詐欺!】市民団体の集会かと思ったら、次世代の党議員の集会だった・・・ | 儂は悪くないぞ!松平が!松平の奴が悪いンだ!

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 騙された。結論からいえば、巨大防潮堤に反対する(実は反対ではない)集会かと思って行ってみれば、来年の参院選に向けた次世代の党の集会だったでござる!の巻という感じであった。


 ある日、Facebook上で安倍昭恵さんが、ある記事を紹介した。 




 自分の仕事は震災の補償関連であり、遅々として進まない補償や、最近、浪江町住民100人が国を訴えるなどの現状を聞くに及んで、被災者の皆さんの気持ちは、どんなものだろうかと気になったので、迷わずFacebookから参加してみた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150514-00000041-mai-soci

 宮城県は隣の県とはいえ、北側の一部の町は補償を受けており、当日は被災地に暮す人々の怒りや、抗議の声明などの本音が生で聞けるんだろうなと(少々不謹慎だが)楽しみにして会場である参議院議員会館 B108会議室へ向った。


 もちろん議員会館を借りてるのだからバックに議員がついているだろうと思ってはいた。正直な話、ここで山本太郎と小沢一郎がでてきたり、社民や共産の議院がでてきても驚かない心積りであったが・・・あんな目に会おうとは・・・

 会議室入って手渡されたパンフの中に式次第があり


一、主催者挨拶
   大塚博子 海、みらい!代表
   宮城県気仙沼市出身『オーストラリア在住』・震災遺族

 おっと、へーオーストラリア在住なんだ・・・30秒ほど親族を失ったアピールを棒演技(泣いてるけど涙でてない)したあと、我々の反応が皆無なのでガラッと空気を変えて
 この代表さん曰く「実は巨大防潮堤には反対じゃないんです。」え?反対派の集会じゃないの?
「どれがベストな選択か、よくわからないじゃないですか、だから皆さんと話し合いたいと思い」
『海、みらい!防災女性学習会』を作ったんだって。一応、今回は『防潮堤より避難道を!』という主張しているが、それについては触れず。
 なにこれ?なんかのカバー団体かな?誰かの集票かなという疑念が・・・とりあえず、この団体はNPO法人ではなく任意団体なので、別に特定の政治家を応援しても罪にはなりません。

さて誰かな?答えは、式次第を飾る次の文字列に

二、請願激励の言葉
   和田正宗氏:参議院議員 宮城選出
   堀潤氏:ジャーナリスト
あー元NHKの二人で、堀は良く和田の選挙の手伝いをしてるよな~まるで秘書みたいな存在だよな~って、オイッ!!
 会場では、堀が和田は議場で忙しいからとグダグダトーク開始!
しかし、客の反応が薄いので、トーク開始から二分ほどで、外で待機していた和田が、わざとらしく入ってきますが、大半は誰が入ってきたかわからんので反応薄し。この時点で11時20分すぎ、会場は11-12時までなのだが・・・これは期待してたことは聞けそうにないなと思い、私は会場を去ることを決心した。
 場内の様子は中年数名が嬉しそうに写真を取り、一人、意識高そうな若者がノートPCで延々と冒頭から続く・・・
 駄目だこりゃと思って私は会場を後にした訳だが、この光景を見て、嘗て、ネット右翼の間で問題になった事件を思い出した。


 Kazuyaというネトウヨ動画配信者が『議員が行かないなら国民が靖国神社に行こう』という靖国神社参拝を企画して人を集めた。

 そこにはKazuyaを信奉するネトウヨの若者が多数集まり、当日の運営はFacebookで募ったボランティアとアナウンスしていたが、 実際はデモ等で大人数の誘導に長けた職業右翼と思しき団体が仕切りを行い、少々の金銭トラブルを起こしながら、懇親会を新宿歌舞伎町旧コマ劇場周辺の開店わずか3ヶ月の怪しいビアホールでおこなった。そこへ現れたのが、松尾一郎と、参拝に来ても居ない(この点も彼らネトウヨの反感を買った原因の一つだ)和田政宗が演説を始めたという。


 和田は自分の選挙をボランティアで手伝ってくれる者を募集したりしだした。オルグるために集められた事実や、参拝をしていない和田が演説することに、参加していたネトウヨの半分位は反感を覚えたらしく、彼らによって、この事件がネット上に広められた。

 ちなみに今回は会場に来た記録として署名と、『任意で名刺』を要求。だが、今回名刺を差し出した人達がどうなってしまうかは私にはわからない。
 

・・・仲間であった在特会がニコニコから追い出されたりとヘイトスピーチ問題などに対して世間が厳しくなった昨今。先の選挙で移籍先の次世代の党の死に態ぶりをみて、ネトウヨ票に期待するのは危険だと感じたのだろう。市民団体を装って集票にきたようだ。
 もし、本気で巨大防潮堤に対して、反対したり、疑問に思っているのであれば、先行の団体に支援のメッセージを寄せれば済む事である。陰謀論的にみれば、これは分断工作を兼ねての運動かもしれない。


 最近、東京都がNPO法人として認定していたことがわかったネオナチ団体『外国人犯罪追放運動』(大体、こんな団体が都のNPO法人として存在していること自体、英国はともかく、欧州連中にとってボイコットのネタになるだろう)といい、巧妙にカムフラージュをするネトウヨ団体が増えてきたようだ。まぁ、こういった手段は彼らの飼い主である日本財団系の統一協会幸福の科学が得意とするところではあるが。
 こういった輩達のせいで、今、沖縄が危機に瀕しているのだが、それは今週の土日更新にでも。