楽しんで夢中になる心
③正しいコーチング
の3つだと思っています。
今回起こったことは上記の3つ全てを壊し、スポーツの価値を著しく損ね、逆にスポーツが社会にとって不要なものであると見なされるものです。
日本のアメリカンフットボールは本来、この3つがしっかりと揃うように「フットボール綱領」というものを定めています。
以下の10ページ目からです。
http://americanfootball.jp/wp-content/uploads/2017/09/93722a280ec73c9070f0ac8157de31f3.pdf
今回のことはフットボール綱領に大きく反することで、日本のアメリカンフットボール界はこれを断じて認めてはいけないと思います。
おそらく学連も情報を整理した上で厳重な追加処分をするでしょう。
新潟ファイティングシャークスとしても、この事は決して認めません。
ただ、世間の見る目は日本大学フェニックスであろうと新潟ファイティングシャークスであろうと「同じアメフトの人」です。
私たちはこの世間の目があることを認識し、今回のことで失ったアメリカンフットボールに対する社会からの信頼を取り戻す、という意識で行動していかなければなりません。
フットボール綱領をチーム全員でもう一度読み直し、新潟の小さなところからですが、アメリカンフットボールが失った社会からの信頼を取り戻すべく日々活動をしていきましょう。
何か他の人で思うところあったら是非意見発信してください。